今年のゴールデンウイークは「しまなみ海道」完成10周年という年でもあり、通行料の軽減化実施もあって随分の帰郷者と観光客の車で賑わいました。
10年前、しまなみ開通の私なりの記念として小冊子を手作りで100冊発行したことでした。『一遍上人と大三島 ・・はるかなる旅路のはてに・・ーー「聖絵」に秘められた伊予史管見ーー 』と題したものでした。その見開きに画像の「聖絵」の最終章に描かれている瀬戸内を行き来している舟の絵を使わせてもらったことでした。その緒言に次のように書いていました。
「(架橋により)島が島でなくなったことは生活の便利さと、島民にとっては何よりも安心を与えてくれました。しかし、太古以来島であったが故に培われ温められてきた島特有の生活と精神文化は急速にわすれられてゆくに違いありません。そのことを思います時、一抹の哀感を覚えるのです。」と、自分自身が書いたものですが、10年経った今も同感いたします。
10年前、しまなみ開通の私なりの記念として小冊子を手作りで100冊発行したことでした。『一遍上人と大三島 ・・はるかなる旅路のはてに・・ーー「聖絵」に秘められた伊予史管見ーー 』と題したものでした。その見開きに画像の「聖絵」の最終章に描かれている瀬戸内を行き来している舟の絵を使わせてもらったことでした。その緒言に次のように書いていました。
「(架橋により)島が島でなくなったことは生活の便利さと、島民にとっては何よりも安心を与えてくれました。しかし、太古以来島であったが故に培われ温められてきた島特有の生活と精神文化は急速にわすれられてゆくに違いありません。そのことを思います時、一抹の哀感を覚えるのです。」と、自分自身が書いたものですが、10年経った今も同感いたします。