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A TREE OF NIGHT ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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1945年~ トルーマン・カポーティ
私がカポーティに対して抱いている先入観は
たぶんこの本によるところが大きかったでしょう。
少しグロテスクで冷たい印象って言うのか、“ とりつく島がない ” って感じ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_lose.gif)
ちくま文庫版の短編集は南部やヨーロッパを舞台にしていて
けっこう人間味があったような気がしてるんですけど。
田舎や郊外を舞台にした作品と、ニューヨークなどの大都会を舞台にした作品に
決して小さくはない乖離を感じるのは私だけ?
あたかも田舎のカポーティと、都会のカポーティが二人いて、
好き勝手に創作活動をしているようにさえ思えます。
あまりにも作品に入り込んだため? 二重人格的な性格? 興味深いです。
短篇2冊読んだだけでこんなこと言うのもおこがましいんですが・・・
『最後の扉を閉めて(Shut a Final Door)』![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp02.gif)
初めての友人から奪ったマーガレット、パーティーで出会った女相続人ローザ、
そして恩人で恋人のアンヌ、次々と人を傷つけておきながらなぜ嫌われるかが
理解できないウォルターは会社もクビになってしまいます。
ニューヨークを去ろうと考えていると、見知らぬ誰かからの電話がかかります。
『ミリアム(Miriam)』![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp02.gif)
ある冬の日、ひとりで気持ちよい生活を送っている未亡人のミセス・ミラーは
優雅で弱々しい少女ミリアムと出会います。
ゆきずりのことだと思っていたのに、数日後ミリアムが
ミセス・ミラーの家のベルを鳴らします。 それも執拗に・・・
『夜の樹(A Tree of Night)/1945年』![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp17.gif)
女子大生のケイは、叔父の葬式の帰りに、汽車でひと組の男女の向かいに座ります。
いきなりしゃべりだした50歳ぐらいのだらしない派手な女に辟易するケイですが
次第にどうしようもない気持ちに襲われます。
女が水をくみに席を立つと、眠っていたような男がケイの方へ手をさしのべてきます。
以上、特にモヤモヤする3篇をあげてみました。
一種フリークスのようなファンタジー、夢のない幻想、
そして氷のように冷たく美しい、そんな物語でしょうか?
ハートウォーミングなものではありませんよね。
カポーティに関しては興味が湧いてきたので、他の作品も読まねば・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_shy.gif)
と思っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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1945年~ トルーマン・カポーティ
私がカポーティに対して抱いている先入観は
たぶんこの本によるところが大きかったでしょう。
少しグロテスクで冷たい印象って言うのか、“ とりつく島がない ” って感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_lose.gif)
ちくま文庫版の短編集は南部やヨーロッパを舞台にしていて
けっこう人間味があったような気がしてるんですけど。
田舎や郊外を舞台にした作品と、ニューヨークなどの大都会を舞台にした作品に
決して小さくはない乖離を感じるのは私だけ?
あたかも田舎のカポーティと、都会のカポーティが二人いて、
好き勝手に創作活動をしているようにさえ思えます。
あまりにも作品に入り込んだため? 二重人格的な性格? 興味深いです。
短篇2冊読んだだけでこんなこと言うのもおこがましいんですが・・・
『最後の扉を閉めて(Shut a Final Door)』
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初めての友人から奪ったマーガレット、パーティーで出会った女相続人ローザ、
そして恩人で恋人のアンヌ、次々と人を傷つけておきながらなぜ嫌われるかが
理解できないウォルターは会社もクビになってしまいます。
ニューヨークを去ろうと考えていると、見知らぬ誰かからの電話がかかります。
『ミリアム(Miriam)』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp02.gif)
ある冬の日、ひとりで気持ちよい生活を送っている未亡人のミセス・ミラーは
優雅で弱々しい少女ミリアムと出会います。
ゆきずりのことだと思っていたのに、数日後ミリアムが
ミセス・ミラーの家のベルを鳴らします。 それも執拗に・・・
『夜の樹(A Tree of Night)/1945年』
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女子大生のケイは、叔父の葬式の帰りに、汽車でひと組の男女の向かいに座ります。
いきなりしゃべりだした50歳ぐらいのだらしない派手な女に辟易するケイですが
次第にどうしようもない気持ちに襲われます。
女が水をくみに席を立つと、眠っていたような男がケイの方へ手をさしのべてきます。
以上、特にモヤモヤする3篇をあげてみました。
一種フリークスのようなファンタジー、夢のない幻想、
そして氷のように冷たく美しい、そんな物語でしょうか?
ハートウォーミングなものではありませんよね。
カポーティに関しては興味が湧いてきたので、他の作品も読まねば・・・
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と思っています。
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