fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『なかまカナ?』新井爽月作・浅沼とおる絵(フレーベル館)

2023年01月31日 | 本の紹介
            

「季節風」でごいっしょの新井爽月さんが、楽しい本を出されました。
 むとうトム アメリカから来た転校生
 栗田陸 ひっこみじあんな4年生
 池田けい 負けずぎらいで食いしん坊

 さあ、このトリオが繰り広げる愉快で、じんとくるお話。
 愉快の部分は、回文です。
 なんとアメリカから転校してきたハーフ(ダブルとか、ミックスとか、言い方いろいろですね。本文でも触れられています)のトムが、なんと回文好きということがわかります。なんでも率直に話をするトムを見ながら、ひっこみじあんだった陸が、少しずつ変わっていく姿もいいです。
 
 この本を読んでいると、回文を考えたくなります。
 でも案外難しい(つまり挫折)・・。
 わたしまけましたわ・・。
 
 見返しにある回文をふむふむと見返しています。・・・これはダジャレ。
 新井さんは、カウンセラーという一面もお持ちの方。
 そちら方面ではすでに著作があるけれど、児童書ではこの作品がデビュー作なのだと思います。コロナ前は、仲間がデビューすると集まってお祝い会をしたのですが、この数年やれていません。今年はどうでしょう。私のときも3人合同でお祝い会をしていただきました。

 さてカウンセリングができるということは、人の心理を勉強しているはず。きっと、そこを生かした作品が、これから生まれるのではないでしょうか。
 楽しみです。
 『なかまカナ?』ぜひ、お読みください。

お気に入りの陶器屋さん~国立・やま芳

2023年01月30日 | 日記
 先日急須を買いに行ってきました。
 毎日使う急須なので、気に入ったものを使いたい気持ちがあります。
 国立旭日通りにあるこちら「やま芳」というお店、品揃えがとてもよくて、気に入っています。
 以前は大学通りにもあったのですが、残念ながら撤退。
 
            

            

 先日は、お皿も買ってきました。

 写真は、お店の中にあって、いいなあと思ったけど手が出なかったカップ&ソーサーのコーナーと、自然釉のお皿達。

          

 そして、買ってきたお皿と急須。急須のどちらかは、娘宅に行く予定です。
 皿は何気ないですが、有田焼き。手描きで絵付けされたものということです(正直、見ただけで、私は手描きかプリントか区別がつきません)。

         

寒中サンダル~巻き爪その後

2023年01月29日 | 日記
             

 昨年末に巻き爪になり、切除治療をし、今、その部分が伸びてきているところです。切除した反対側は、油断するとまだ皮膚に食い込みそうなので、その部分も伸びて、「ふつう」の状態になるまで、もう少し。おかげさまで今痛みもなく過ごしていますが、テーピングで引っぱって、その部分に刺激が来ないようにサンダルで過ごしています。
 そしてサンダルを新調しました笑。今サンダルなんて売ってなくて、やっと見つけて。
 黒にしたかったけど、サイズなし。安いものなので贅沢はいってられません。雨や雪の日は、これじゃあ、ダメですが。
 あと2ヶ月くらいで、きっと元にもどるのではと思っています。

 それにしても、2軒目の皮膚科に最初から行っていれば、あんな痛い思いをしなくて済んだのだろうなと思います。
 くいこんで、膿んできたら、麻酔して切除していただく。これが一番です。

三日月と木星

2023年01月28日 | 自然観察


 右下のぽつんと白い点が、木星です。
 夕方は金星もきれいですし、少し時間が経つと、オリオン座がくっきり、そしてシリウスが見えてきます。

 シリウスは、オリオン座の三つ星をたどっていくとすぐに見つかるので、わかりやすいです。
 オリオン座のベテルギウス、大犬座のシリウス、子犬座のプロキオンが冬の大三角形。

 写真は数日前。きいんと冷えた夜でした。
 でも、東京は寒いといっても、散歩ができる寒さ。雪の地域の皆さん、雪かき、お疲れ様です。

青森のリンゴ~サンふじ

2023年01月27日 | 日記
       

 青森のリンゴ、、やはりおいしいです。
 噂に聞いて、レンジでチンしてみました。
 お砂糖入れずに、コンポートです。
 皮を残した部分が、実の方にじわっとにじんできれい。

 半分に大さじ1の砂糖を入れ、パイシートを買ってきて、アップルパイもどきを作ってもみました。ちょっとリンゴとシートの量のバランスが悪くて、見た目が悪かったですが、シートがサクサクでバターの味がおいしい。(市販のものです)
 夕飯は、ご飯の代わりにこのパイにして、ワインとシチューでいただきました。



見た目いまいちなので、最初はアップしてなかったんですが、やっぱり出しておきますね。
 小学生でも作ることができるようなスイーツというコンセプトでやったので、こんな感じ。でも40分も焼かなきゃなくって、やっぱり子ども向けじゃないかな(お菓子作り好きな子なら問題ないでしょうが)・・なんてこともやってます。

*クッキングシートの破き方が・・。こういうところに雑な性格が表れます。だからお菓子作りが向いてない。

 ところで、品種はサンふじです。
 リンゴはやはりサンふじがおいしいんですが、今年岩手産のサンふじがあまり出回っていない感じがしています。台風の影響でしょうか。
 今回の前に1箱岩手のサンふじも買ってるんですが、例年より蜜も少なく、小振りでした。

ほのお団扇(高幡不動)~やりたいようにやればいい

2023年01月26日 | 日記
 新年の高幡不動はずーっと人混み。
 先日ようやくお参りをし、この厄除けの団扇をいただいてまいりました。(こういうところのものは、買うのではなく、いただく。お金は寄進です)

           

 縁の色が毎年違っていることに、初めて気づきました。
 このあと28日が初不動で、2月は節分の豆まきで、またすごい人出になります。

 きのうは、いろいろめいっぱいで、一つやめたくなりましたが、俳句の先生(辻桃子さん)と電話でお話をして、気持ちが晴れました。こういうときは、直接話すって大事だなと痛感。
 やりたいようにやればいい。やりやすいやり方でやればいい。無理をしなくていい。 と言っていただき、泣きたくなりました。(あ、俳句をやめようとしたわけではありません)
 またその後偶然に、後押ししてくださっているかのようなメールもいただきました。ありがとうございます。
 仕事は、他の方に迷惑をかけてはいけないし、最優先です。
 きょうは、気持ちが晴れる漢方薬、抑汗散加陳皮半夏を飲んでます。
 


 

すずなすずしろ

2023年01月25日 | 日記
 

春の七草は、セリナズナスズナスズシロホトケノザゴギョウハコベラ これぞ七草
 っと読まれています。このスズナは、カブ。スズシロは、大根です。
 
七草は葉っぱの部分ですが、根の部分、今おいしいです。
カブは、安いし。

 薄く切って、浅漬けにします。ほぼ、毎日どちらかをいただいてます。写真は、カブ。スズナです。

 大根は、切った後さっと熱湯をかけ、辛みを取り、塩をまぶす。それに、酢、砂糖少々を入れ、ジップロックに入れてもみます。
 カブは、切ったあと、塩をまぶし、しょう油、胡麻油を入れ、ジップロックにいれてもみます。
 
 どちらも、ちょっと重しをするとなおよし。
 今の時期、柚子があると、もっといいです。絞って入れて、皮はスライスして千切り。(全部は入れず、残りは冷凍して、そばのときに散らします)

 旬のものを使うことで、おいしく栄養もバッチリ。

アンティーク~鳥のオブジェ~金継ぎ

2023年01月24日 | 日記
             

 秋田市のアンティークショップで購入したこれ。10センチくらいのもので、底にマイセンっぽいマークがあるけど、薄いので果たして本物なのかどうかは不明です。でも気に入っています。

            

 シッポ部分が欠けて金継ぎがされています。こういうところも、気に入っています。

 そうそう。金継ぎに魅入られていく子を描いた『ぼくらはまだ出逢っていない』(八束澄子)という本、とてもよかったです。
 内容はもちろんですが、文章の流れが素晴らしくって、お手本にしたいと思いました。

日暈~太陽のリング~仙台の書店員さん、芥川賞受賞!!

2023年01月23日 | 日記
           

 東京はお正月からずっと真っ青な空でした。
 でも先日は、久し振りにこんな感じ。暈ができてました。

 芥川賞、直木賞が発表されました。こうやって本の業界が盛り上がるのは、いいですね。
 しかも今回の芥川賞受賞のお一人、佐藤厚志さんは、仙台の丸善ジュンク堂アエル店の現役書店員さんとのこと。ここ、『家守神』のご挨拶訪問で行ったことがあります! 
 あそこの書店さんか! と感激。アエル店で会える なんて、書かれてますね。

 受賞作は震災を扱ったものとのこと。必ず読みます。
 ところが、たまたまちょうど、この方の『象の皮膚』という別作品を図書館から借りていたんです。こちらは三島由紀夫賞の候補になった作品とのことで、すぐに読み出しました。これにも震災が出てきます。実際に丸善と思われる書店の店員をしている女性が主人公なのですが、震災の日のことも、後半では出てきました。
 アトピーで子どもの頃から苦しんでいる女性への周囲の言動、ひとりで痒さに耐える姿は、かなりきつかったです。でも、これが児童文学との違いですね。
 
 そう、すっきりした空ではなく、この写真の空のような作品でした。(ちょっと無理無理かな)

 佐藤さん、これからも書店員をしながら、書いていかれるか・・。売れっ子になると難しいでしょうが。

「季節風」書評~『家守神③金色の爪と七不思議』/『ヘビくんブランコくん』

2023年01月22日 | 自作紹介
 「季節風」153号が届きました。今回は、ずっしりです。
 日頃、編集や運営をして下さる皆さんに感謝。


 今号では、拙著を2冊、書評を書いていただきました。

 『家守神③金色の爪と七不思議』の書評は、森くま堂さん。
 森くま堂さん、この作品の真実のテーマは「見えること、見えないこと」なのだ。と書いてくださいました。嬉しいです。
 エンタメの形をとりながら芸術論に深く切り込んでいるとも。光栄です。ホント、そこが、一番こだわっているところなので(森くま堂さんの文章、秀逸なので、後日一部抜粋して書かせていただきますね)。

 『ヘビくんブランコくん』を書いてくださったのは、櫻井ひろこさん。櫻井さんは、学童で日々小学生と接しているかた。『ヘビくん~』を学童クラブの自由遊びの時間に1年生のAちゃんに読んでくださって、その反応をことこまかに書いてくださいました。Aちゃん、とってもていねいに、細かいところまで気づいてくれて、嬉しいです。

 森くま堂さん、櫻井さん、ありがとうございました!! 

投稿作品や、大会推薦作品、今読んでいます。
 2月末発売の「おはようの声」は、10年ほど前(今度はっきり確認しよう)投稿したものをもとに長編にして大会に出し、推薦作になったもの。それをまた加筆改稿し、今年ようやく本になります。
 そんなパワーがぎっしりつまったピンクです!

迷惑メール~申告

2023年01月21日 | 日記
 日頃、アマゾンからの迷惑メールは、頻繁なので、全て無視しています。
 一時は、ECカードからもきてました。
 スマホには怪しげな件名のがしょっちゅう入ります。これを見ると、子どもにスマホを持たせるのは怖いと思いますね。
 
 そして、先日来たのは税務署から・・。以前もあって無視したんですが、何しろ今、これから申告の時期なので、あれ、なんだろうと思ってしまいます。でもお知らせを見るのにはメッセージボックスを開けなくてはならず、、それにはマイナンバーカードが必要。怖い怖い。
 ツイッターでつぶやいたら、開けちゃだめ、危ないというお返事とともに、開けてみたら、「申告の時期です的なお知らせだっただけ」というのもあります。
 税務署からの場合、件名に宛名があるはずという情報もあり、それはなかったので、やはり怪しい?
 とにかくメールできたものには、触れずにおくのが一番ですね。
 どうしても気になったら、電話してみます。

 それにしても、申告は、私はやっとやっとやってますが、この後インボイスとか、領収書の電子管理? とか、ついていけるのでしょうか・・。
 数年前から、月に一度領収書を申告ソフトに入力するようにしているので、今回もとりあえずは先日、昨年分をまとめることができました。あとは、2月の時期になったら、電子申告すればいいだけ・・のはずです。これが、去年はもたついたんです。
 悪いことなんてしてないのに、何かどきどきしてしまうんですよね。
岩手の方のことは、税理士さんにお願いしています。こちらも、領収書と資料をお送りしました。コロナ前は、持参してお話を伺ったりもしたんですが、この数年は郵送です。
         
 
 昨日は大寒だったのに、土手にはタンポポが咲いてました。
 これから寒波が来るのか? 

着物のすばらしさ~歴史ドラマ

2023年01月20日 | 日記
          

 少し前、東博に行ったとき、江戸時代の着物に目を奪われました。

   

  当然、どこかのお姫様のものです。

 ドラマ「大奥」、「どうする家康」、楽しみに観ています。
 戦国から江戸にかけて、やっぱり面白いです。
 昨年「鎌倉殿の13人」は、わかりやすい本も買って、大河で歴史勉強もさせてもらいました。テレビは物語といっしょで、史実と違う部分、あるでしょうが、今回家臣がたくさん出てくるし、大名同士の戦いも、もうちょっと知りたいなと思って、松潤さんが表紙の本、買ってきました。
 信長が人質になっていた家康をいたぶってたというのはフィクションですね。数年前の何の大河だったかでは、信長と家康が将棋をさしてた記憶があります。

 着物に話をもどすと、私はこのあと着物を着るのは、もし息子が結婚して式をあげるとしたら、そのときくらいだろうなと思います。まだもしかしたら、あるかもと思ってますがどうでしょう。
 日本人の体形には合ってるとは思うのですけどね。
 
 大奥で吉宗を演じた、冨永愛さんは、いつかこういう役をすることがあるかもしれないと乗馬をやってらしたとか。この心構え、学びたいですね。今回の信長の乗馬はCGみたいで残念です。岡田准一さん、体をちゃんと鍛えていらっしゃるのだから、馬にだって乗れるでしょうに。
 私はアテルイを書くため、一度だけ乗馬体験をしましたが、あれで走ったり、走りながら矢をいったりというのは大変なことだと思いました。
 そういえば、弓の体験もしたことがありました。これは、まだ作品に生かしてないですわ。

猫目堂茶店

2023年01月18日 | 日記
          

 ずっと以前から一度ランチに行きたいと思っていたお店。ここ、ずっと以前はラーメン屋さんで、そのときは時々利用してました。その後、別のラーメン屋さんになり、足が遠のき・・。
 さて、猫目堂さん、とてもおいしかったです! 
 カウンターの中で、金柑を煮たり刻んだりしているのも見え、マーマレードを作るのだそうで。
 お総菜も何種類かあって、買ってきました。これもおいしかったので、また利用したいです。

 ミヤザーナツさんというイラストレーターさんのコーナーがあり、にゃレンダーというカレンダーを買ってきました。

こういうお店のことなど、ブログで書くのは、例えば、私の本を読んでくださった方がSNSで書いてくださったら、とても嬉しいから。そういうことを回したいという気持ちがあるからです。行動範囲、狭いうえにコロナでなかなか出かけてませんが。いいなと思ったものやお店は発信したいと思っています。

 猫目堂さんは、JR豊田駅から徒歩数分です。現在、近くのイオンで、私のコーナーと俳句、童話のコンテストを受け付け中です。
         
         

         
  
 

うたかいずみ童謡詩集『あしたの木』

2023年01月17日 | 本の紹介
              
 「季節風」でご一緒のうたかいずみさんは、童謡詩の分野でご活躍されています。
 いくつも曲がついて、子ども達が歌ってくれているというのですから、嬉しいですね。CDに収録されたり、ユーチューブで配信されたりもしています。

 どの詩もリズムがよく、難しい言葉は決して使わず、すーっと読んでいけます。
 現代詩はいまひとつ私の心に響いてこないのですが、童謡詩はいいです。すーっと入ってきます。書いてみたいとも思いました(あれこれ広げるのはやめたほうがいいけど)。
 
 私は特にタイトルにもなっている「あしたの木」という詩が好きです。
 実際に、お庭の木に鳩が巣を作り卵を産み、ひなが育つのを見守ってできた詩なのだそうです。

 しんやゆうこさんのイラストが、あたたかいです。