fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

ヤブカンゾウ~ありがとうございます!

2023年06月30日 | 自然観察


 土手にちらほら出てきてます。
 インスタにあげたところ、この花のつぼみ、天麩羅にするとおいしいそうで! 
 春先に出る芽は、岩手で食べたことがありますが。
 でもちょっとしか出てないので、私が採らないほうがいい。
 ユリのように、しっかりした形ではなく、くしゃっとしてるんですね。これもまた、よし。

もう金曜日。
 そして今日で6月が終わり。一年の半分が終わりです。

 さて、私はこのブログの他、ツイッターとインスタをやってます。
 ブログを書いて、この記事はできればたくさんの人に読んでいただきたいという場合は、ツイッターにシェアします。すると、アクセス数がぐんとあがる(この前の救急車騒ぎの顛末のときは、過去最高でした笑)。でもきょうのような日常のことの場合はシェアしません。それでも○百人というアクセス数になって、ああ、毎朝読んでくださってる方なのかな、何かの検索でいらしたのかな? なんて思います。
 いつもありがとうございます!! 一度、毎日のアップをやめたとき、毎朝目覚まし代わり楽しみにして読んでたという方に、「更新がないとがっかりしてみなくなってしまいました」と言われたことがあり、その後、あまり書くことがないなあというときでも、こうして散歩で見つけた花など出すようにしています。
 以前より出かけることもぐんと減り、これといった話題がない場合もあるのですが、今後ともよろしくお願いいたします。
 
 

青葡萄~電子帳簿保存法

2023年06月29日 | 日記


 夕方に散歩するようにしていますが、それでも昨日は蒸し暑かったです。
 インボイスは、保留にしていくしかないという結論ですが(反対ですし)、電子帳簿保存法の方はどうなのでしょうか? 電子で送られてくる領収書や請求書はpdfで保存? アマゾンなんかで買ったものの領収書もでしょうか? 普通に現金で買い物した場合は? スキャンして保存? よくわからないどころか、全然わかりません。 
 パソコンが壊れたら、データも消えますから、クラウドとか・・?
 これ、対応できない個人事業主、たくさんいると思うのですが・・。

マイナンバーカードもそうですが、管理する側が便利になる方向で進められているよう。
 今のやり方で困っていない国民が、右往左往する。勘弁してください。

椿の実~腹式呼吸

2023年06月27日 | 自然観察


 ほんっとに、自然の形はすばらしい。
 この実から椿油がとれる? 

 先日は、日本児童文学学校の講師をなんとか無事に終え、本日は午後からtbcラジオです。15分だけなんですけどね。
 腹式呼吸をしている方は、ふだんもなのでしょうか。と、突然。なぜかというと、私は喉が弱いので。声を出す仕事、むいてないんですよ。でも、こうしてご依頼なんかもあると、呼吸方法、練習したらいいのかなあと思ったり。

 アナウンサーの方達は、毎日発声練習とかもしてるんでしょうね。
 私達が毎日書くように。ピアニストが毎日ピアノを弾くように。マラソンランナーが毎日ランニングするように。
 筋トレって大事。

 *先日の児童文学学校は、オンラインだったのでアーカイブで見返すことができます。本当は、自分の話し方とか、チェックして反省会したほうがいいんだろうけど、見る勇気がない・・。数人の方によかったと言っていただいたので(まあ、よくなかったとは言わないでしょうが)、それを信じて次へ進みましょう!

画家・古山拓さんとのご縁

2023年06月26日 | 日記
         

 もうすぐ発売の『みちのく山のゆなな』で絵を描いていただいた、ふるやまたくさん(古山拓さん)は、デビュー作『しゅるしゅるぱん』からのご縁です。
 今、イラストレーターさんを、編集者さんは探している的な投稿がツイッターで賑わい、私も画家さんとのご縁をツイートさせていただきました。
 古山さんとのご縁については、とてもツイッターでは書ききれないので、こちらでも。

『しゅるしゅるぱん』は、絵本児童文学ファンタジー大賞で佳作をいただいた作品でした。
 その授賞式で初めて編集者さんとお会いしたのですが、そのときには、すでに出版したいというご連絡はいただいていました。
 そのとき、審査員長であった斎藤惇夫さんが編集者さんに「東北の景色を描ける画家さんにしてくださいね」とおっしゃったのです。斎藤さんは、元福音館書店の編集長さんだった方です。
 改稿を進めていくなかで平行して画家さん探しが始まりました。
 編集者さんからは、どなたか「この方に」という画家さんがいらしたら、教えてくださいともいわれたので、ネットで探しました。でも東北、画家、イラストレーターで探してもなかなかヒットしないんです。
 そんな中、編集者さんが古山拓さんを見つけてくださったのです。仙台在住で個展があるようですということで、私はそのとき岩手にいたんですね。仙台駅で待ち合わせて画廊に行きました。生憎古山さんは不在でしたが、絵を堪能。この方でという流れになりました。
 ただ、その後、なにしろ改稿に6年かかったものですから、古山さんには大変お待たせをしてしまいました。
 その間、あるとき、古山さんが仙台であった出版記念会で知り合った某秋田の編集者に「今度、福音館さんの本を手がけるんです」とおっしゃったそうです。するとその編集者は「実は私の妹も今度福音館から本を出します」と。そうなんです、これ秋田の私の兄でした。(今は出版社にはおりません)
 無事に2015年、『しゅるしゅぱん』が発売に。
古山さんといっしょに仙台の書店さんでサイン会をしたり、書店さんを回ったりもしました。
 最初に出した本で、この書店さんへのご挨拶という経験ができたこと、その後大変ありがたかったです(一人で書店さんにご挨拶なんて、たぶんこの経験がなかったらできなかったでしょう)。

 その後、私も古山さんも、それぞれ別の本を手がけて年月が過ぎました。
 私は東北在住の作家さんとつながるようになり、河北新報に物語を連載する話が出ました。その際、画家さんは作家のほうで決めるということだったので、私の場合、迷わず「古山さんでしょ」と思っていました。その話を仙台の商店街のカフェで、東北の作家仲間と話していて、そこを出たら、なんとそこに古山さんご夫妻が! 
 なんという偶然。いえ、必然。そのまま立ち話で、実は・・・となり、河北新報の連載が始まりました。

 これをその後、書籍化できないかと、私が国土社さんにご相談したとき、こういう新聞連載は、画家さんが変わることがおうおうにしてありますが、私は古山さんの絵を、このままでお願いしたいとも、申し上げたのです。もちろん、素晴らしい絵ですから、国土社さんも「ぜひ」となり、書籍化が決定。このたびの発売となったわけです。
 河北の連載のときも、毎回おおっと思ってましたが、一冊にまとまって、感慨ひとしおです。

 古山さんは、くすのきしげのり先生とのコンビでの絵本も多く、個展も精力的になさっていて、すばらしいご活躍です。
 
 古山さんに描いていただいた、河北新報の連載「アンティークな森の巣」は、大人を主人公にしたため、今子ども向け物語に書き直し中。悪戦苦闘中です。

『AIマスクはいかがですか?』赤羽じゅんこ作・たんじあきこ絵(フレーベル館)

2023年06月25日 | 本の紹介
         

 皆さんは、まだマスクをしていますか?
 私は、散歩のときはしなくなりましたが、買い物など屋内で人と接する機会があるときは、しています。
 子ども達はどうなのでしょう。

 この本は、まだ感染症で、皆が学校でマスクをしているという設定です。
 子ども達は、その状況をしっかり経験しています。なので、この物語、リアルに感じてくれると思います。
 AIマスクには、いろんな機能があります。
 引っ込み思案なあなたに・・そうこのマスクをしていると、はきはきと話すことができるのです。私、これが一番欲しいかも。
 もうすぐお楽しみ会、どうしよう? ・・このマスクもいいなあ。人前で、落語ができたら、最高。
 気になるあの子となかよくなりたい・・・ふふ。おばさんなので、これはパス笑。
 だれかにはげまされたいから・・・これもいいです。励まされるって、うれしいこと。私も、こんなふうに、人を励ましたいと思いました。

 細部の設定が、しっかりしていて、安心して楽しめます。これって、読むときは気にならないのですが、書き手側からすると、とても大事なことなんです。
 このところ、AIの話題、テレビでもすごく多いです。
 亡くなった方の声も再現できたり・・。
 いろいろ問題もささやかれています。
 本の世界でも、これからAIネタ、増えそう。
 わたしも、時代の流れをしっかり把握しなくては。
 赤羽さん、この後も、出版が続くようです。大ベテランでかつこうして、出版し続けていて、すごいの一言です。

自然のフォルムは、素晴らしい。

2023年06月23日 | 自然観察
           

 調べるとクマシデのようです。ホップに似てますね。
 ホップは蔓性。こちらは木の実です。
 どうしてこういう形になったものなのか。自然の力は偉大。

 朝ドラの牧野富太郎博士は、小学校しか出ていなくて東大の先生になったと若い頃知って、すごいと思っていました。でもそれは貧乏だったからではなく、飛び抜けて優秀だったから。
 一つのことにひたすら邁進する姿。
 あの絵の素晴らしさは、常人ではありません。

 植物の世界、どこまでも細分化して、これでいいということがなさそうです。

tbcラジオ「gogoはみみこいラジオな気分」~『わくわく子ども俳句スクール』

2023年06月23日 | 日記
 二ヶ月に一度回ってくる、「みちのく児童文学リレー」続いています。
来週火曜日、27日が私の日です。
 今月は、「わくわく子ども俳句スクール」シリーズ1巻「俳句をつくろう」と、パステルショートストーリーシリーズ、ピンク『ちょっとねがっただけ」(赤羽じゅんこ)をご紹介します。

         

 改めてぱらぱらとめくり、うん、いい本だ! となりました。 
 すごくわかりやすいし、楽しい。
 俳句のチョイスもいいぞと思います。

 俳句にご興味のある方、ぜひお読みください。
 お近くの図書館にない場合、リクエストをしていただけたらいいかなと思います。

2巻は「俳句を楽しもう」、3巻は「名句を読もう」です。

ラジオは、宮城県中心の番組ですが、ラジコに加入すればパソコンで聴くことができます。
 無料の範囲がどのくらいなのか? とか把握しておらず、申し訳ありません。
 私は、月額(300円くらいだったかな)を支払い、他のメンバー、佐々木ひとみさん、野泉マヤさん、堀米薫さんの回を聴いていますし、先日は、俳句のコーナーも聴いたりしました。

 

『みちのく山のゆなな』見本ができました。

2023年06月22日 | 自作紹介
       

 いい感じです。
 中学年からですが、低学年でも充分読める内容です。
 また短編の連作にもなっているので、少しずつ読んであげるのもいいなと思います。
大人の方にも自信を持ってお勧めできます。



 東北地方に伝わる民話も少しアレンジして使っています。
 龍やオロチ、山神、動物達。そして里の人々。
 
 6月30日って、山開きなんですよね。そのころにこの本が発売になるというのも、嬉しいです。自然という偉大なものが、この物語のベースですから。

 7月4日発売となってますが、もしかしたらもう少し前に書店に並ぶ可能性もあるかな。
 どうぞよろしくお願いいたします。

脳の不思議

2023年06月21日 | 日記
 夢の話はつまらないかもですが、変な夢だったので。

 私はどこか外国にいます。
 そこで大学に通うことになったみたいなんですが、場所がわかりません。
 駅のようなところで、バスに乗ろうと、案内所でききます。「ユニバーシティ ○○」と聞くと、どうも違うところを教えられ、困って持っていた学生証のようなものをだしたら、「オオ、○○。7か8」と教えてもらいます。それで、どこで降りたらいいかきいたけど、案内所ではそれはわからないと。とにかく7にバスがあったので、「○○?」とそこへ行くかきいたら「行く」といいます。でも、みんなお金を先に出しているので、いくらなのか? もわからず、まごまごしてたら小銭を落としてしまい。そのうち車掌さんのような人は降りてしまいました。
 仕方なく座ってたら、大きなきれいな川に沿って走り、その川に巨大な女性の顔のオブジェが流れています。観光の目玉的なものなのだとか。
 このオブジェが、どこでも見たことのない物なのに、なぜ夢で出てきたのかなあと。
 脳って、不思議。
 脳には普段使われていない部分が7割あるという話も聞きました。
 手足を動かすのも、脳が働いているから。すごい働きです。
 未知の領域がたくさん詰まっているように思います。
 人類の未来、この領域はどうなっているのでしょうか。


 糠漬け、毎年夏場だけ漬けます。今年初の糠漬け。おいしい。この塩加減、すっぱさ。体にいい。脳も喜んでいる感じ。みたけ という会社のものを愛用しています。

5億円当たったら~の続き

2023年06月20日 | 日記
 先日もし宝くじが当たったら、の話を書きました。
 物欲がなくて、結局は老後に・・なんて、結論。
 でも、社会のためにそれを使うという道もあるんです。そこを、実は考えていました。(全く当たってないのに・・)

 ウクライナの支援? 難民の方の支援?
 東日本大震災の復興支援?
 貧困家庭の支援?

 でも、ためらってしまいます。それって、政府がやるべきことですよね。
 そのために税金を払っているはず。
 それなのに、子ども食堂なんかも、ボランティアに頼ってます。

 こんな政治家を作らないため、教育にお金を使いたい。5億当たったら、全国の小学校に本を寄贈・・。個人で全国にというのは、無理か。
 今パソコンなどの関係に教育費が流れているようです。それも大事ですが、心が育つように、そのためにお金を使いたい。なんて、ぼーっと考えていました。
 教師の養成も、今ちゃんとできてないです。
 教師という職業が、多くの若い人が「なりたい」と思えるものじゃない。そこ、問題です(あ、希望を持って教師を目指し、現在も働いてる方もたくさんいますよ!)。
 また宝くじ、買おうかな。

         

 捩花
 

棉の記録②

2023年06月19日 | 自然観察
          

 芽ぶきが続いています。

「怪物」という映画、観たいなあと思ってるのですが、まだ暑い中出かけるのはもう少し控えようかなとも。
 「鬼滅の刃」、テレビアニメを楽しみに観ていました。昨日、刀鍛冶の里編が最終回でしたね。うまくできてるなあと。これだけ残忍なシーン、児童文学では無理だけど、主人公にふりかかる困難が簡単には終わらないところも、自分が書くものと照らし合わせているときがあります。主人公をここまで辛い状況においておくこと、なかなかできません。
 柱達、魅力的です。
 辛い過去を乗り越えて、人のために戦うところが。

 神様の数え方が、1柱、2柱(ひとはしら、ふたはしら)なんですよね。
 和の魅力が詰まったアニメ。
 ただ、以前のブームはもうありません。あれはやはり仕掛けられたもの。以前は鬼滅のかっこうをした子どもとかがいましたもの。
 
 

おとなり

2023年06月17日 | 日記
 今のところに住んで、20年近くなります。
 東側がずっとあいていたんですが、とうとう家が建ち始めました。
 その工事の音がうるさくて・・。
 しかも、東側わりとぎっちりのところに建ってしまいそうで、ショック。
 冬場は、6時半くらいに日が昇ってくるのが見えていたのが、もう見られません。
 ベランダも東側なので、洗濯物も乾きにくくなりそうです。

 かといって、今からほかに引っ越しも無理。そんな元気はありません。
 とにかく今は毎日の工事の音に耐える日々。日曜日はつかのまの安息です。
 ・・・と思ったら、工事がガンガン始まったよ。ああ・・。
       
       

 鳴子百合

 せめて、いい方が引っ越してきてくださいますように。

地元図書館

2023年06月17日 | 日記
  

 地元図書館さんは、ずっと私を応援してくださっています。
 二階に久しぶりに行ったら、地元作家コーナーに、拙著を並べてくださっていました。
 こういうコーナー、割と見てくださる方多いんですよね。ありがたいです。

 新人賞をいただいたデビュー作『しゅるしゅるぱん』と、2作目児童文芸家協会賞受賞作『オオカミのお札』シリーズ。3作目の『どこどこ山はどこにある』、どれも自信を持ってお勧めできるいい本です(自分で言います)!
 その後の出版した本も、全て入れてくださってます。
 ありがとうございます! 

『家守神』のキャラが好き

2023年06月16日 | 自作紹介
        1巻

 現在3巻まで発売中。
 4巻の発売に向けて、編集者さんとやりとりをしています。

 先日、もどってきた原稿の枠外に書かれた編集さんのメモを見て、ふふっとなりました。
「金魚ちゃん、かわいい!」
 「このコンビ感、いいですね!」

 そう感じてもらえて、嬉しい。そして、改めて思ったのです。
 「家守神」の5人、いいなあと。
 どのキャラも大好き(自分が生み出したものなので、当たり前ですが)。

 姉御肌で、拓や亀吉さんにすぐ命令をするお藤さん。(花瓶に描かれた藤の花が人に変化)
 東北弁がかわいい金魚ちゃんは、無邪気。アニメの少女戦隊ものが好き。(掛け軸の金魚)
 お嬢様キャラのお蝶さんは、勉強家。辛い過去がある。(急須に描かれた蝶が人に変化)
 イケメンキャラの鶴吉さんは、ツンデレ。(襖の鶴)
 心優しい亀吉さん。(襖の亀)

 亀吉さん以外は、皆自己主張が強く、主人公の拓は、彼らの言動にあたふたします。
 3巻では、金魚ちゃんが拓の学校へ行き、「七不思議探検隊」の隊長として活躍(?)しました。
 4巻では、いつもみんなの頼み(というか命令)を快く引き受ける亀吉さんが、初めて、それを拒否! どうしたの!? となります。
 あ、でも発売まではまだ半年もあります。
 まだ頑張らなくてはなりません。頑張ります。
 その間、まだお読みではない方、ぜひ1巻~3巻をお読みください! 
 

 1巻のおまけページです。1巻ではまだお蝶さんが登場していません。