fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

阿弖流爲(アテルイ)の里

2016年01月30日 | 日記
            

 北上市に隣接している奥州市は、かつて大和朝廷が侵略してくる以前まで、アテルイが蝦夷と呼ばれた人たちを率いていました。平安時代初期、朝廷の侵略をはばんだのがアテルイ(阿弖流爲)です。しかし坂上田村麻呂が派遣され、アテルイは田村麻呂の計略にあい、河内の国で打ち首となったという歴史があります。

 記録されている歴史は侵略する側が残すものが大半なので、侵略された側のものはわずか。アテルイに関しても、本当のところはわかっていないのですよ。筆力があれば、書きたい素材なのですが・・・。

 今回、家のお風呂場が寒すぎるので、(ヒートショックになりそう)一度も入らず温泉に行きました。

 ここは、奥州市の千貫石温泉というところです。
 
 ただし、本人は東京へもどっています。しばらく岩手ネタが続きます。

焼き味噌おにぎりonストーブ

2016年01月29日 | 日記
     

 見た目よくないけど、おいしいんだってば!!

 ただ、実は、焼き加減など、いまいち満足はしていません。上の写真のやり方だと、ご飯がアルミ箔にくっついてしまって、アウトでした。アルミ箔をくしゃくしゃにすればいいとあったので、やってみたけど、これでもだめ。クッキングシートは、紙がすぐに焦げて、危ない。

 焼きおにぎり、追求しないと。
 うまくできたら、またアップしますね。

 ただ塩分のことを考えたら、たまににしたほうがいいか。このおにぎりのときは、味噌汁なしで。

雪の結晶

2016年01月28日 | 日記
 一眼レフを岩手へはもっていかなかったのですが、これだけ撮れればいいほうでは?

 

 
 
 
 下の写真は、二階の部屋の窓を開け、一階の屋根に身を乗り出して撮りました。屋根がだんだん濡れてきて、濡れたところに降るとすぐに解けてしまうのですが。上の写真は黒いボードで受け止めたものです。いずれにせよ、ひら~っと降ってくる雪が、結晶を見つけやすいようでした。

雪めがね

2016年01月27日 | 日記
            
 
 

 雪の結晶が見るレンズということで、買ったのですが・・・。小さいけれど、7倍です。
 
 革紐は、自分でつけたものです。かわいいですけどね。
 雪眼鏡は、本来スキーなどのときにするサングラスのこと。写真の「雪めがね」は、商標かもしれません。

 雪の結晶については、また明日。

きりたんぽ

2016年01月25日 | 日記
         

 秋田では、母の施設で寝泊まりをするので、食事は外食かスーパーのお弁当などです。
 三日前まで申し込めば、母と同じ食事を650円で出してはもらえるのですけどね。
 でも、スーパーのお総菜コーナーに、レンジでチンのきりたんぽ鍋があるのですよ。お味は65点くらいかな。

 

秋田県立図書館

2016年01月24日 | 日記
 秋田へくると、だいたい県立図書館に寄ってパソコン優先席で書いています。
 今回も一日ぽっかり開いたので、でかけました。
 母の施設の部屋に置いている折りたたみ式のデスクでは、やっていると、肩が痛くなるのです。微妙な高さの具合でしょうね。

 で、図書館。

      
 なんと、ばばーんと目立つところにおいていてくださっているではないですか!

 これは、ご挨拶せねば! と思ったのですが・・・。
 我が身をふりかえれば、
 
 すっぴんにマスク、けばだった古いユニクロのフリースに綿入れベスト(寒さ対策優先でこうなった)しかも、紫に赤というカラーコーディネイト。
 きわめつけは、今回初日に、めがねの蔓がとれるというアクシデントがあり、東京にもどらないと修理もできず、セロテープでくっつけているという有様。
 ほとんど、浮浪者に近い・・・。 
 きょうは、だれとも会わずに、書く日にしようと思ったので。(といういいわけ)

 やめよう。次回にしよう。と思ったのでした。
 
 秋田県立図書館の皆様、ありがとうございました。

「夢」(加藤了楓・書)

2016年01月23日 | 日記
      

 加藤了楓(りょうふう)氏による書。本年元旦の秋田さきがけ新聞に載ったものだそうです。
 加藤先生は、私の中学時代の恩師です。中学時代って、もう40年以上も前・・・半世紀近く前のこと。実は私はあまり同級生の顔や名前も、よほど親しかった人でないと覚えていません。先生にいたっては、中学時代の先生で名前が思い浮かぶのは、加藤先生くらい。なんてことでしょうか。担任の先生すら、お顔は思い浮かびますが、名前はあれ? という感じ。
 加藤先生は、当時男子体育の先生、そして陸上部の顧問の先生でした。つまり私にとっては、担任でもなければ、教科すら教えていただいたことはない。部活の先生です。
 でも、中学といえば部活が真っ先に思い浮かぶほど、その部分が濃密で、かつ加藤先生はすごーく近所だったのです。
 陸上競技部、当時、全国ジュニア陸上に出場する子がいるくらいで、かなり強かったのです。私はその中で、そこそこという程度でしたが、まじめではあったので(はっきりいって、やれと言われたことはやるというだけでしたが)、朝練などもしていて。(先生もお若くて、熱心だった)夜も帰りは真っ暗な時間になっていましたっけ。

 と、とりとめもなく書きましたが、じゃあ先生とずっと交流を持っていたかというと、それもそんなことはなく。このたび、秋田へ行ったとき、連絡をさせていただき、おじゃましました。こんな教え子を、あたたかく迎えてくださって、ありがたかったです。

 そして、こっち。

  
 色紙をいただいてしまいました!! 
 これも「夢」です。4枚違う「夢」を見せてくださって。迷わずこれを選びました。

  夢というのは形のないものですが、こうして力のこもった文字を見ていると元気が出てきます。いつも見えるところに飾っておこうと思います!!
 世界堂に行って、額を買おう。

 話は前後しますが、先生は小学校の校長先生を経て退職された後、今は陸上競技からは離れ、書家としてご活躍されています。自宅でお弟子さんに教えてもいらっしゃるのでした。それには確かに驚きましたが、でも体育の先生だった方が書家になるというのは、とても得心できることでもあるのです。
 書って、体がしっかりしていないとできないと思うのですよね。もちろん、精神的にもですが。
 
 写真の二枚、二枚とも、すごくいい! 
 「夢」を失わず生きていきたいと思います。
 すごいなあ。(なんども言い過ぎ?)

龍の玉

2016年01月21日 | 日記
         

 草は、「龍の髭」。

 虚子像の下にひそめる龍の玉  川口未来    
 
 ナイスなネーミング。ファンタジー心がうずきます。

 って、龍の玉どころか、雪の秋田にいるわけですが。雪の写真は、また、おいおい。

 それにしても、首相が国会答弁でアイドルグループの解散についてコメントするとは・・・・。きくほうもきくほうだけど。そしてあの生中継。見ましたし、その後の報道もいろいろネットニュースで読んでいるのですが、ひどい。

ツイッター

2016年01月20日 | 日記
 作家の耶月美智子さんと宮下奈都さんのツイッターのファンです。
 二人に共通しているのは、息子、娘の言動のおもしろさ。(もちろん、ご本人もですが)
 素のままなのか、作家だからこそ、おもしろいところをすくっているのか。
 耶月さん、作風と違っているのも味がある。宮下さんは、『神様たちの遊ぶ庭』で兄妹に親しんでいるので、ホントかわいいし。
 俵万智さんのツイッターに出てくる息子くんもかわいいけどね。
 やっぱ、自然のあるところで、育つのがいいな。

 って、つまりしょっしゅうこうして、人のつぶやきを読んでいるわけです。反省。

霜の降りた畑
 

『しゅるしゅるぱん』レビュー

2016年01月19日 | 自作紹介
            
 
 発売2ヶ月がすぎ、(やっぱりやるだろうなと思っていた)自己検索をすると、レビューをいろいろ見かけます。特に読書メーターという本好きの方たちのサイトでのレビューは、うれしいものばかり。ありがとうございます。
 こちらでご紹介するのは、知り合いの方のものと思っているのですが、知り合いでも、ブログはやっていないけどツイッターやフェイスブックに書いてくださっているかたもたくさんいらっしゃいました。ありがとうございます。

 最近では、イタリア在住作家、佐藤まどかさんが、「フェイスブックに書きました」とメールでその文面を送ってくださいましたので。ここに貼り付けさせていただきます。

 おおぎやなぎちかさんの『しゅるしゅるぱん』を拝読。(サイン入り!)
実は、数年前にファンタジー大賞で佳作を取られたという情報を季節風で知り、それ以来首をながーくして待っておりました。なにしろ、あの賞は、頻繁に受賞作がゼロで有名のはずですから、期待大だったんです。

まずタイトルが絶妙。音の響きがよくて、意味がぜんぜんわかないから本を見た人の好奇心をがっしりつかむ。表紙の絵が古めかしくもモダンで、これまた素晴らしい!

さて、目次を見てすぐに「最近多いオムニバス形式だ」と思いきや、ただのオムニバスではありません。視点だけじゃなくて時代も複雑に前後する。大人の映画 や書籍では昔からありますが、児童書では珍しい手法。で、ともすると難解になりがち(ゴダールの映画なんかそうですね)ですが、これはすんなり頭に入る。 どんでんがえし的なラストもあり!

ワクワクしながら読みました。そのワクワクする内容を抑え気味の表現で書いているところがまたいいです。そして方言の魅力満載。標準語では、あの味は絶対出なかっただろうなぁ。
ファンタジーとはいえ、日本の地方の湿度を存分に味わえる素晴らしい物語でした。

オムニバスということで、あらすじは書けません。ネタバレするし。

でも読後感は爽やかで、あー読書って本当にいいですねえ。と思わずつぶやきました。わたしもしょっちゅうモノをなくすので、これからは、「しゅるしゅるぱん」とつぶやいて、しゅるしゅるぱんのせいにしよう!



 こういうのを読ませていただくと、私もフェイスブックやろうかな、ツイッターやろうかな、とぐらりとなります。でもなあ・・・。携帯もいまだガラケーの私、ブログにとどめておいたほうがいいんじゃない? とまだ73でやらないほうにいるわけでした。
 
 話は前後しますが、読書メーターに書かれていたレビューの言葉で、「よくある妖怪の話かと思ったらぜんぜん違った」「「期待以上のおもしろさ」「せつない話」など、作者非常に非常に励まされています。ありがとうございました!!

梵天(秋田三吉神社)

2016年01月18日 | 日記
 17日、昨日は秋田市三吉神社の梵天でした。


     
 
 子供の頃、親といっしょに人混みの中、見たことがあったなあという記憶。何十年かぶりでした。
 まずは、神社へ。
 ところが、境内は人混み。(といっても東京の人混みに比べたら、ゆるいものです)
 梵天ももっと大きかったイメージでしたが、意外と小さい。たぶん子供の頃は私が小さかったのですね。神社では、奉納するところが見られるのですが、これも縦に持ったままと思っていたら、横にしてつっこむのですね。もっとけんかのような感じでやられるのかと思っていたけど、これもそうでもなし。

 なんとなく、満足したとはいえず、神社を出ました。
 ところが、何か食べようかと店をさがしていたら、遠目に梵天が見えます。俳人的感が働きそっちへ! 3つ4つの梵天が、大吉食堂というところの前で止まりました。そこで、梵天唄が披露。これが、よかったあ! 

    
 冷たくぴんと張り詰めた空気の中で、声の伸びること伸びること。途中ホラ貝が吹かれ、なんともいい!! 女性1人と男性2人で、何回歌ったかなあ。「ゆっくり行くべ」と、神社はすぐそこなのですが、奉納してしまう前に楽しもうという雰囲気でした。(茶色い筒のようなのが、ホラ貝のような音が出るのです。木でできた一升瓶のよう。貝のものもありました)
 
  踊り出すおじいさん
 

「上手ですねえ」とそこにいた方に言ったところ、「日本一だもの。小野花子だで」と、いうではありませんか。民謡歌手などほとんど知らない私でも聞いたことのある、秋田の民謡歌手の方でした!! 男の方も江差追分日本一の方なのだそうで、「下北手(という地区)には、日本一が二人いるんだ」とうれしそうでした。
半纏を着たその地区の方以外の観客は、私を含めても10もいず、神社で人越しに見るのとは全然違って、堪能できました。


 
 そして神社へ。
 いかにも秋田の冬という厚い雪雲のたれ込める凍てついた道をゆく梵天。

  
 満足~。

*小野花子さん、調べたら、テレビにも出てるはCDも出してるはという方でした。「すばらしかったです」とお声はかけさせていただいたのですが、握手もしてもらうんだった。でも、そのとき、梵天が行ったあと落ちていた幣や紙くずを拾ってらっしゃって、手にそれらをもってたので・・・。立派な方だ! ファンになりました。CD買おうかな。

赤い実

2016年01月17日 | 日記
 きのうは、仙台は朝雪が積もっていたそうです。サイン会のころにはお日様も出て、解けていてよかった。
 おいでくださった皆様、TSUtAYA仙台南店の皆様、ありがとうございました。何人いらしてくださったかは、企業秘密です(笑)。皆様に応えるようがんばらなくてはとも思いました。
         
 
 なんなのか、わかりません。誰か教えてください。

 
 
 これは、唐辛子。うちの近所の畑、ずーっとこのままなのです。

*北上から秋田へ行きます。 車なので、一番天気のいい時間帯に行きます。吹雪にだけはなりませんように。問題は、県境。
 岩手側は、沢内村(いや、今はもう合併されて村ではないのですが)、秋田側は山内村(こちらも、横手市です)。ここらは日本でも有数の豪雪地帯なので。

 長野のバスツアー、若い方が何人も亡くなられて・・・。本当にひどい。夜の峠道というと、私はこの岩手秋田の県境を思い浮かべます。高速道路ができる前は、ホントにすぐ断崖という峠道でした。事故現場は、危ないカーブを過ぎたところらしいですが、なぜわざわざ高速ではなく、下の道を走ったのか。
 私は長距離のときは時々、(事故らない、事故らない)と念じています。(といっても1時間半ですが←でも、今はこれくらいが限界かな)
 暖房をしていると眠くなって、SAに入って10分くらい寝るときもあります。