fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

樹齢百年の百日紅(サルスベリ)と築150年のお宅

2021年08月31日 | 日記
 SNSアップのご許可をいただいております。



 先日ツイッターで樹齢百年ほどです。とサルスベリの画像が流れてきました。なんと、うちからすぐのカフェのお庭でした。カフェ花豆 というところですが、現在はコロナのため休業中。わあ、見たい!! もう我慢ができず、連絡を取らせていただき、ご訪問! (図々しい申し出に快く対応いただき、感謝です)
 
 まずはサルスベリを! おお~。なるほど支え棒が必要。サルスベリはケヤキなどのように、幹が太くはならないんだなと思いました。もちろん伸びっぱなしではなく折々に伐ってらっしゃいます。

 
 その敷地には、書院造りのこの建物も!


 こちらには、以前図書館の企画でご訪問をさせていただいたことがあります。
 日野宿本陣の建物の一部、上段の間を曳き家したものです! 江戸末期か明治初期ですね。手入れが行き届いているので、きれいです! ガラスは古いのでゆがんでいて、またこれがよい趣をかもしだしています(サルスベリが映ってる!)。床下にもご注目! こういう彫りが雨戸を収納するところにもあったはず。
 庭には古い井戸のなごりや蔵もあり、見上げるような木が何本もあります。エアコンをほとんどつける必要がないとのこと。すごいです。
 カフェのほうで、お手製紫蘇ジュースをごちそうになりましたが、エアコンなし。扇風機で十分涼しかったです。

 以前、こちらのカフェで、手作りハムをいただきました。再開が待ち遠しいです。
 *実は・・・冬あたりに刊行になる本が、築百年の家。庭にはサルスベリがあるんです! 嬉しい見学ができました! 

映画観たいけど・・・・

2021年08月30日 | 日記
 柏葉幸子さん原作『岬のマヨイガ』公開されました。
 観たい。
 でも、今やはりあの密閉された空間(映画館)に行くのは、怖いです。こんなことを書くと営業妨害になってしまうでしょうか? でも、やっぱり。
 平常時ではないのですから、ネット配信で映画館での上映と同じ金額で観られるようにしていただけないかな。
 北斎の映画も観たいし。

 9月に酒井駒子展がまた立川であるみたい。これも観たいんですが・・。

ゴンズイ 

 こういう木の実が目立ってくると、秋だなあと感じます。

 

失敗のない成功はない~抑肝散加陳皮半夏

2021年08月29日 | 日記
 失敗したり、うまく物事が進まないというのは辛いことです。
 気持ちがなえたり、もうやめちゃおうかと思ったり。

 なんて、書くと(何があったの?)と思われちゃいますよね。すみません。少し前にも精神的にめげているようなことを書き、心配してくださった方がいました。ありがとうございます。大丈夫です。意外にメンタル弱くて、くよくよするタイプということなのです。

 何もしなければ失敗もしない。
 歩きださなきゃ、つまずくこともない。
 でも、それでいいのか? 
 いえ、失敗してもつまずいても、もう少し頑張ろうと思っています。結果が出なくても。

 この辛い気持ちは、物書きとして主人公を書くときに投影もできます。それは間違いないです。物語の中だって、すいすい事が運んでいくのでは、読んでいておもしろくないですものね。
子どもにあきらめることを教えるな。これは亡き後藤竜二に教わったことです。
 自分があきらめてどうするってことですね。

 滅入ってしまったら、この漢方薬を飲みます。
 
 

 抑肝散加陳皮半夏。大分前、更年期に初めて処方されたとき、びっくりしました。それまで鬱々としていたのが、飲んですぐに気持ちがぱーっと明るくなったんです。階段なんてぽんぽんと軽く上がっていけて笑。薬ってすごいと思いました。これ、幼児の夜泣きにもいいようです。ということは大人が飲むのに問題はないでしょう。今は最初のときほど劇的な効果はないですが、少し気持ちが楽になるような気がします。箱には、「イライラに」と書かれていますが笑。

 薬とは上手につきあっていきたいです。

乾布摩擦

2021年08月28日 | 日記
 このごろ、乾布摩擦をしています。
 昔からある健康法ですよね。
 就寝前と起床後(起床後はさぼりがちですが)に、柔らかいタオルでまずは、素肌が出ているところ(腕、脚)。シャツの上からでもOKとのことです。
 寝付きがいいような気がします。
 私は時に眠れないことがあり、睡眠導入剤を常備しているんですが、最近は服用していません。
 
 コロナ禍の今、健康を保ち、病院にかからないようにすること、大事だと思います。

ヤブミョウガ うちの庭にひょっこり出ていました。

  
 

きょうは、宮澤賢治が生まれた日

2021年08月27日 | 日記
 1896年(明治29年)のきょう、宮澤賢治は生まれました。
 毎年8月は、賢治がつかった産湯の水を汲んだ井戸が公開されていましたが、去年今年はどうでしょうか? 

 賢治のお母さんは、親戚である宮澤家から賢治の父のところに嫁いでいます。なので、その井戸はお母さんの実家の家に残されているわけです。花巻市内にあります。
 今どんな感じなのでしょうか? とても古くていい建物で、その敷地に井戸があるんです。裏に抜けると、クルミの木がありました。賢治は学校に勤めていたころ、このお母さんの実家に帰り立ち寄ったりしていたとのことでした。そのことを書いた記事は、こちら ←クリックしてみてください。

 宮澤賢治生誕祭全国俳句大会というのが毎年開催されていて、私は、花巻市長賞をいただいたことがあります。市長さんは、今の方ではありません。

 精神歌荻の声とも聞こえたる  北柳あぶみ

 大会前夜、花巻の方が歌う、賢治作の「精神歌」を聞いたのです。いい歌です。

  こちらは、稲

アミーニ句会定員になりました。

2021年08月26日 | 日記
 先日お知らせしたオンラインでのアミーニ句会は、定員に達しました。
 今後はキャンセル待ちになるとのことです。
 受付開始から数日で定員! 嬉しいです。
 こうして、受付などをやっていただけるって、ありがたい。
 世の中、こうして動いているんだなあ。感謝!

 

『田老の町で生き抜いて 二度の津波を乗り越えたおサヨさんの物語』田沢五月(宮古民友社)

2021年08月25日 | 本の紹介
           

 岩手在住児童文学作家田沢五月さんの新刊です。
 田老は、岩手県北部沿岸の町。10年前の東日本大震災には大防浪堤を越える津波に町は甚大な被害を受けました。田老が津波に襲われたのは、昭和8年、そしてそれ以前にもありました。
 この作品では、サヨ(本名はヨシ)が、その2度の津波を体験しています。
 貧しく子だくさんの家に生まれたサヨは、他の兄妹同様幼い頃から一家を支えて働きます。働いて働いて、でも必死に学び、そして働いて生きていきます。
 2011年の東日本大震災のときは、93歳。そのおサヨさんの一生です。その間には太平洋戦争もあり、夫を失い、それでも手に職をつけ、商売をしながら生き抜きました。何度も「じょうぱり」という言葉が出てきます。
 青森の知り合いが「じょっぱり」とよく言います。そうか田老は青森に近いんだなあと思いました。
 田沢さんにとっては、田老は故郷。きっと震災のときはいてもたってもいられなかったことでしょう。
 その後何度も足を運び、サヨさんからお話を伺って、この一冊ができあがりました。
 サヨさん視点の物語になっていますが、おそらくほとんどが実際にあったことなのだと思います。
 
 「津波常襲の地に生きた一人の女性から我がふるさとがみえました。」と、宮古市長山本正徳氏が帯文を寄せていらっしゃいます。
 津波常襲の地・・。一度だけ田老を訪れたことがありますが、あの巨大な防浪堤に呆然としました。

 田沢さんは、こうした歴史の生き証人から話を聴き、本に残すという意義のある仕事を見事にされました。

 

 

 

第24回俳句甲子園

2021年08月24日 | 日記
 去る22日。俳句甲子園が、今年は、決勝リーグのみ松山市で開催されました。
 松山まで観にいったのは、何年前だろう。楽しかったです。その後も、東京大会や秋田大会などは観戦していました。
 
 今回、オンライン配信があり、でも所用もあり全部は見られなかったのですが、観はじめたら、止まりませんでした。
 やっぱ、おもしろいし、高校生の句、いいんですよ。決勝リーグに残ったチームはここを目指してがんばってる人達ですしね。
 開成高校が2チーム。洛南高校、海城高校の4チームでした。

 私は、

 蝉は雪を観たくて殻に目をのこす  っていう句が好きだったなあ。洛南高校チームの句でした。
 優勝は開成高校。二連覇です。通算でも最も優勝回数の多い高校。文芸部ではなく俳句部だということ。私立高校なので、顧問の先生がずーっと異動なくいらっしゃること、東大に進学した卒業生達としょっちゅう句会をして鍛えられていること、何より真剣なこと。たいしたものです。
 
 おばさんも、刺激を受けてがんばろうと毎年思うんですけどね。

 『わくわく子ども俳句スクール』2巻「俳句を楽しもう」には、俳句甲子園の紹介もあります。

  

 

『俳句ステップ!』の缶バッジ

2021年08月23日 | 自作紹介
 

京都新聞主催の「お話を絵にするコンクール」では、書店で本をご購入いただいた方に、その本のイラストの缶バッジをプレゼントという企画もされています。その缶バッジの見本を送っていただきました。
 イシヤマアズサさんの絵、かわいい~~。
 缶バッジは、京都新聞販売地域の書店さん限定だと思いますが・・。また数にも限りはあるようです。
 京都周辺の皆さま、お早目に。
 
 東北のほうは、もう夏休みが終わっていますが、京都のほうはまだ一週間ちょっとありますね。

 二学期の子ども達が心配。

 ところで、明日24日。tbcラジオ(東北放送)のGoGoはみみこいラジオな気分「みちのく児童文学リレー」コーナー。私の番です。
 『ぼくらは森で生まれかわった』と絵本『フレデリック』のご紹介をします。

   

 13:45~14:00 

 声というのは、持って生まれたもの。もうちょっといい声だったらなあと思うけど、これも運命。与えられたものをありがたく大事にしましょう。
  
   

南部鉄瓶

2021年08月22日 | 日記
          

 以前も書いたことがあると思いますが、うちはずっと南部鉄瓶でお湯を沸かしています。
 お湯が柔らかくなり、喉ごしがよく、お茶やコーヒーがおいしいです。

 鉄分も取れます。

 写真は、娘が結婚したときに買ったもの。7年くらい使っているでしょうか。うちは、もう何十年も。今のは2代目です。
 鉄瓶は最初だけは、気をつけてお湯を残したままにしないこと。そうしているうちに、内部に白い湯垢がつき、錆びなくなります。そうなったら、お湯を入れたままにしておいても大丈夫。私は、一度わかしたものをそのまま置いておいて、白湯としてその日は飲んでいます。

 最近はIH対応のものも出ているよう。
 気をつけていただきたいのは、内部が錆びないようにコーティングしてあるものは、鉄分補給には意味をなさないということ。
 また外側をきれいな色でおしゃれにしているのも、一時出回りました。あれはおそらく使っているうちに、汚れてかえって汚い感じになってしまうのでは? と私は思っています。最近あまり見かけません。

 難点は、お湯を入れると重くなるということ。よいっしょ。と、コーヒー淹れてます。

密かで且つ大きな喜び、そして苦しみも

2021年08月21日 | 日記
 本を作る行程は、句あれば楽あり(楽は楽しいという意味で)ですが、その中でも、イラストやカバーのラフを拝見できるのは、かなりモチベーションが上がる部分です。
 これ、他の方にお見せできない。でも、ほんっと画家さんってすごいんです。
 一気に、その物語世界がくっきりと輪郭を持ち始めます。
 今2作品がその状態です。こんなふうに書くと、もったいぶってるなあと思います。他の作家さんはじっとこらえて作業を粛々と進めてらっしゃるんですよね。でも私、絵がすきなので、ほんとに嬉しくありがたいと思うのです。 
 
 実はテキストと違う部分があっても、絵の方がいいなということもあり。絵に合わせて、テキストを直すかもしれません(細かい部分です)。

 数日前に書いた大幅改稿は、すいすい書けてるみたいなことをつぶやきましたが、そうはいきません。一応直したのですが、物足りない・・。まあ、ゆっくり時間をかけることをご了解いただけている作品なので、ゆっくり、じっくりやります。

     
 先日、案山子と出会いました。秋だなあ。

書店で本を

2021年08月20日 | 日記
          

 小さい子を連れて書店に行き、好きな本を買ってあげるというのを時々やります。
 選んだのは、それぞれ両側。右のプリンセスの雑誌は、3歳児。左の危険生物の本は6歳児。
 自分で選ばせるとこういうのになるし、喜んでいるのでよし。
 物語系は、私が選んで買っておいたのを、おみやげにもっていくという形にするようにしています。

6歳は、帰ってから、動物バトルの本を、真剣に読んでいました。
 3歳も、きらきらなプリンセスに大満足。付録のネックレスは鍵で光るようにもなっていて、凝ってます。
 本に親しむ。そこが大事。

 私が買ったのは、写真の中の2冊。前から気になっていた本です。あ~、でも『殿、恐れながらブラックでござる』は読みかけを娘の家に忘れてきてしまった・・。

医療崩壊だけはくいとめて

2021年08月19日 | 日記
 すでに始まっているという医療崩壊。
 病院でクラスターが出て、看護師さんが感染と聞くのですが、その看護師さんはワクチンを接種してなかったのかどうか? どうも知りたい情報が入ってきません。

 パラリンピックに子どもを観戦させるという信じられないことを今の状況で言っている。
 今やるべきことは、子どもが感染しないようにすることです。すぐに入院できない今、家族が介護し、感染。今ニュースで流れていることが明日は我が身かもしれません。

 デルタ株は感染力が強いのに、人は街に出ています。
 ウレタンマスク、布マスクはもうやめて、不織布マスクにしましょう。去年、マスクが手に入らなかった時期とは違います。
 
 都知事は、去年やたらとキャッチコピーを掲げていましたが、今はなりを潜めています。
 総理は国民の心に届かない言葉をただ読み上げるだけ。あれなら私にでもできます。
 自分の身は自分で守るしかありません。

 テレビ、お笑い番組などもういらないので、古い映画を流すなどしていただけたらいいのに。

  もう一度マスク、KF94を。コロナ感染の疑いがある人との接触がなければ、数日使っても大丈夫とのこと。ただし、咳をしているような人との接触があった場合は捨てます。
 
  
 

改稿中

2021年08月18日 | 自作紹介
 ある出版社さんに入れていた作品を、あちらから改稿案を出され、私はそれに対して、さらに大きな改稿案をお返事しました。詳しくは書けないのですが、心のどこかで大幅に直したほうがいいかなという気持ちがあったのです。
 改稿したものが出版されるか、そして出版されたとしても売れるかどうか? は神のみぞ知るです。
 でも精一杯やりたいと思っています。

 そしてこの改稿。時間が掛かるかもしれませんと申し上げましたが、おもいのほか、どんどん書けています。そうか、一度仕上げた作品は世界が構築されているから、登場人物が迷いなく動くんだ。
 大きな改稿というのは、主人公を別の子にしたことです。
 
 その子の苦悩と向き合うのは、結構きつい作業です。
 でもそれをやらなきゃならなかったんだ。
 
 (何度もいいますが)出版されるかどうかはわかりません。でも、改稿に踏み切ってよかったと思っています。



 写真をつけるのを忘れていたので、追加で評判のよかったホウキグサの子ども達を。

俳句をつくって楽しもう~アミーニ句会

2021年08月17日 | 自作紹介
 大阪にある絵本講座など主催していらっしゃる「アミーニ」さんで、句会をすることになりました。リモートです。

 アミーニ句会 ←クリックすると、詳細が見られます。

 句会は11月ですが、8月22日から申し込みの受け付けが開始。
 パソコンでのリモートができる方というのが、前提になります。
 事前にプレ講座として、基礎的なことをまとめたものをお送りし、3句作っていただき、提出。
 それをまた無記名で皆さまにお送りし、3句選んでいただきます。

 当日は、句会をします。
 俳句を作ったことのない方でも大丈夫。
 楽しく句会をしたいと思います。

  

 図書館などで、ぜひ読んでみてください。
 こんな感じで作ったらいいよというのがわかります。

 受け付け開始は、8月22日から。アミーニさんのHPからお願いいたします。