まりっぺのお気楽読書

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イギリス王エドワード7世愛妾 アリス

2009-09-14 00:19:21 | 王の寵姫・愛妾
エドワード7世最愛の愛妾
ケペル大佐夫人 アリス・エドモンストン


1868~1947/愛妾 1898~1910

101人も愛人 がいたという噂のエドワード7世が
一番愛した女性というのがアリス・ケペルということになっています。

王太子チャールズ妃カミラのひいおばあ様にあたります。
愛人家系なのかしらね。

        

1891年にアルビマール伯爵の息子ジョージ・ケペルと結婚しました。
ジョージは三男で、でっかい領土はあったが財産はあまりありませんでした。
社交界に出たいと思ったアリスは夫を説き伏せてロンドンへ行くことにします。
ジョージとは、お互い深く愛し合っていた説と
ロンドンに部屋をもっていたから愛は無いけど結婚した説があります。
まるきり反対ですね。

いずれにしても、社交界に出たアリスには早々に不貞の噂がつきまといました。
しかもアリスの場合は自分からアタックするタイプだったようで
男性陣からはおおいに喜ばれていました。

1898年、アリスは競馬場で初めてエドワードに会って電光石火で愛妾に。
エドワードはアリスと離れたくなくてどこへでも連れ歩き自宅にも訪ねて行きました。
その時旦那様は家をあけるようにしてたんだって…かわいそ
エドワードのお気に入りは、アリスのハスキーな声と優雅な物腰だったそうです。

王妃アレクサンドラ・オブ・デンマーク はアリスのことは認めていて
エドワードが癇癪をおこすと扱いが上手いアリスを呼んだりしたらしいのですが
実は王妃はアリスより、同じ頃に愛妾だったアグネス・カイザーの方が
好きだったみたいです。

エドワードが危篤になった時、王妃はアリスを呼んでお別れをさせてあげたという
美しい話しもありますが、王が眠ると「出て行け!」と言ったという説もあり…
その気持ちは分かりますけどね。

エドワード7世の死後アリスは2年間セイロンに旅行しました。
その後カナダの株で一山当ててフィレンツェに移り住み1947年に亡くなりました。
夫ジョージとは最後まで仲睦まじかったそうで、アリスの死から2ヶ月後
後を追うようにジョージも亡くなりました。

アリスは1936年、エドワード8世がシンプソン夫人と結婚するために
退位をするというニュースを聞いた時
「私ならもっと上手くやるのに」と言ったとか言わないとか…
愛人道を極めた女のセリフって感じですな。

ちなみに、アリスの娘ヴァイオレット・トレフューシスも
かなりスキャンダラスな人生を送った女性として有名です。
しかも、相手はヴィタ・サックヴィル・ウエスト …女性です。
ヴァイオレットのことはまたの機会に…

(参考文献 ドーン・B・ソーヴァ『愛人百科』 
      森譲氏『英国王妃物語』 Wikipedia英語版)

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