fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

新刊のお知らせ『きみが、この本、読んだなら~ざわめく教室編』さ・え・ら書房

2020年01月28日 | 自作紹介
          
 2月28日発売予定のアンソロジーです。さ・え・ら書房さんから、書影を送っていただきました。HPなどでは、まだ公開されていないようですが、宣伝開始OKとのことなので。

作:戸森しるこ、おおぎやなぎちか、赤羽じゅんこ、池田ゆみる
絵:吉田尚令
定価:本体1400円+税
ISBN978-4-378-01555-2

 4人の作家が、それぞれ「この本、読んでみたら?」というキーワードを元に、書いています。さ・え・ら書房さんからは、ビブリオバトルのアンソロジーを出してますが、その本を出したときも、「他社さんから出ている本を宣伝している」的に驚かれたことがありました。
 今回、ビブリオバトルという形ではなく、本を紹介することで、物語が進むというもの。

 私は、「パワーストーン」という作品を書きました。「読んでみたら」と出した本は・・・。ぜひ、読んでお確かめください! 

 私が、入っているこの「ざわめく教室」編のほか、同時に、


『きみが、この本、読んだなら〜とまどう放課後編』
作:森川成美、高田由紀子、松本聰美、工藤純子
絵:吉田尚令
ISBN978-4-378-01556-9

 も、発売されます。執筆陣、魅力的です! ビブリオバトルのアンソロジーのときは、リレー形式で作家同士の相談があり、他の作家さんの作品も読んでいましたが、今回は、全く読んでないので、超楽しみです!! 
 

仙台での邂逅

2020年01月24日 | 日記
 これまで、新幹線で岩手へ行っていました。栃木を過ぎ、福島を過ぎ、宮城を過ぎ。
 こうして素通りすることが多かった仙台に行く機会が増えています。先日も一泊した後、岩手へ行きました。

 仙台を中心に活動されている知り合いの作家さん、佐々木ひとみさん、野泉マヤさん、堀米薫さんがいらっしゃいます。そう、『みちのく妖怪ツアー』を書かれているお3人。私は「童話塾in東北」の仲間に入れていただき、そのご縁でつながっています。
 皆さんの東北への愛。東北に根ざして、作品を書かれている姿、素晴らしいです。
 私も、年を取るに従って、東北の文学に何か恩返しがしたいという思いがつのっています。

 ということで、これからも、出かけることが多くなります。
 今回は、河北新報社さんをご訪問させていただき、3人の記者さんとお話をすることができました。話、下手なので、思っていることの半分も伝えられたかどうか・・・ですが。皆さんあたたかく迎えてくださいました。

 そのお一人は、学生時代秋田にいらして、私の兄と深い縁のある方。お会いできてよかったです。
 そして、河北を出て、佐々木さんや野泉さんと話をしたあと、町に出たら、そこにいたのは、古山拓さん。『しゅるしゅるぱん』の表紙絵を描いてくださった画家さんです! 古山さんと兄もまた、『しゅるしゅるぱん』より先に、すでに知り合いだったし。(『しゅるしゅるぱん』を古山さんに依頼したのは、福音館の編集者さんなので、これも全くの偶然)

 

 いやいや、なんという偶然。
 人とのつながりって、すごいです。これからも、ご縁を大事にしていきたいと思った次第です。 
その後、若い書き手とも、一杯飲めました。ありがとう、仙台。これからも、どうぞよろしく。

夢に後藤竜二さんが出てきてくれた

2020年01月22日 | 日記
 人の夢の話は、つまらない。
 俳句でも、夢はつまらない。どんなすごいことでも、夢だったら、な~んだとなるから。
 童話でも、夢落ちは、NG。

 ですが、今年見た2回の夢は、なんか、不思議だったので。

 初夢は、今年になって20日経った日にやっと見ました。詳細は省きますが、その中で私は、怒っていました。相手は、もう何十年も会っていない大学の後輩。別に大学時代、何かあったわけでもありません。なぜ、彼が出てきて、彼に対して怒っていたのか、謎です。
 でも、年末から、ちょっと心に負担がかかっている件があったので、それが怒りとなって出てきたのかなあとは、思っていました。
 
 すると翌日出てきたのが、後藤竜二。 
 私が所属している「季節風」という同人誌を立ち上げ、たくさんの作家を育てた方です。もちろん、後藤さん自身が児童文学作家として、歴史に残る方。自分の本を出したい、でもなかなかかなわない。そういう時期を脱するために入ったのが「季節風」でした。
 私は、後藤竜二が生きている間にデビューすることはできませんでした。「しゅるしゅるぱん」が児童文学ファンタジー大賞の佳作を受賞しました。福音館書店で出してくださることになりました。との報告はできました。とてもとても喜んでくれて、その時のメールは永久保存です。

 夢の中で私は、「後藤さんがいなかった間に出した本です」と何冊もの本を重ねて渡していました。
 後藤さんは? はは。なぜか、その中に出した覚えのない分厚い絵本があって、それをめくり、この絵いいなあ~。と。つまり、私の本は、褒めてはいただいていません。(まだまだだって、ことかなあ)

 その後、イカ料理をいろいろふるまってくださいました。夢ですよ(笑)。「季節風」同人達、たくさんいらっしゃいましたが、あの人と、今思い出せるのは、1人だけ。
 よい夢でした。
 次に出てきてくださるときには、私の本を「いいの出したな」と言ってもらえるようにがんばろ。

  

『木があつまれば、なんになる?』・『ぼくたちのだんご山会議』レビュー

2020年01月21日 | 自作紹介
        

        

 昨年末に刊行したこの2冊。たくさんの作家さんがご自身のブログでレビューを書いてくださったいる。

 高橋秀雄さん、赤羽じゅんこさん、森川成美さん、堀米薫さん、佐々木ひとみさん、井嶋敦子さん、福田徳子さん。
 先日は、山本悦子さんも書いてくださった。山本さんは、元小学校教師、今でも講師として学校へ行ったりなさっている方。学校のシーンがある物語なので、おもしろかったと書いていただけて、ほっ。皆さん、とてもていねいに読んでくださっている。

 ありがとうございました!! 本当だったら、リンクを貼ってすぐ飛んでそのレビューを読んでいただきたいのですが・・・。お名前の検索ですぐに出ますし、森川さん、福田さんのブログは左のブックマークから飛んでいけます。ぜひ、ご覧になってください。昨年の記事だったりしますが、みなさんのブログ、話題豊富で楽しいですよ。
 他にもツイッターで、たくさんの方が、ご紹介くださいました。感謝! 

 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
 

琵琶湖のよし笛

2020年01月20日 | 日記
         

 数日前、ツイッターでオカリナを目にしたとたん、いいなあ。やりたいなと思いました。買おうかなと考え、でも独学よりちゃんと習ったほうがいいかもと、ネットで教室を調べたりして。暖かくなったら見学に行ってみようかなと思っていました。

 そして、今日、ふと「あっ、そういえば、篠笛を買ったことがあった」と思い出し、探しだし。
 一日何度も横に構え吹いてみたものの音が出ません。そういえば、これも買ったのはいいけど、音もでなくてやめたんだったかな。でも姿勢よく立って、吹いたらかろうじて少し音が出ました。写真の左に見える穴にフルートのように唇をあてたわけです。

 ネットで吹き方なんかも調べて。
 そうしているうちに、ふと「よし笛」という言葉が頭に浮かべ、こちらを調べてみました。すると、こっちは縦に構えて吹いているではありませんか! あれ? ??? 
 まさかと思いながら、縦にしてそこにある小さな穴から吹いたら、「ぴーっ」! きれいな音がでるじゃないですか。お馬鹿にもほどがあります。
 箱を確かめたら「琵琶湖のよし笛」と書いてある。
 1オクターブ、きれいに出ます。
 でも、それ以外は出ません。半音もダメみたい。

 なので、1オクターブで吹ける曲を吹いています。

 アメージンググレイス。埴生の宿。童謡はいろいろあるけどね。

 宮沢賢治の「星めぐりのうた」が吹きたかった。オカリナは、もっと音域があるのかな。

健康が一番

2020年01月17日 | 自作紹介
 昨年末、友人のご主人がお亡くなりになりました。全く知らずにいたため、数日前葉書でわかった次第。まだ60代前半です。
非常にショックでした。そういう年代なのです。
 他にも、体調を著しく崩している友人がいたりして、(ああ、何があるかわからないな)となっています。

 ここを乗り切れば、とても元気に80、90と長生きする人も多いのでしょう。自分が果たしてどちらななのか? でも、5年前とは、10年前とは明らかに違うとわかります。

 後藤竜二さんが急逝されたのも、60代でした。 

 
 
 今年に入ってからの富士山。
これからも健康第一に、かつ「今しかない」という気持ちでやっていきたいと思います。

秋田さきがけ新聞でご紹介いただきました。

2020年01月17日 | 自作紹介


 1月14日の朝刊です。
 1冊ずつの新刊紹介より、目立つ扱いをしていただき、感謝。

 ほんの少しですが、私の言葉も書いてくださっています。電話でインタビューを受けました。
 秋田出身ということで、応援していただき、ありがたいと思います。

 私は、くもん出版さんでお仕事(『オオカミのお札』シリーズ、そして今年刊行予定のもの)をさせていただいていますが、品川にあるくもん出版さんの近くに、秋田のアンテナショップがあります。そこに、秋田さきがけ新聞がありました。たしか、無料でいただけたような。
 こんど、また行ってみたいと思います。
 
 他に東京で手に入るところ、あるのかな? もちろん支社はあるのでしょうが。
 仙台の河北新聞にも、知り合いの作家さんが連載しているので、読みたいのですよ。
 国会図書館とかは、あるでしょうね。
 

今年の本

2020年01月15日 | 自作紹介
         

 松が明けてから、仕事部屋(なんて言えばかっこいいけれど、息子の部屋だったところ)を少し片付け、数年間すぐ手が届くところに置いていた、これらの本を別の場所に移動しました。

 古代蝦夷の~とか、田村麻呂とか・・・。
 つまりそれに関連した本が、今年は出版予定です。今画家さんが、かっこいい絵を描いてくださっています。チョー楽しみ。他にも、岩手にも置いてあるし、画家さんにも資料としてお渡ししているので、よく読んだなあと思います。といっても、本によっては、必要な部分だけ・・・というのもあります。あ~、もっともっと読んで調べて書く方がいらっしゃることは、知っています。私的に、がんばったって感じでしょうか。なにしろ、史実としての記録が極端に少ない人物なので。だからこそ、妄想炸裂で書けたということもあります。

 『野心あらためず』後藤竜二(新日本出版)は、資料というより、自分を鼓舞するために置いていました。男女の差もあると思うのですが、私はこうは書けない。私なりの描き方で世界を作り上げました。

 まだ先なのですが、本を片付けるついでに、かなり先行の宣伝でした。まだゲラ来てないし。
 発売が近づいたら、がんがん宣伝させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

「はいくおばけ」雑誌「日本児童文学」2020年1・2月号

2020年01月14日 | 自作紹介
           

 新春創作特集 ゆるゆる  

 私は、掌編「はいくおばけ」を書かせていただきました。
 新年らしい作品になっていると思います。

 掌編というのは、原稿用紙換算5枚くらいだったかな。短いです。このままでは一冊の幼年童話にはならない。でも絵本テキストには可能性がある。ということで、最初からそこを意識して書きました。

 実は、ラスト。もうひとひねりしたバージョン(っていうか、これを基に、大分違う形にしたもの)がございます。絵本にするとしたら、こうしたいな~という形。
  
 もし、ご興味のある出版社さんがいらっしゃいましたら、ご連絡いただきたく、お願い申し上げます。

 な~んて、書いて、ホントに連絡がきたら、嬉しいけどなあ。そんな売れっ子じゃあないので,あったら狂喜乱舞(笑)。でも、万が一っていう希望を持って、失笑が聞こえそうでも、こう書くのでした。

今年のテーマ。自分に自信を持て! なので(笑)。どうぞ、あきれずお付き合いくださいませ。

私の俳句への感想(子ども達から)

2020年01月11日 | 俳句
 昨年末、近所の小学校の俳句授業を見学させていただいた。
 その1クラスには、別の日にも出かけ、少しお話もさせていただいた。
 子ども達は、前の時間に作った俳句を貼り出すというので、私も自分の俳句を書いていった。

 耳ぶくろしていろいろと思い出す   

 クリスマスツリーの上を鳥が飛ぶ
   あぶみ

 耳ぶくろ の句は、『角川大歳時記』の冬に載せていただいている句。ツリーの句は、その日がクリスマスイブだったので、子どもにもわかりやすそうなのを作っていったのだ。(本の中では、耳袋していろいろと思ひ出す)

 子ども達は、カラフルな絵もつけていて、とっても楽しくできていた。私もツリーの絵を描いていったけど、なにせうちにカラフルなペンがなかったので、地味・・・。

 子ども達は友だちの俳句で好きなのを選んだり、感想を書いたり。そのコピーを先日いただいてきた。すると、「おおぎやなぎちか先生のはいく」という欄があり、私の2句のうち、好きなのを書いてくれている。中にはちゃんと感想も書いてくれている子も。

 その感想をご紹介。()内は感想に対する私の感想(笑)。

 ツリーの上に鳥がとぶのをあらわしていてきれいなはいくだとおもいました。(きれいな絵をイメージしてくれたんだね)
 耳ぶくろというあらわしかたが大人だった。(この言葉、ふつう使わないからね)
 ほんとうにプロミタインわかりやすいしぼくよりもだんぜんすぐかった。(プロみたい。すごかった……かな。この素直さが嬉しい)
 じっさいを17音で表し、さいごの五もじにまとまりの言葉がきていてとてもいいと思います。(いい感想だー)
 鳥がとぶいめーじができているから。(きっと、イメージしてくれたんだね)
 みたときのことをおもいだしてはいくをかいているからすごいなーとおもった。(私、思い出して作りましたって言ったから。ちゃんと聞いてくれていて、うれしい)
 ツリーの上に鳥がとんで楽しいクリスマスの音がきこえ、はいくみたいです。(俳句だよ笑)
 島がとぶのがたぶんいみがこめられていてよかったです。(鳥…ね笑。そこに何か意味がありそうって、感じてくれたんだね。その意味は、それぞれが感じてくれたらいいな)

 耳ぶくろが、イヤーマフとか、こういうのねっとは教えたけど、今使わない言葉だからねえ(笑)。誤字も楽しませていただきました。みんな、ありがとう!! 先生が直してない、直の感想っていうのが、嬉しい。

 数回小学校に行き、担任の先生や校長先生とお話をし、「現場」のことをいろいろ教えていただいた。今改稿中の作品に大変役立ちました。校長先生も「五年たつと、いろんなことが違ってくる」とおっしゃっていて。学校のシーンを書くときは、おききするに限るわ。

   秋田こまちから見た景色(学校の写真は出せないのでね)

『もしも恐竜とくらしたら』山本省三(WEVE出版)

2020年01月10日 | 本の紹介
              

 ① 恐竜のうんちの化石がある? (はい・いいえ)
 ② 恐竜は眠らない? (はい・いいえ)
 ③ 恐竜は今も生きている? (はい・いいえ)
 ④ どんな恐竜も速く走れる? (はい・いいえ)
 ⑤ 恐竜も病気になる? (はい・いいえ)

 これは、帯に書かれている問題です。答えは絵本の中にあります。

 少し未来の話。どうやら、この未来、恐竜がいるらしい。ええええ? ジュラシックパークか? と思いながら、読みました。
 絵本ですが、小学生も喜びそう。
 私のお気に入りは、ステゴザウルスをゴシゴシと洗う場面です。
  
 これを読みながら、地球にはかつて、恐竜がいたんだなあ。と、改めて思いました。そう考えると、恐竜って、ほんとにすごい!
 小さい子も、絵を見ながら、こんなのが近くにいたら? と想像できますよね。

 絵と文章と両方書ける方。尊敬します。山本先生は、そのお一人。いいなあ。

『キセキのスパゲッティー』山本省三咲く・十々夜絵(フレーベル館)

2020年01月08日 | 日記
             中学年向け

 3編からなる連作。それぞれに、ええ? という3つのへんてこスパゲッティーが登場する。

 第一話は、祖母がいちごジャムを煮たときに、うっかり塩を入れてしまい、失敗。祖母は捨てようとするが、渉はなんとかならないか、考える。そこでできたのが「うっかりスパゲッティー」。
 そのほか、第二話では、「かみなりスパゲッティ-」、第三話では、「カンタリアン」というのが実際のレシピつきで登場する。これらがどんなスパゲッティーなのかは、読んでいただきたい。

 この物語には、韓国人を両親にもつユジュン、イタリア人の父を持つ安藤ジーナがいる。今、日本の小学校にも、このように両親、あるいはどちらかが外国人という子がたくさんいるはずだ。しかも、その状況は、実際には生まれたときから日本にいて、日本語しか話せない子、見た目が日本人ぽくないので、注目されていやだと思っている子など、まちまちだ。
 国と国の間にある壁は薄くなったり、低くなったりと変化しているが、だからこその苦悩もある。
 
 物語はおいしそうに、やさしく、これらの子の問題をからめていく。フツーって、どういうことなのか、渉は考えながら。
 この作品から、現代を見つめて書く大切さも、教えていただいた。

 うっかりスパゲッティー、誰か作ってくれないかなあ(←おいおい、自分で作れよ)。
 

豚もおだてりゃ~編集者さんの魔法の言葉

2020年01月08日 | 日記
 年末に、某編集者さんからメールがありました。
 進行中の原稿について、いろいろお願いしたいので、お会いしたいと。年末ですし、予定がいろいろつまっていて、でも何かあちらが(これではだめ)と思っているのをそのまま年を越したくなく、きょうだったら、このあと時間があるのですが、明日以降しばらく予定がつかないとお電話しました。すると、「これから行きます」と一時間後、うちの最寄りの駅まで来てくださって、いろいろお話を伺いました。
 なるほど・・・と思う点がいくつもあり、年末年始、改稿することに。
 
 それを先日お送りしたところ、「ばっちりじゃないですか!」とお返事をいただき、ほっ!!
 このね、一言が、作家にとってどれほど嬉しいか。
 そして、この改稿のおかげでぐっといい作品になったこと、私もわかりました。本当なら自力でここに行き着けばいいのですが、それができず申し訳ないという気持ち(まだまだだなあと)と、編集者さんのこういうアドバイスは、本当にありがたいとも思いました。

 この「ばっちりじゃないですか!」的な言葉が、書き続けるエネルギーとなるのです。
 思い返せば、それぞれの本で、編集者さんからこういうお言葉をいただいております。そういう編集者さんには、またいい作品を書いて恩返しをしたいとも思うものです。

 ということで、きょうのタイトルにつながるわけです。

  

 この写真は、近所の小学校に、うちにある本を含めて自著を差し上げたところ、図書室で、私から贈られた本ということで、扇マーク(小さいのでわかりにくいですが)をつけて入れてくださっているものです。他の作家さんの本もあるのですが、私が何を差し上げたかは、内密にしたいので、自分のだけ出して写真に撮らせていただきました。

初夢はまだ・・・一富士二鷹三茄子の続き

2020年01月06日 | 日記
 今年、まだ夢を見ていません(見てはいるんでしょうが、覚えていません)。今朝は、何か見てたような気もするのですが・・・。
 縁起のいい初夢として、一富士二鷹三茄子 という言葉がありますが、四番目は、扇なのだそうです。

 

 おおぎやなぎ という名字。漢字で書くと「扇柳」です。扇は「おうぎ」が正しいのでしょうが、扇千景さんもたぶん「おおぎ」。おおぎやなぎちか と おおぎちかげ  なにげに似てますね。

 ちなみに、一富士 二鷹 三茄子 四扇 五煙草 六座頭 と六まで確認できました。

 煙草は、ちょっと時代遅れ? 煙が上にのぼるから、縁起がいい。
 座頭  は、座頭市の座頭でしょうか? これも、現代では使われない言葉ですね。

 きょうからお仕事という方も多いことでしょう。
 改めまして、皆様よい一年でありますように!! 

 

謹賀新年

2020年01月01日 | あいさつ
 明けましておめでとうございます。
 年賀状にブログ見てますと書いてくださった、Kさん、今日も見てくださってますか? ありがとうございます!! 

 昨年末(って、きのうよ。こういうのを初昔という季語があります)、出した本のことを書きましたが、昨年の活動として、

 秋田の児童文学講座
 秋田の図書館での親子俳句講座 
 句会の指導(昨年は、かわせみ句会2回。仙台でのかわせみ句会1回。桜花会という句会へ講師としてお邪魔したのが1回。あとは、添削指導)
 児童文学の合評会への参加 (季節風の短編合評会)
 童話塾in東北 スタッフとして参加     
 「童子」多摩センター句会 世話人(毎月)
 「童子」全国大会(秋田)への参加 がありました。

 また、実は、子ども向けの俳句本を出していただけることにもなり(出るのは、来年の予定)、その取材で、大津の子ども句会をしたり、小学校の俳句授業を見学したり。俳句大会を開催している図書館から資料をいただいて、子どもの俳句を集めたり(原稿は粛々と進んでいます)。

 俳句率、みちのく率が高かった! 

 今年は、講座はまだ予定がありませんが、俳句の講座や句会など、ご要望がありましたら、ご連絡を。句会に関しては、定期的に伺うのは、体力的に無理ですが、単発ならOK。もちろん、児童文学関係の講演なども、できる限りお受けしたいと思っております。
 添削指導は、5句で1000円。
 句会に出る場合は、句数に関係なく、一人1000円としています。(この価格設定は、お互いの負担にならない額と、私が思って決めたものです)
 講演は、無料以外でしたら、ご相談になります(無料でやるのは、児童文学界全体にとってよくないことだと思いますので)

  秋田新幹線からの景色

 今年も、体に無理のかからない範囲で(これが難しいけど)、やっていきたいと思います。
 皆様、どうぞよろしくお願いいたします。