fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『君色パレット SNSで繋がるあの人』二刷りの見本をいただきました。

2022年07月31日 | あいさつ
         

 

 このシリーズ、3冊同時重版です。
 私が書いた「BONSAIラブ』は、他の3作がSNSのひりひりした怖さを描いているのに対して、ほっこり感のあるもの。そこをお楽しみいただけたら嬉しいです。(そういう感想、SNSで見かけましたし、出版社にも届いているようです)

 アンソロジーは、多彩な作家さんの作品を一度に読めるので、お得ですよね(すみません、自分も入れてます・・)

 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
 

第1回みちのく童話賞受賞作品集『まほうの天ぷら』

2022年07月30日 | 本の紹介
         
 昨日、東北の作家の底力という言葉を出したついでに宣伝させてください。
 現在、第2回みちのく童話賞の選考を進め、かつ第3回の準備も始まっています。みちのく童話賞。第1回みちのく童話賞受賞作品集『まほうの天ぷら』、電子書籍で読むことができますし、紙の本としてのご購入もできます。
 こちらから 赤文字をクリックすると、通販サイトに飛びます。電子書籍とペーパーブックでは、価格が異なりますので、ご注意ください。こちらは、書店での取り扱いはございません。

 表紙の絵は、銅版画家おのかつこさんの作品です。
 通販サイトを見たら、嬉しい感想もついてました!
 400字詰め原稿用紙7枚の作品で、こんなに多彩な世界が描けるんだなと、勉強している方にとっては刺激、勉強になるし、書き手にとって原点に帰ることができる、そして子ども達が読むにはとても手軽で、すっと入っていける、そんな作品集です。
 ぜひ、お読みください。
 

『みちのく妖怪ツアー バーチャルツアー編』佐々木ひとみ・野泉マヤ・堀米薫作/東京モノノケ絵(新日本出版社)

2022年07月29日 | 本の紹介
       

『みちのく妖怪ツアー』シリーズ、なんと5作目です。
 昨年は、仙台文学館で企画展を催されるほどの人気シリーズ。最初はバスツアー、古民家ステイ、ワークショップ、オンラインゲーム・・もうないんじゃ? と思っていたら、こんどはバーチャルツアーです。なるほど~。
コロナで実際の旅がなかなか難しい今、逆にリアリティがあります。さすがです。
 しかも、読み始めて思いました。このツアー、いいじゃないですか。(いや、怖い部分はさておいてです)だって、最初の作品「天邪鬼」では、山形なんですが、いきなり雪山で樹氷。そして、こんどは夏の山寺。あの大変な石段を登らずに絶景が見られます。そしてお次はクラゲ水族館。ああ、ここ、行きたいと思っているところなんですよ。しかも、ケセランパサランがからんできます。もう、てんこ盛り。季節も関係なく。おきまりのおいしい物も出てきますよ。
 そして、シリーズを読んでる方なら、おわかりでしょうが、ラストは・・・。
 ひいいい。怖いです。

 シリーズ最初の頃は、座敷わらしやあれやこれや、知ってる妖怪が出てましたが、どんどん、お初の妖怪に会えるのも、嬉しい。本当に東北は、というか日本は妖怪の宝庫です。これは、怖いという気持ちは、畏怖、畏敬というものと繋がっているからだと思います。昔からこのような妖怪を自然の中に見いだしてきたわけです。岩手のオデドさま、他でもちょっと読んでみたいぞ。
 妖怪はまだまだいると思います。今度は、どんな驚きを見せてくれるでしょうか。

 佐々木ひとみさん、野泉マヤさん、堀米薫さんとは、みちのく童話賞関連で月に一度はバーチャルでお会いしています(ZOOM会議ね)。こんな作家さん達を生み出した東北の底力、これからも、期待してください。

ブルーベリーの季節

2022年07月28日 | 自然観察
          

 近所のブルーベリー農園のつみ取りが始まり、早速出かけてきました。
 食べながら、摘んで、摘んだものを買ってきます。たっぷり買って、お隣や娘の家にもお裾分け。
 新鮮です!
 しかも、今年はうちの庭に1本あるブルーベリーも豊作。鳥よけに紐を張ったからかもしれません。

 新型コロナウイルス新規感染者、増えていますね。症状がなければ濃厚接触者にしないとか、感染してから外部と接触できない期間が、14日から一週間そして3日になる? 3日じゃあ、症状がなくてもまだ感染するでしょうに。
 ワクチンを接種している人は、重症化しないからということなのか。確かに、知り合いが4回接種後感染しましたが、検査しなければ風邪と思うくらいの症状だったそうです。でも、別の方は、喉の痛みがひどくて、辛かったと(3回接種済み)。
 大阪の方は、家族は検査してもらえないとか? 信じられません。テレビで公表されている以上の感染者がいるということだと思います。東京はまだ、家族が感染したら、キッドを送ってもらえるようです。
 とにかく、身近に感染者が出ています。
 緊急事態宣言を出さないから、保証金は出ないし、飲食業は大変です。政策がいきあたりばったりなのは、仕方ないのでしょうか? 医療機関はこれ以上はできないというほどよくやってくださっています。

 そんな中、先日は4回目のワクチン接種をしてきました。私、見事に副反応がないんです。接種した腕が少し痛いくらい・・。
 接種してないと、母の面会ができないのでね。
 9月に兄二人と一緒の面会を予約しているけど、どうかその頃には、下火になっていますように。

病院がよい

2022年07月27日 | 日記
 4回目のワクチンは、ファイザーにしたかったので、個人病院に行きました。婦人科が、女性だけだったので、すんなり予約がとれて。
 他に、目がなんだか変な感じで、そろそろ年なので、白内障とか気になって行ってきたら、アレルギーとのこと(アレルギー検査はしてないので、原因はわかりません。加齢で体質が変わることもあると言われました・・)。まあ、目薬でよくなりそうです。視神経はきれいと言っていただけて、ほっとしました。目、商売道具ですから。
 他に、一ヶ月前に岩手の階段で足をがつんとぶつけて、爪を痛めていたところ、巻き爪っぽくなっていたので、切ったら深く切りすぎて、炎症を起こし・・・、なんてことも。最初外科に行ってレントゲン撮って、骨はなんともないから皮膚科といわれて、皮膚科へ・・。まあ、それで初めて行った皮膚科がいいところだったので、これから皮膚科はここにということで、よし。
 内科にはかからないよう、気をつけましょう。
 人間ドックの予約もしなくちゃ。

       ヘクソカズラ
 
 発熱外来が、今大変そうです。買い物などに出かけても、しょっちゅう救急車とすれ違います。医療機関の方、消防署の方に感謝。

小学生が作ってくれたポップ!

2022年07月26日 | 自作紹介
 近所の小学校の国語授業で、本と出会って、その本を紹介するという授業がありました。最後は読んだ本のポップを書く。そして、それを書店や図書館で実際の本と展示するというもの。
 その一部が、なんとか堂という書店さんで、出されていました。

     
 
 『オンチの葉っぱ ららららら♪』アップすると、
 
   かわいい。

   『どこどこ山はどこにある』 アップにすると、
 
  山の形だ!

  『家守神 ① 妖しいやつらがひそむ家』 アップにすると、
     

 

 感激です~~。みんな、ありがとう!! 

『オンチの葉っぱ ららららら♪』を取り上げていただきました~「日本児童文学」

2022年07月25日 | 自作紹介
       
 日本児童文学の創作時評に、『オンチの葉っぱ ららららら♪』を取り上げていただきました。
 書いてくださったのは、しめのゆきさんです。
 
 この本、あまり書店で見かけないため、読んでいただけてるのかなあと思っているんです、実は。なので、嬉しい。
 最後に「毒気を抜かれたオンチという言葉に大いにほっとする」と書いていただけて、嬉しかったです。
 オンチっていう言葉、ちょっときついですものね。タイトル、最初は『苦手なことも ららららら♪』でしたが、編集さんと相談し、あえて「オンチ」を使ったんですが。オンチの私が、その壁を乗り越えたくて。そう、誰にでも得意なこと、苦手なことがあるよ。そういうお話です。

   
 
 つじむらあゆこさんの絵が、とにかくかわいらしいです。
 改めて、どうぞよろしくお願いいたします。

『友だちの木』の書評を書いていただきました! 

2022年07月24日 | 自作紹介
        
 
「季節風」の書評で、『友だちの木』を取り上げていただきました。
 書いてくださったのは、ふくだのりこさん。

 ふくださんは、冒頭で、ご自身が通っていた母校にあった銀杏の木のことを書かれています。
 その木に「あなたは、小学生のわたしを知ってますよね」と呟いたとのこと。
 このくだり、すっごく嬉しかった! もちろん、その後私の作品のことを丁寧に書いてくださっています。でもなにより、私の本を読んだことで、ご自身の思い出と木が結びついたということ。
 そう。きっと誰にでもそういう木があるんじゃないかな。
 
          

 私自身には、やはり育った家にあった棗の木。うん。あれだなあ。
 いつも遊んでいた公園の真ん中にあった松の木は、私が補助なし自転車に乗れた瞬間を見ていたね。
 あの公園を、この前通りかかったら、とても小さかった。あのころは、もっと広く感じていました。そんなものですよね。

 ふくださんが書かれる文章は、本当に優しくて、お人柄そのもの。
 ふくださん、ありがとうございました! 

政治と宗教

2022年07月23日 | 日記
 過去にあったことを、大河ドラマで観ています。もちろん脚色されているけど、それがわかりやすい。絶対的な力を持つ者が倒れ、それを継ぐ二世。その周りでの権力争い。安部さんにお子さんがいらしたら、担ぎ出されたことでしょう。まさか婦人が? まさかですよね。
 1から周りの信頼を築き上げた初代は、やはりそれだけのことをしていたわけで、二世はその苦労がない。周りが自分にひれ伏して当たり前なのですものね。

 これに、宗教が絡んでくるわけで・・。
 つらいことがあるときに、宗教にすがる。これも昔からあること。そこにつけ込んで利益を得るものも。何を信じたらいいのでしょう。

 大学生のとき、私、宇宙に興味がありました。学園祭で、何か宇宙的な展示をしている部屋があり、でも書かれていることが、全然わからなかった。ブラックホールや銀河系のような写真や絵があり・・。私の頭では理解できないと退散したのですが、何かひっかかっていました。あれ、宗教だったのではと思っています。宗教団体の名前を出さず、勧誘するんですよね。
 弱っている心につけこんで、身ぐるみはがされるのですよ。
 
 はっきり書きましょう。統一教会、創価学会、エホバの会。これには近寄らない。後ろ二つには友人がいましたが、今はどうしているでしょう。会合に誘われたり(やんわり逃げた)、引っ越しても選挙のときには電話がかかってきました(真ん中ね)。
 幸福の科学も、どこにも大きな会館がありますね。あれは信者からお金を巻き上げ、建てたもの。
 広告塔というのもよく聞きました。広く世間では信者とは出さないけど、内部では「この人も信者です」と出すんです。すると、へえ~となります。団体側は信者獲得(つまりお金が入る)ために利用できる。それに安部さんも利用されたということ(関わりがどのくらいかはわからないけど、メッセージを送ったりしてはいるわけでしょう)。

 今これを読んでくださってる方の中にも、信者がいらっしゃるかも。
 神を信じる心は、尊いです。でも神はお金をほしがるでしょうか。
 何か事を起こすときには、お金が必要。組織が必要。それを痛いほど感じている数年でもあります。組織を運営するためのお金、広告、権力者が一人後ろ盾につけば、すいすい事が進むのでしょう。それを必死に利用しようと、政治家に近づきごまをすり、そして政治家は担ぎ上げられ・・。
 ムヒカ大統領のような方を、敬いたいです。

       

 岩手県。遠野に近い花巻で見つけた古民家。中では、囲炉裏に火がついていて、管理人の方もいたけど、訪れる人が一日ひとりもいるのかなあという雰囲気でした。冬は大変そうな地域。

 
 

苦渋の決断

2022年07月20日 | 活動
 新型コロナウイルスの感染拡大が、またしても・・一時は東京都、一桁まで落ちたのに・・。
 昨日2万人を越えたという段階で、苦渋の決断をしました。
 週末に行う予定だった俳句のワークショップ、中止です。
 少数で換気をして、マスクをしてと考えていたのですが、こんなに迷ってまで行うのって、どうなんだろう。
 登山でいえば、どうも雲行きがあやしい、でも、持つかもしれない。と言う状況。としたら、登るのではなく、引き返すのが勇気であると考えました。
 なんとか堂さんには、チラシを作っていただき、お声がけなどもしていただいたのに・・。
 ああ、こうやって悩んでいる方達、たくさんいらっしゃるんだろうなとも思います。
 
 お子さん達、これから夏休みなのに。でも、感染した人は、しばらく免疫ができるのですよね。そういう方は、思いっきり遊んでくださいね。辛い思いをしたのですから。

 ワクチンを打っているので感染しても重症化はしないかもしれない。でも、10日間、外部と接触できない。これがやっかいです。感染が判明する前、症状が出てないときに誰かと接触していたら、迷惑がかかる、という気持ちにもなります。
 いろいろなイベント、どうなるかなあ。経済のことを考えたら、中止できない場合もあるでしょうね。
 私が、迷ったくらいなのだから、巨額のお金が動くイベントの場合、中止の決断は難しいだろうなとも思います。
 
 とりとめなくて、すみません。ご報告でした。
 
      

 秋田市の蓮。夕方だったので、あまり咲いてませんでした。

きのうでした!『友だちの木』、ABS秋田放送での朗読、第二弾

2022年07月20日 | 日記
       

 『友だちの木』から表題作「友だちの木」をABSアナウンサー酒井茉耶さんが朗読してくださいました。
 あさ採りワイド秋田便、マヤの子育てランドコーナーです。

 秋田の方は、ラジコから聞くことができます。10時35分。
 アナウンサーの声のすばらしさ。効果音、BGM。すごくいい作品だな! と思えました。自分の本なのですが・・・
 とてもいい機会をいただけました。車を運転しながら聞いてくださってる方、家で何か作業しながら聞いて下さってる方など、いらっしゃると思います。ありがとうございました!

書店訪問~秋田・岩手

2022年07月19日 | 日記
           

 これは、未来屋書店前沢店様。前沢は奥州市。アテルイの本拠地です。
 なので、発売直後も個人的にご訪問させていただいていました。そのとき、棚差しで1冊だけ配本されたのがあったのを、すぐに面陳していただけたのをよく覚えています。このたび、くもん出版の営業さんが色紙の手配などしてくださり、こんな風に展開が! ご挨拶したところ、以前の訪問のときに対応してくださった方で、覚えていてくださいました! 嬉しかったです。
「夏は地元を読もう」というポップ、嬉しいです。
 大人の方も気づいていただきたいなあ。

 他、東山堂北上店、未来屋書店秋田店さんも、ご訪問。皆様快くご対応くださいました。個人的なご訪問ではこれまで疲労感を感じる場合(控えめに言ってます)も何度もあったのです。営業の方には感謝しかありません。

 水陸万頃(すいりくばんけい)と言われる平野を車で走っていると、ここをアテルイが馬で駆けていたんだろうと、いつも感じます。行ってよかった! 

 引き続きよろしくお願いいたします。

出身小学校に「おおぎやなぎちかコーナー」!

2022年07月18日 | 日記
 以前から、数回に分けて、自著はお送りさせていただいていました。
 でも今年、自著以外の本もかなりの数(私的に)を寄贈させていただきました。子供達に本をたくさん読んでいただきたいので!

 すると、こんな風に、廊下には、「おおぎやなぎちか文庫」。



 何冊だったか・・・笑。大人気の銭天堂も入れました。とにかくとっかかりで、本って楽しいと思ってもらいたいので。あとは、講談社のSDGsのシリーズなんかも。(あれ、図書館向けですものね)『みちのく妖怪ツアーシリーズ』などお仲間の本もちらほら。あれもこれも入れたいのはあったけど、いろいろバランスも考えつつ、楽しく選書させていただきました。翻訳ものが、私弱いので、少なかったな・・。『水をくむプリンス』と『アンネの木』『はてしない物語』くらい。

 図書室内には、おおぎやなぎちかコーナー。
 
 

 感激でした。しかも、子供達が読んで「おすすめ本」を書いてくれていたのですが、そのほとんどが、私が寄贈した本でした。先生曰く、「やっぱり新しい本だと手が伸びるんです」。そうだと思いますよ。
 私の本は、全てお送りしてるので、ここにないのは、貸し出されてるのだなあと、それもまた嬉しい。『ぼくらは森で生まれかわった』 とか。あれとか、これとか。

 でも私の力はこの程度。やっぱり全国の小学校に、もっと図書の予算をつけていただきたいです。
 今IT関連への予算ばかり増えているとのこと。それも大事ですけどね。国葬をする予算があるなら、他にいくらでも回すべきところがあるのでは? と思いますよ。

新型コロナウイルス第7波

2022年07月17日 | 日記
 東京都、感染者が一桁にまで減っていたのに、またあっという間に2万人を越える勢いです。
 保育園や幼稚園でワクチン接種していない子供を通して感染が広まっている印象があります。
 今回は、身近な人たちが、何人も感染しています。いずれも、子供からの感染。

 週末予定している俳句のワークショップは、なんとか堂さんとご相談の上、今の段階で募集を締め切り、少人数での開催とするにしました。
 (4人かな?)これなら、充分なディスタンスをとって、できると思います。予防対策もして。ただ、今後近くの小学校での感染状況によっては中止等の措置をとる可能性も視野に入れています。
 マスクなしの会食は、また当分お預けですね。

        青胡桃(くるみ)