デンマーク王フレデリク4世愛妾 エリザベス

　　　　　　　　　　　　　こちらがお世話していたソフィー・ヘドヴィク王女

重婚王、ひとり目のお相手
エリザベス・ヘレネ・アフ・ヴァーレック

1679～1704／愛妾　1699～1704

フレデリク4世は生涯に2回重婚をしているのですが。
二人目のお相手アンナ・ソフィーは後に王妃と承認されました。

一人目のエリザベスはプロシア大使アダム・オットー・フォン・ヴァーレックの娘です。
父親が1698年から1706年までコペンハーゲンに滞在していて
エリザベスもクリスチャン5世王女ソフィー・ヘドヴィクの侍女として出仕していました。

　　　　　　　

王女の兄にあたるフレデリクの愛妾になったのは1699年です。

ふたりの関係は秘密にされていましたが隠しきれるはずもなく
1701年には宮廷中に知れ渡っていました。

王妃ルイーセはおとなしい方だったので
フレデリク4世は気にせず浮気を続けたみたいですね。

1703年、エリザベスはAntvorskov領を与えられ伯爵に叙位されました。
そしてフレデリク4世と極秘に結婚式を挙げました。
翌年子供が生まれてますのでその子を庶子にしないためかしらね？

しかし王妃ルイーセはまだ生きてます、思いっきり重婚です。
教会が許可を与えたっていうのがすごいよね！

結局エリザベスは出産の時に亡くなりました。（子供は翌年夭逝）

フレデリク4世はエリザベスの侍女だったシャルロッテ・ヘレネを愛妾にしましたが
彼女もすぐ亡くなりました。
生きていたら彼女ともこっそり結婚してたかもね。

（参考文献　Wikipedia英語版）