4月からのオンライン創作教室の申し込みが始まりました。
公募入選、作家デビューを目指している方、全力で応援いたします。
4月、ずっと先? いえいえ、すぐに来そうです。昨年2月の集まりを計画したとき、ずっと先だなあと思っていたけど、来月ですもの。
4月と6月の取材旅行の申し込みもしました。楽ちんなのでツアーです。あ、でも6月って梅雨まっ盛り? 4月は日帰り、6月は3泊です。行けるうちに行きましょう。来月末に出る『東北偉人物語』では、秋田の白瀬 (のぶ)を書きました。ノルウェーのアムンセンとイギリスのスコットと一緒の頃に南極を目指した人です。
なので、今度アムンセン、スコット、白瀬を絡めて書いたら? と思って本をどさっと借りました。そして、無理・・。となり、情けない~。だって、南極は取材に行けないですもの。明治時代に木製の船で行ったって、すごくないですか? 白瀬も、幼い頃から北極探検をしようと、火に当たらない、温かいものは食べないなど、体を鍛えていました。アムンセンも、冬でも窓を開けて寝てたんですって。無理。
昨晩の地震(宮崎)、山火事(ロス)。何が起きるかわからず、どこかいつも不安を抱えています。それでも今できることをするしかないですね。
お墓事情も変わってきています。
「家」もまた。
樹木葬や散骨を選ぶ場合もあります。墓仕舞いということもあちこちから聞こえます。母は昨年墓に入ったばかり。でも実家を継いでいく人はたぶんこの先ないので、いずれは墓仕舞いになるでしょう。でも次兄のパートナーと次女が、自分達が守っていくと言ってくれて、感謝しかありません。それはもう、地べたに頭をつけてお礼を言いたいほどです。もちろん、縛ることはできません。時期をみて、区切りをつけるでしょう。そのときは、感謝の気持ちでできることをしたいと思います。今私の立場でどうしてほしい、こうしてほしいということはできません。
父や母や祖母の亡骸は焼かれて灰と煙になり、分子になって、この宇宙に存在している。それが、私にはぴったりくる感覚です。
私だって、夫の家の墓に入るのかどうか? どうかな。
墓というのは、象徴ですね。
TVアニメ「進撃の巨人」Season 3 Part 1ノンクレジットOP|YOSHIKI feat.HYDE「Red Swan」
今はアマプラで『烏は主をえらばない』を観ています。それでふと思い出したのが『進撃の巨人』。YOSHIKIのこのテーマ曲、好きです。ウクライナの人達が、『進撃の巨人』を自分たちに重ねて観ているとのこと。わかります。いきなり巨大な力が襲ってきている。ガザもそうです。
完結した『家守神』シリーズ。これは現代の物語ですが、家守神達は、つくも神という妖怪。作られて100年以上たった物が魂をやどしたものです。彼らは、ちょうど「べらぼう」の時代に描かれたんですよ。
絵師信山勘兵衛が生まれたのは、1740年。1752年に絵の修業おため、江戸に出ます。
金魚ちゃんが描かれたのは1762年。襖絵は1765年。1768年、お藤さんとお蝶さんが描かれます。そして1781年に故郷の戸隠へ帰るのです。
なんて、本編には全く出ていません。江戸時代というくらいかな。でも裏設定でこんな年表も書いていました。なので、「べらぼう」の頃、勘兵衛が長屋にいたという感覚でも楽しんでいます。(蔦屋重三郎が生まれたのは、1750年とのことです)
『べらぼう』は江戸時代中期から後期なのかな。楽しみです。
主人公が吉原の生まれ育ちなので、しょっぱなから吉原。私が子供のころは、大河ドラマ親子で観てたけど、そうじゃない。子供は視聴者の対象ではないのだと思いました。昨年の「光る君へ」の濡れ場(?)もそう。と思えば、吉原、OKです。ただ、死んだ遊女の遺体のシーンは、物議をかもしてます。たしかにあれは、別の撮り方があったのではと思います。しかも、その撮影をめぐって、子役が見てたとか、子役が言った言葉がSNSに流れてきたもので、これはダメだなと思いました。
吉原、行ったことあります。随分前ですが、浅草を吟行したときに、吉原が近いという話題になり、「行く?」と近辺に詳しい方が連れていってくださいました。普通の道路です。ここに大門があったと伺い、へえー。そしてでも歩いていると、女性専用マンションがやたら目につきます。一階は風俗店らしき店構えの建物もあり、そこに黒塗りの車がどんとあって、スーツ姿の若い男性が数人立ってます。「あの人達何してるんですか」「客引きでしょ」えー、昼の2時くらいですよ。
あちらはあちらで、このおじさんおばさんは、何だと思っていたことでしょう。一人では通りたくない道でした。つまり、形は変わっても、残ってるんですよ。
おっと、「べらぼう」と『家守神』について書こうと思ったけど、長くなったので、明日にします。
昨年末から赤羽じゅんこさんの新刊が続きます!
国土社さんのパステルショートストーリーシリーズ最新刊。シルバーです。
全てAIが絡んだ短編6話。おもしろかった! 一気に読めます。
どれも、もしかしたら近い将来ありえるかも? という話。
第一話の「トモアチ*スマホ」は、今のアレクサと会話できるのが進化したようなスマホ。主人公は会話するのですが、絶対否定しないので、話しやすく、気の合う友だちみたいです。一晩中でも話していたくなるほど。おこられそうになったとき、おかあさんの機嫌までとってくれます。でも、話はそうはうまいことばかりはいきません。そこは、ぜひ読んでください。
人間の欲望をうまく絡めた作品ばかりで、AIに頼りすぎるのは怖いと思わせてくれます。
監視ドローンしかり。子どもの安全を見守るはずのものが、監視されていると感じられるようになる境目はどこなのでしょう。いじめにつながるAIの使い方しかり。
AIで、私も物語を挑戦したくなりました。苦手意識はだめですね。
パステルショートストーリー、学校図書館などでは、全巻揃えていただきたい。休み時間にさくっと読めるシリーズです。私は『友だちの木』イエローグリーンを書いてます。
先日、このブログのアクセスに、過去の記事で気になるのがあり、そこを読みました。
伊藤洋子さんという秋田在住の方の詩、散文、そして素描です。
心が洗われるという言い方がぴったりでした。
私もこうして本を書き、発表し、買っていただいています。が、吹けば飛ぶような存在です。
どうにか、飛ばされないようにと必死にやっている自分がいます。その気張りに、どこか疲れているのかもしれません。否、洋子さんのような考えと真逆の人とのやりとりで、疲弊していたのだなと思いました。
文学や芸術で腹は満たされないけれど、心が洗われる。そういう経験のない人は悲しいです。私が対していたのは、そういう人なのではないかと思い当たりました。
文学をやっていたら、ちっぽけな自分にうちひしがれる経験をすることが、誰にでもあるように思うのです。そうじゃなく、自分は正しい、間違っていないと強気の方といるのはつかれます。
洋子さんの詩を読んで、救われました。
日本児童文学者協会編『もし、自分が平凡だと感じたら』に短編を書かせていただきました。赤をクリックすると、版元の偕成社さんのサイトに飛びます。うわー、人気作家さんたちと一緒だ。ドキドキ・・。
発売は、1月27日です。
もし~たら というタイトルであと何冊かシリーズで出ます。こういうアンソロジーはこの頃人気です。読みやすいと思います。私は「もし、緊張感のない女子校に入学したら」です。今ジェンダー関連はいろいろ変化していますが、女子校はたくさんあります。緊張感がない? いえいえ、結構刺激ありますよ。という物語・・かな。
よろしくお願いいたします。
いつも散歩している土手の駐車場が、高畑不動尊へのお参りの車専用になり入ることができず、別の土手を散歩しました。そこにあったのが、この看板。赤いインクが消えてしまっています。
何気なく写真を撮って帰り、考えたけどあれ?
一行目は6文字。あとは2文字分のスペースです。
三行目は「禁止」する。でしょう。
問題は一行目。この河川敷で ? いや、それなら「で」も黒字でしょう。
特定外来生物の採取及び捕獲? 違うなあ。
ここからそう遠くないところで、火災があったことがありました。なので、花火とか焚火とか? と考えたけどわかりません。
翌日改めて行き、斜めからすかしたら、なんとか文字の跡が見えました。
「ゴミ・残土等」の「投棄」及び「焼却」を「禁止」する。でしたー。
『しゅるしゅるぱん』という作品で単行本デビューをしたのは、2015年11月です。
つまり、今年は作家となって10年目になります。その前にもアンソロジーは出してましたが、単行本デビューが夢でしたので、そこがデビューとしています。
そのとき、10年書き続けること。
1冊で終わらないこと。その2つを目標にしていました。
その2つ、実現しました。
おかげ様で、単行本、アンソロジー合わせて41冊を出版しています。単行本は28冊です。
さて、これからの10年も、目標をたてました。
かなうかどうかわかりませんが、努力します。(有言実行ではなく、無言で・・)
『しゅるしゅるぱん』は、紙の本では手に入りませんが、電子書籍ではご購入いただけます。
赤をクリックしていただくと、ブクログの本棚、および通販サイトへ飛びます。
まずは今年一年、がんばろうと思います。
よろしくお願いいたします。
三ヶ月に一度やっているかわせみ句会。昨年の中から選びました。
散歩コースにいるカワセミ。夫撮影です。
独活食べてこの地の人になつていく 耕実
がじがじと原稿囓る子猫かな 朋
こっちこい誘う鳥あり山笑う 穂波
卯の花腐し日々老いるから生きている 真理
枇杷のやうなるおとなしさうとましき こみち
図書館にセミの抜け殻忘れる子 一ノ蔵
露地に落つ影くろぐろと暑気ばらい 森くま堂
「おかあさんといっしょ」煮物に貝割菜 真奈美
金継ぎの茶碗山盛り茸飯 結
反故紙の嵩こんなにも大西日 あぶみ
炎天や家財一式晒し越す 志保子
香水で戦う朝の人の波 こはく
炭酸水勢いつけて荷物詰め はるの
吾の中のずるさよ蜥蜴の丸い目よ ふくね
寒昴もう友達とは思わない ろく
児童文学者のみなさん。ペンネームを書くと、え? あの方? という人もいるんですよ。雑誌など出してないので、一年に一度ここで発表できたらと思いました。
昨日は、このgooブログにずっとログインできませんでした。ドコモのシステム障害だったとか? サイバー攻撃?
そしてはや3日です。
マンションがあちこちに建ち、富士山が見える範囲が狭まってきています。
かなりのんびり過ごしてますが、大晦日も元旦も、数枚は新しいものを書いてます。
うん。このテーマで短編連作いけるかも、というのが1編。
今月は紙芝居の合評会。3月には絵本~幼年童話の合評会をします。みんなやる気たっぷり。これはどちらも出版を視野に入れたもの。作家中心の合評会です。
出版を目指している方は、ぜひ創作教室や通信講座をご利用ください。(日本児童文学者協会で今年は講師をします*赤をクリックすると、詳細をご覧いただけます。)あるいは、自分達でグループを作り、定期ではなくても合評会を開催する。そこに講師として呼んでいただけるようでしたら、行きますよ!(その場合は、個別にご連絡ください。ZOOMでの対応も可)
2025年、今年もよろしくお願いいたします。
2024年大晦日、Xを眺めていて、ポチッと一歩を踏み出しました。吉と出るかと出るか。それは私次第と心してやっていきたいと思います。(相変わらず曖昧なことですみません)
昨日買い物と散歩に出たら、休日当番医さんに長蛇の列ができていました。こんな光景は初めてです。どうぞ皆様くれぐれもお気をつけください。
サルスベリ。
きょうはとうとう、大晦日。
一年間、大変お世話になりました。
愚痴と宣伝が多いこのブログですが、たくさんの方が訪れてくださいました。今年最期の宣伝です笑。今年出た本。出ておしまいではなく、これから長く読んでいただきたいので。
アンソロジー2冊。
絵本1冊
単行本3冊頑張りました。
来年は、もうちょっと多い予定です。よろしくお願いいたします。
Vの字で飛んでいる鳥が見えるでしょうか。
雁? と思ったけど、鵜のようです。東京で雁はいないか。
カワセミも時々見えます。
それにしても、東京はずーーーっと晴れマーク。こんな青空が続いています。この頃は、この右の道を軽くジョギング(といっても、小走り、歩く、小走り程度ですが)。体は古びてきているので、体力維持が今後の課題です。
今年は正月を迎える準備も大掃除もなし。なのですが、昨日は仕事部屋のファイルなど片付けはじめたら、出る出る。これはもういらないという資料や、原稿などなど。
先日はうちにある私の本プラスアルファを、知り合いが勤務している、八王子と日野の小学校2校に寄贈させていただきました。このように喜んでいただけると、嬉しいです。(校長先生が、写真入りで学校だよりにご紹介くださいました。八王子の文字をクリックしてご覧ください)
お送りできるのは、限りがあるので、小学校の図書の予算、もっとつけていただきたいですね。