fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事の無断転用はお断りいたします

Information

『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『ファミリーマップ』ご紹介いただきました。(「飛ぶ教室」)

2023年10月31日 | 自作紹介
 

  

「飛ぶ教室」最新号の書評欄で、ご紹介いただきました。書いてくださってたのは、日本児童文学者協会副理事長の加藤純子さんです。
大きく、いとうみくさん、そして赤羽じゅんこさん、濱野京子さんの本が!
憧れの雑誌なので嬉しいです。

        

私って、根にもつタイプ

2023年10月30日 | 日記
 ここ数日、あるとき、ある人から言われた言葉がフラッシュバックして、苦しんでいました。
 同時に、こんなこと言った相手は覚えてないかもしれないし、そもそも酔ってた席だったし、いつまで恨んでるんだいと自分を責める自分がいます。
 でも、はたと思ったんです。
 これって、人に言えば、「そんなこと気にすることない」というひと言で終わること。逆の立場だったら、私はそう言うかもしれないようなことなのです。それなのに、忘れることができない。ひどいイジメでもなければ、身体的な暴力を受けたわけでもない。
 あー、イジメを受けた小中学生が、謝られたからといって、何十年も経ったからといって、心の傷が癒えるわけじゃない。
 心に受けた傷は、消えないことの方が多いんだ。でも傍目には見えない。
 苦しんでいる人、きっとたくさんいるだろうな。なんて、ことも思いました。

 楽しいこと、やりがいのあることに意識を向けることで、その傷が少しやわらぐのだろうな。そうして人は生きていくんだろうな。この気持ちになれる自分だから、書けることがあるはず。
 
 このこととは別に、先日は別件で精神的にまいることがありました(具体的に書けず、すみません。かなり個人的なことです)。土手で泣きながらパンを囓ってジュース飲んでるおばあさんって・・。そしてそれを客観視して、小中校生ならこのシチュエーション使えると思っている私でした。(夕方日が落ちてきたので、駅へ移動して本を買う。バスで家の近くまで来てスーパーで野菜ジュースを買い、イートインスペースで過ごす。なんだ、こりゃ)
 暗いブログですみません。楽しいことばかりじゃないってことも、たまには・・。
 楽しそうにしているあの人も、あの人も、きっといろいろあるよね。
 あと何年(何十年)生きるかわからないけど、これからの人生、あまり我慢はせず、吐き出していきたいとも思った次第です。一歩でも数ミリでも、少しは先に進みたい。

          

 秋田空港近くの公園のオブジェ。
 *日曜日のブログは平日よりアクセスが少ないので、たまにはこういう愚痴も許していただける……かなと思ったら、きょうは月曜日だった。読んでくださった方、ありがとうございます! きのうは、ラインで友人や娘に愚痴るのも考えたけど止めたのでした。
 あ、そして、全然大丈夫です。私は元気です。

秋田空港に「釣りキチ三平」

2023年10月29日 | 日記


作者の矢口高雄さんが、秋田出身。でも、これ空港のはしっこのほうで・・。もっと目立つところいあってもよさそう。

      

 いつだったか、原画展を観たけど、上手だったー!

 なまはげは、目立ってました。

     

 小野小町も。

霊芝

2023年10月28日 | 日記
          

 国際ダリア園の入り口で売っていました。
 サルノコシカケ科の茸で、ガンが治るとか、注目されてるとか。
 まあ、それはおいておいて、免疫力アップはあり得るかなと思い、買ってきました。1袋1000円でした。
 煮出します。苦いです。

 鹿角霊芝(ろっかくれいし)というのが、さらにいいのだそうですが、3倍くらいのお値段だったので、安い方を。
 飲みやすく加工されたサプリは、万単位みたい。

「季節風」2023年秋号に『みちのく山のゆなな』の書評掲載

2023年10月27日 | 日記
        

 書評のトップに『みちのく山のゆなな』!
 書いてくださったのは、井嶋敦子さんです。

優しく楽しい物語であることを前提にして、東北の自然を愛し、畏敬する物語だった。震災もまた「自然」。自然は厳しいものなのだった。

 と書いてくださって、感涙。
 最後には、みちのく童話会メンバーで作り、来年発売になるアンソロジーのことにも触れてくださって、嬉しい。
                  
 
 ありがとうございました!
 東北にお住まいの方はもちろんですが、そうじゃない方にとっても、山神様一家の物語、楽しんでいただけると思います。
 ゆななとの出会いがたくさんありますように!

秋田国際ダリア園

2023年10月26日 | 日記
          

 以前から一度行ってみたいと思っていました。建物、水平に撮ればいいのに。

        

 予想をはるかに上回ってよかったです。
 新種もたくさん作っているみたいで、手入れもよく、居心地のいい空間でした。お天気もよかったし。

        

カボチャゼリー

2023年10月25日 | 日記
 昨日ご紹介した二色ゼリーの残った生クリームを使うため、カボチャのゼリーも作りました。


 カボチャは、いつも通り、砂糖とちょっとのそばつゆで煮てました。いつもは、煮物の半分は普通に食べ、残りはカボチャスープにするんです。
 これをミキサーにかけ、牛乳を足し、ゼラチンで固めます(超適当)。つまりカボチャスープを固めただけか。
 生クリームにグラニュー糖を入れ泡立てたものを、トッピング。
 甘みがもうちょっとあったほうがよかったか。でも、これが手作りならではですね(市販のものは甘すぎる)。

 これも、半分冷凍しました。
ところが、二色ゼリーは冷凍のものを自然解凍でOKだったけど、カボチャゼリーは、解凍したら、スープにもどった。
 なぜ? 料理は科学。って、違う? 
 

二色ゼリー~グレーテルのかまど

2023年10月24日 | 日記
       

 先日友人宅でごちそうになり、私も早速作ってみました。
 グレーテルのかまどという番組で紹介されてたもので、作家の辻村深月さんのお母さんが子どもの頃よく作ってくれたそうです。
 とーっても簡単。がさつな私でも作ることができました! (上のオレンジ部分がきれいな角になってないあたりが、やっぱり私・・)

 おいしいです! 
 
 余ったゼラチンと生クリームはどうしたか。それはまた明日。

 一度に食べきれる量ではないので、半分は冷凍してみました。

古い預金通帳

2023年10月21日 | 日記
 出てきたんですよ・・。
 三和銀行の、しかも外貨定期預金通帳がっ!
 
 最後の記帳が01,2,28 2001年ってことでしょうか・・。
 赤で、「児童継続中止兼解約」と最後にあるので、解約したんだろうなとは思うんです。でも、現在お預かり金が0じゃない。17万ほどの数字がある。
 今は三菱UFJ銀行に統合されているので、フリーダイヤルで問い合わせたところ、取引のある三菱UFJ銀行に行かなくてはわからないとのこと。近くの銀行、ATMだけになってて、電車で行かなきゃならないんです。
 フリーダイヤルも、なかなか繋がらず、窓口に行っても、たぶんすごく時間がかかりそう。で、結局、解約になってるとしたら、どんだけ手間暇時間をかけることになるか。でもでも、万が一、お金が入っていたら、どうする? 私のバカバカ。もし解約したんだったら、切り裂いて捨てろって。

 ゆうちょは、20年間出し入れないと、無効なんですよね。
 お年寄りのこういう通帳って、案外あちこちにありそうです。



とりあえず、一度持参することになりました(予約が必要だった!)。

芋茎(ずいき)

2023年10月20日 | 日記
 芋は、俳句では、里芋のことです。さつまいも、じゃがいも(馬鈴薯)と区別されます。
 芋の秋という季語が出たら、里芋の葉っぱのある畑とすかっとした秋空がイメージされます。それが、季語の力というもの。ん? 言いたいことはそうじゃない。
 里芋は、土の中にできた芋を食べますが、茎も食べられる。実は俳句をやって知ったことの一つです。
 芋の茎と書いて、ずいき と読む。
 干して、乾燥したものは冬の保存食なのですね。
 芋茎干す なんて季語もあります。
 でも手間暇がかかる。普通スーパーには売っていません。
 近所の畑では、皮をむいて、切ったものを100円で売ってるので、ありがたい。
 たぶん、俳句をやってなかったら、こうして近所の畑で売っていても、(買ってみよう、食べてみよう)とは思わなかった。
 俳句をやるって、こうして興味を広げさせてくれることでもあるんです。ということを、指導している句会で伝えられたらいいなと思ってるんですが・・・。
 
 酢水に1時間浸してあくを抜き、一度茹でこぼしてから煮ます。

        

 結構好きです。

 芋茎煮てをれば隣家に救急車  あぶみ

 

 

来年の手帳/新しい名刺

2023年10月19日 | 日記
 来年の手帳を買いました。

 いつも一番小さいサイズを買うんですが、これが案外売られてなくて・・。(黒)
 結局ちょっと大きいものになりました。イラストもなにもない。味も素っ気もない手帳だ。(白)
 名刺も切れたので、新しく100枚作りました。こちらも、イラストなし。味も素っ気もないものです。イラストレーターさんの名刺って、素敵ですよね。以前手書きの名刺をいただいて、感激したことがあります。とはいえ、以前より名刺の出番も激変しています(会合的なものがない)。
 
 一番小さい手帳、アマゾンには売ってたんだけど、送料が400円。アマゾンプライムに入っていたら、無料になるのかな。注文するたび、「試してみる」が出て誘導されますが、パス。

 早来年の予定も、ちらほら入ってきています。ありがたいことです。
 ひとつひとつていねいにやっていこうと思います。

 それにしても、世界のどこかで、誰かが核のボタンを押してしまうことが、あるのではないか・・・。そんな未来が来ないように、私にできることなどあるのか。そんな力がかけらでもあるとしたら、書くことなのではと思う昨今です。
 

きりたんぽ&だまこ餅

2023年10月18日 | 日記
 先日、みちのく童話賞授賞式の日、急にきりたんぽが食べたくて、朝スーパーが開くと同時に買い物をして、準備をした上で、午後の授賞式に臨みました。
 鶏ガラで出しを取り、岩手の我が家の新米を炊いて、つぶして(このつぶすことを、「半○し」と言ってましたが、この言葉も物騒で、もう使われなくなるものかも。団子に丸めておきました。
 スーパーに3本入りの真空パックのきりたんぽもあったので、買ってきて。
 なので、翌日もまだ食べることができました。次の日のほうがおいしいし。



 やはり一年に一度は、必ず食べたい。
 この時期東京には芹は売ってません。それがいつも寂しい。でも、今年は秋田も芹不足なんだとか。

 週末にはまた秋田だけど、今度のホテルの朝食にも、きりたんぽがあるといいな。

::::::::::::::::::::

先日のみちのく童話賞の授賞式の録画を見直して(ZOOMだとこれができる)、受賞者の方もスタッフも、みんないいこと言ってる! これ、不参加だった方やいろんな方に見ていただきたいくらい。ぎゅっと珠玉の言葉の詰まった会でした。改めて、よかった!!

イスラエルという国

2023年10月17日 | 日記
 数年前、友人の娘さんがイスラエルにダンス留学をしました。
 最初、イスラエルと聞いたとき、「危ない地域じゃないの?」と思いました。同時に、イスラエルという国のことを、よく知らない自分に気づきました。
 それから、少し調べ、イスラエルという国が、割と新しい国であること。ガザ地区にパレスチナ人が集められていることなどを知りました。でも知り合いの娘さんは、有意義な留学期間を過ごし、今は帰国しています。そして今回の出来事で、向こうで知り合った人達のことを思い、胸を痛めています。

 かつて、ナチスに迫害されたユダヤ人が、なぜ、今言ってみれば同じことをパレスチナ人に対してするのか。
 信じられません。

『瓶にいれた手紙』という児童書があります。
 イスラエルの少女とガサ地区に住む少年が、瓶に入れた手紙をきっかけに、メールのやりとりをする物語でした。もう一度読んでみようか。
 テレビで流れる状況はとにかく悲惨。今この瞬間にも命がおびやかされている人々が大勢。
 イスラエルに目が向かっているけど、ウクライナが平和になったわけでもない。



背高泡立ちそうは、外来種。外来の植物を迷惑と思う気持ちは、やっぱりありますが、このセイタカアワダチソウに関しては、もう慣れっこになりました。世界が一つの国だといいのに。