fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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コロナ感染中の今、そしてこれから

2021年05月13日 | 日記
 緊急事態宣言が延長になり、蔓延防止措置とかも出ているけれど、感染は治まりません。
 もし、この措置がなかったら、もっと大変なことになっていたでしょう。
 そして、過去二回の緊急事態宣言を考えたら、今感染者数は押さえている(決して減ってはいません。ここ、大事)、いずれ解除になる、人がわっと街に出る、そしてまた広がるのが目に見えています。今回の感染者は若い人が多いというデータも出ているのです。ワクチンはまだ医療関係者と高齢者の一部にしか接種されていないというのに。
 
 先週から夫が岩手に行っていて、私は今家に一人います。
 仕事ははかどるし、一人はのびのびできる・・・でも、ふと一週間くらいだからこういう気持ちになれるけど、これがずーっとだったらきついなあ。そういう方もいるんだなあと思います。それでも、映画を観たり、お友達とランチをしたりと外で楽しめるならまだいい。今それができずにいる方達、きついと思います。
 若い方は、とりわけです。一人暮らしで働いている人は都会にたくさんいます。そういう人達、厳しいと思います。オンラインでおしゃべり? それも数回ならいいんでしょうけど。
 ということは、6月以降、また一気に感染が広がる。
 これ、普通に予測できるのではないでしょうか。
 政治家の方達、管総理大臣、その予測ができないのですか? 

 私は今家とスーパー以外は、散歩するくらい。図書館のリクエスト本を取りにいくとか、その範囲での生活をしています。消毒も手洗いも頑張ってます。観たい絵画展なども我慢し、友達とのランチも控えています。
 この生活なら感染はないと、先日、秋田市のお医者さん井嶋敦子さんにも言っていただけました。井嶋さん、嘱託医をしている保育園でクラスターが出て大変。こういう方達が今日本を支えてくださっています。ブログはこちら
 それに比べて、政治が・・。情けないです。

 オリンピック。国を背負ってアスリートが対戦する。これ自体、このコロナを機会に見直してもいいのではないでしょうか。もちろん、今年の開催は、無理です。開催はできるかもしれない。でも、決行したら、その後どうなるか。ここを予測してほしい。

 実は、『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』発売に合わせて、版元のくもん出版さんが、岩手県、宮城県で記者発表を予定していました。でも、1月の緊急事態宣言、その後もコロナでタイミングを逃し延び延びになっていました。そして先日、見合わせと確認しました。残念ですが今の状況を鑑みると当然だと思います。話はそれますが、それでも宮城では営業の方が書店を回って、多くの書店で平積み展開をしてくださっています。 
    未来屋書店多賀城店様(この写真は、発売後のもの。今はここまでではないかなと思います。本当だったら、こういう書店様の訪問もしたいところ)

 経済は回さなくてはならない。それも、確かなんです。そのせめぎ合いの中、でももっとも大切なのは、人の命。それは政治家の皆さんだって、わかっているはず。

 オリンピックが中止になったときの、損失。これを日本だけが背負うのはおかしい。IOCという組織の問題ももっと浮き彫りになるべきです。日本の政治家は、そこにもっと切り込むべきでは?