![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d8/34b89c1dafebb720ea98f66045cadf59.jpg)
HEIDI ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
1881年 ヨハンナ・スピリ
私の年頃だと「口笛はなっぜ~
」で始まるアニメ『アルプスの少女ハイジ』で
あらすじは分かってるのですが、活字のハイジはどんな感じでしょう? と思い
読んでみることにしました。
訳(野上弥生子氏)によるところが大きいのかもしれませんが、子供に聞かせるような
やさしく丁寧な文面と、旧仮名づかいの難しい字面がミスマッチで愉快でした。
(この本の中では、ハイジはハイヂになっています)
カルピス劇場の『アルプスの少女ハイジ』はかなり原作に忠実にアニメ化していまして
厚着をしたハイジの登場から屋根裏でのベッド作りに始まり、フランクフルトで
おばあさんの白パンを隠したり、クララが山にやって来て元気になるところまで
ほとんど原作のとおりです。
読んでいるうちにハイジやおじいさんのみならず、セバスチャンやチネッテにいたるまで
鮮明に “ あの顔が ” よみがえってきました。 目頭が熱いです。
だけど何かが足りない…
おお、ヨーゼフ
ヨーゼフがいませんよ ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
なにからなにまで同じだとヨーゼフの不在が気になってしかたがありません。
山羊のユキちゃんもいるというのに…
ヨーゼフがいないということは、クララが立てるようになったいきさつも
違うということです。
たぶんドラマティックな効果を狙ってヨーゼフを登場させたんでしょうね。
以前『家なき娘』の時にも書いたような気がするのですが、子供の読む本だと思って
侮ってはなりませんね。
あらすじも概ね知っているというのに(あるいは知っていたからこそかもしれませんが)
わくわくしながら一気に読んでしまいました。
実はアニメのラストがどうだったか思い出せないのですが、アルムおじいさんは
自分の老い先が長くないと思い(75歳くらいかと思われる)、ハイジの行く末を案じて
ゼーゼマンさんに将来を託します。
ラストでは将来ハイジの保護者になるドクトルが、山の麓に3人で暮らすための家を
リフォームしてたりするのですが…
子供にもちゃんと “ 死 ” を意識させようということでしょうか?
おじいさん、まだまだ元気そうなんですけど。
ハイジの将来は安泰として、ペーターが心配です。
怠け者すぎるでしょ… それにハイジべったりというのも困りものです。
将来ハイジに好きな人ができたらどうするんでしょうね?
なんて、いらない心配までしてしまいました。
(たしかふたりのその後を描いた映画があったような気がします。観たくないが)
少女時代に読んだけど『赤毛のアン』とか『若草物語』なんかをまた読んでみようかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
1881年 ヨハンナ・スピリ
私の年頃だと「口笛はなっぜ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
あらすじは分かってるのですが、活字のハイジはどんな感じでしょう? と思い
読んでみることにしました。
訳(野上弥生子氏)によるところが大きいのかもしれませんが、子供に聞かせるような
やさしく丁寧な文面と、旧仮名づかいの難しい字面がミスマッチで愉快でした。
(この本の中では、ハイジはハイヂになっています)
カルピス劇場の『アルプスの少女ハイジ』はかなり原作に忠実にアニメ化していまして
厚着をしたハイジの登場から屋根裏でのベッド作りに始まり、フランクフルトで
おばあさんの白パンを隠したり、クララが山にやって来て元気になるところまで
ほとんど原作のとおりです。
読んでいるうちにハイジやおじいさんのみならず、セバスチャンやチネッテにいたるまで
鮮明に “ あの顔が ” よみがえってきました。 目頭が熱いです。
だけど何かが足りない…
おお、ヨーゼフ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0160.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
なにからなにまで同じだとヨーゼフの不在が気になってしかたがありません。
山羊のユキちゃんもいるというのに…
ヨーゼフがいないということは、クララが立てるようになったいきさつも
違うということです。
たぶんドラマティックな効果を狙ってヨーゼフを登場させたんでしょうね。
以前『家なき娘』の時にも書いたような気がするのですが、子供の読む本だと思って
侮ってはなりませんね。
あらすじも概ね知っているというのに(あるいは知っていたからこそかもしれませんが)
わくわくしながら一気に読んでしまいました。
実はアニメのラストがどうだったか思い出せないのですが、アルムおじいさんは
自分の老い先が長くないと思い(75歳くらいかと思われる)、ハイジの行く末を案じて
ゼーゼマンさんに将来を託します。
ラストでは将来ハイジの保護者になるドクトルが、山の麓に3人で暮らすための家を
リフォームしてたりするのですが…
子供にもちゃんと “ 死 ” を意識させようということでしょうか?
おじいさん、まだまだ元気そうなんですけど。
ハイジの将来は安泰として、ペーターが心配です。
怠け者すぎるでしょ… それにハイジべったりというのも困りものです。
将来ハイジに好きな人ができたらどうするんでしょうね?
なんて、いらない心配までしてしまいました。
(たしかふたりのその後を描いた映画があったような気がします。観たくないが)
少女時代に読んだけど『赤毛のアン』とか『若草物語』なんかをまた読んでみようかね。
![]() | アルプスの山の娘―ハイヂ 岩波書店 このアイテムの詳細を見る |