ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

熊本市中央区にある水前寺成趣園は、サクラの花のちょうど見ごろでした

2016年04月04日 | 旅行
 熊本市中央区にある水前寺成趣園は、ソメイヨシノなどの桜が花を少し散らし始めた、お花見日和です。

 水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)は、寛永13年(1636年)に熊本藩を治めた細川家の三代目の細川忠利が、この場所に「国府の御茶屋」を設け、それから3代にわたって約80年かけて、この桃山様式の回遊式庭園を造りあげました。


 
 サクラの花が満開で、ちょうど春爛漫という時期での訪問でした。




 
この部分の中央には、“富士山”と名付けられた築山があります。

 水前寺成趣園の中にある出水神社(いずみじんじゃ)では、ちょうど結婚式の最中でした。
 
 水前寺成趣園の中心にある池は、阿蘇山の伏流水が湧き水として流れ込み、清冽な水の美しさを感じます。透明感が高いです。


 
 この池には、ヒドリガモが番で数組います。右に左にと結構、水面を動いています。



 ヒドリガモ以外では、カイツブリが番でいます。


 
 既に、この番は幼鳥を産んで育てているようです。カイツブリの幼鳥が盛んに潜っています(昨年の晩秋に産まれたものかもしれませんが・・)。この池の水の透明度は、水面の反射が反映しています。
 
 園内にある能楽殿では、ちょうど能を上演していました。





 ソメイヨシノなどのサクラが満開で、花が少し散り始めた花見のころに、新緑が美しい水前寺成趣園の庭を一周し、熊本市が豊かな湧き水に恵まれている土地であることを再確認しました。

 2016年4月2日(土)に、NHK総合テレビの番組の「ブラタモリ」で放送した熊本編では、阿蘇山に降った水が伏流水として熊本市などでは、豊かな湧き水として地上に出て来るという番組内容でした。その通りでした。