万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

宝厳寺再訪

2011年09月25日 | Weblog
 午前10時30分より松山石手町のS.Oさん宅のご法事にお参りするべく出発しましたが、1時間も早く石手に着いたので道後の一遍上人の誕生寺宝厳寺さんへ寄り境内に建てられている句碑、歌碑を見て回っていましたらご住職の長岡師が出て来られました。挨拶をし本堂へお参りするよう招ぜられました。その折り境内を散策していた二人連れの娘さんにあなた方も本堂へお参りしませんかと声をかけると本堂に上がって来ました。鍵が開けられる間娘さんらに「どこから来られました?」と訊ねると「韓国から」、この娘さんらは韓国からの旅行者だったのです。
 三人で本堂の御本尊さまにお参りし、重文の一遍上人立像を拝観させていただきました。いよいよ側の側で拝観させていただくことが出来嬉しいことでした。
 ご住職自らお茶を入れて下さり、お茶菓子の「山田屋饅頭」を口に入れ、お煎茶を頂きました。韓国からの二人の娘さんも感嘆の声を上げて喜んでいました。声をかけなかったら全く何もなかったのでしょうが、袖触れ合うも多生の縁です。
 ご住職の長岡師は昭和27年龍大入学の大先輩で、龍大合唱団のメンバーであられたとのことです。


                 
                長岡ご住職と韓国からの旅行者

 境内は箒目が隅々まで残こされ心洗われます。白萩が秋風に揺れていました。

                  
                     正岡子規の句碑
                    色里や十歩はなれて秋の風
                     昔は宝厳寺の門前は歓楽街だったのです。
   
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25日早朝の驚き

2011年09月25日 | Weblog
                       
                       暁天の27夜の月
                       丁度眉月の逆さです。

9/25日、午前5時30分暁鐘。東の空が少し朝焼けています。その右上に細い月が掛かって見えました。驚きました、つい先日中秋の満月を日没後に観たのに?慌てて指折り数えてみると満月からもう2週間も経とうとしているのです。満月から2週間経つとこのように細くなり月の出は朝方になるのだと云うことは当然であるのに驚いてしまいました。私の思いは満月から数日しか経っていないと云う愚かしい感覚しかないことに苦々しく、呆れてしまいました。
 今朝の月は27夜の月でした。
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