万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

`06大晦日

2006年12月31日 | Weblog
 2006年(平成18年)の大晦日の黄昏時、本年も悲しい出来事が一杯あって、ほっとするような事もしばしばあって、でも一つとして完全消化しないままに終わろうとしています。人生は残念ながら未消化のままで終って行くのでしょう。
だからお浄土を知らせていただいたことが盤石の頼もしさとなって来ます。
 いろんな方々にお世話さまになり、いろんな方々に助けられて、お礼も申さないままに年が暮れて行きます。有難う、有難う、有難う。来年の大晦日には新しい本堂で除夜法要と修正法要をお勤め致します。本年は除夜の鐘に続いての修正法要は庫裏の仮本堂で行います。
 写真の椿は「一子侘助」(いちこわびすけ)と云います。境内に咲いています。
仏典には如來さまは一切の衆生を一人子のように哀愍されます。そしてお浄土へ生まれる者は全てに「一切の衆生を一人子のように愛愍する」その心が具わると云うことです。このようなことをこの「一子侘助」が咲きますと思い味わうことです。
 皆さま佳いお歳をお迎え下さい。来年もどうか宜しくお願い致します。(住職)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 亀山寮の堂宮技能者集団 | トップ | 新年おめでとうございます »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事