万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

河原にカラーが群舞

2009年05月16日 | Weblog
誰かが河原に植えたのでしょうか、真っ白いカラーの花が叢になって帯状に咲いていました。珍しい風景です。
 この河原の河口辺りには菜の花の群生も見られます。
2002年夏に編集して本にした『木村誠一さんの生涯と「真楽記」』にこの河原のことについて述べたカ所があります。今、読み返して見ますと次のように書いていました。
 「この大河原の源流は芸予諸島の中でも1、2の高さを持つ薬師山の谷間にある。この薬師山の北面は肥沃であって、巨大な黒松が覆い茂る山であった。その黒松は多量の保水力があり、一年中少々の日照りが続いても、その大河原に水を供給してくれていたのである。したがって島としては比較的水に恵まれた土地、集落であった。この川の流れは数十年前までは清流であって、常にやさしい瀬音が聞こえる川であった。(中略)ともあれ、誠一さんは幼少時からこの川の瀬音を聞きながら成長されたのである。」
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河原に黄菖蒲が咲いている

2009年05月16日 | Weblog
万福寺が位置しています口総集落の中央部を流れている河原があります。
島の川ですから小川なのですが重要な生活の川です。生活様式の変化からか、近年随分と汚れが目立っていました。しかし数年前より集落内に下水道が敷設され汚水処理が行われるようになりました。そのためなのでしょうその河原をきれいな水が流れるようになったようです。
 流れにそって黄菖蒲が咲いて水面に映していました。
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山法師(やまぼうし)

2009年05月16日 | Weblog
今年も山法師が咲いてくれました。昨年は2、3輪でしたが今年は沢山咲いていました。
 ヤマボウシは「みずき科」に属する落葉高木で、桑の木とは違うのですが実が食べれることからかヤマグワとも呼ばれていることが牧野図鑑に説明されています。その果実は赤く熟すとマンゴーのような甘みがあるそうです。まだ食したことはありませんが、今年は試食できるかも知れません。トサミズキ、アメリカ花ミズキなどが姉妹になるのですが、それらの実は食せないようです。 
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