ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

標高約2600メートルの千畳敷カールでは黄色いシナノキンバイの花がきれいです

2011年07月29日 | 旅行
 木曽駒ヶ岳山系の名峰である宝剣岳(ほうけんだけ)山麓の懐に広がる千畳敷カールは、さまざまな高山植物が咲いてお花畑をつくっています。7月下旬に入り、チングルマやシナノキンバイ、コバイケイソウなどの高山植物が濃霧の中で咲いています。

 緑色の草原の中に、繊細な白い花のコバイケイソウがあちこちに咲いています。



 コバイケイソウは濃霧の中でも目立つ高山植物です。

 緑色の草原の中に、鮮やかな黄色の花のミヤマキンバイもたくさん咲いています。





 黄色い花のミヤマキンバイの群生はとても美しい風景です。

 可憐なピンク色のヨツバシオガマも草原の中で目立ちます。



 千畳敷カールは高山植物を見る“観光名所”になっています。その理由は、標高1662メートルにあるシラビソ平駅から、駒ヶ岳ロープウエイで一気に950メートルを約7分で上り、千畳敷駅に着くからです。

 しっかりした登山装備の登山家もいますが、近所に気楽に散歩に行く感じの服装のトレッキングの方も少なくありません。

 千畳敷カールは約40分ぐらいで一周できます。せっせと歩く方もいれば、階段状の山道をやっとのことで上り下りしている年配の方もいます。山登りの服装も千差万別です。

 宝剣岳の山麓に広がっている千畳敷カールから八丁坂を登ると宝剣岳の山頂に出ます。この山頂から、標高2925メートルの中岳を経由すると、標高2956メートルの木曽駒ヶ岳の山頂に登れるそうです。中岳山頂付近ではコマクサを見ることができるそうです。中央アルプスを十分堪能できる登山ルートだそうです。