紫露草の咲いている1㍍ぐらい隣に「露草」が咲いている叢がありました。これは雑草として引き抜いて除去するのですが、紫露草と比較するとこちらの方が可憐で鮮やかなブルーは目に沁みます。花の形状も面白いのですが、どこにでも見られる草なのであまり珍重されることはありません。「露に濡れたような草」と呼ばれていたことから「つゆくさ」の名ができたのだそうですが・・・・、
『枕草子』に清少納言は「つゆくさ」について述べているカ所があります。それは「つゆくさ」の漢字表記は「文字に書きてことごとしきもの」(文字に書いたら大袈裟な感じのするもの)と平安時代の文人がなんでもかんでも漢字で表記する風潮にチクリ一刺し、その漢字表記とは
覆盆子(いちご)、鴨頭草(つゆくさ)
などがあげられています。「いちご」、「つゆくさ」と仮名書きする方がふさわしいことを云おうとしているようなニュウアンスです。
『枕草子』に清少納言は「つゆくさ」について述べているカ所があります。それは「つゆくさ」の漢字表記は「文字に書きてことごとしきもの」(文字に書いたら大袈裟な感じのするもの)と平安時代の文人がなんでもかんでも漢字で表記する風潮にチクリ一刺し、その漢字表記とは
覆盆子(いちご)、鴨頭草(つゆくさ)
などがあげられています。「いちご」、「つゆくさ」と仮名書きする方がふさわしいことを云おうとしているようなニュウアンスです。