万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

霧島つつじ

2009年04月16日 | Weblog
 庭の霧島つつじが咲き始めました。この霧島の赤色は
嫌みのない赤色です。これほど大きな霧島は少ないそう
で、銘木のない拙寺の庭では貴重な1木です。
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善導大師

2009年04月16日 | Weblog
4/17、4/18日の二日間、門信徒総永代経
法座を営みます。併せて四恩堂納骨法要も営みま
す。ご講師は岡山県高梁市より山下義円先生がご
出講下さいます。どうか誘い合わせてご参詣下さ
いませ。
 庫裏広間の床に善導大師様の御影をお掛けし、
右脇に善導大師撰述日没礼讃の無常偈をお掛けい
たしました。御影は京都百万遍知恩寺蔵の複製で
す。善導大師様は実に少年のような純真無垢なご
相貌の方で常念仏の方であられたのです。
 日没礼讃無常偈のご文は
 「人間怱々として衆務を営み、年命の日夜に
  去る事を覚えず。
  灯の風中にありて滅すること期しがたきが
  ごとし。忙々たる六道に定趣なし。
  いまだ解脱して苦海を出づることを得ず。
  いかんが安然として恐懼せざらん。」
 善導大師様は優しいお顔をされてこの上ない厳
しいお言葉をさらっと申されます。ズッシンと来
ます。
 揮毫されているのは吉田松陰の松下村塾生で明
治時代の本願寺重鎮となられた赤松連城師筆です。
祖父慈朗が揮毫を依頼したことが記されています。
                    住職
 
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