fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『あぐり☆サイエンスクラブ(夏)夏合宿が待っている!』堀米薫作/黒須高嶺絵(新日本出版社)

2017年07月27日 | 本の紹介
            

 学達、あぐり☆サイエンスクラブの活動も夏を迎えました。春に植えた苗はしっかりと育ち、表紙は見事な青田に。この青田を風が吹き抜けるときが一番好きだと、あぐり先生が言います。うんうん。同感! ほんと、にさーっと風が見えるんですよね。青田波という言葉もしっかりと出してくれています。

 もちろん、サイエンスクラブですから、科学的な視点で観測します。
 稲の生長のしかた、「分けつ」ということ、知りませんでした。植えたとき一本だった茎が増えるんですねー。

 風の向きや湿度に気をつけていると、空の動きがだいたいわかると、あぐり先生は言います。そっかー。向きとかって、あまり気にしていなかったなと反省。

 いやいや、月に一度田んぼを見にいく私と、毎日向き合っている堀米さんと、比べることがおかしい。かないませんよ。まったく自分はど素人だなと思います。(それでも、以前よりは、少し田んぼのことわかってきてはいるんですよ)花水という言葉も初めてしりました。

 先日は東北も豪雨に見舞われ、秋田が災害に遭いました。こういうとき、田んぼがダムがわりになるということも。田んぼが、どんどん減っている今、そういう時のダムがわりになるものも、なくなりつつあるということになりますね。農業が、古くから人々の暮らしを守っていたということがよくわかります。

 あぐり☆サイエンスクラブ、実際の小学校でもできてほしいな。自分の口に入るご飯がどれだけの手間でできるのかって、ホントに大事。八十八の手間がかかるから米って、ホントです。

 さあ、あぐり☆サイエンスクラブも、いよいよ次回は収穫ですね! きっと最高においしいお米ができることでしょう。
 どじょうさんに大拍手! 

『なみきビブリオバトル・ストーリー』(さ・え・ら書房)ご紹介いただいてます。2

2017年07月14日 | 自作紹介
        

 さ・え・ら書房の編集さんから、好調に動いているというご連絡をいただきました。これは書いたものにとって、すごーく嬉しいこと。ビブリオバトル、もっと広がってほしいです。

 毎日新聞の新刊案内にも載っていました。
 
 さらに、知り合いの作家さんが、ブログでご紹介くださっています。

 宮城県角田市で、農業&酪農を営みながら児童文学を書かれている、どじょうさんこと堀米薫さんの「どじょう日記」。

 仙台在住の児童文学作家、佐々木ひとみさんのブログ「つれづれ草子」。(著作『ぼくとあいつのラストラン』ポプラ社が原作の映画『ゆずの葉ゆれて』が、ロシアの映画賞をご受賞)

 みなさま、ありがとうございました。
 

ブログでご紹介いただいています。(なみきビブリオバトル・ストーリー)

2017年07月06日 | 自作紹介

         さ・え・ら書房
 
 知り合いの作家さんが、早速読んでくださって、ブログでご紹介してくださっています。 
高橋秀雄さん 創作日記 ひでじぃさんの愛称で親しまれていますが、「日本児童文学」の編集長でもある立派な方。「季節風」の屋台骨でもあります。ノンフィクションを書かれたと思ったら、このごろ絵本もだされて、すごい。

 井嶋敦子さん 川天使空間 秋田市在住の小児科医でもある児童文学作家。紙芝居『食べられないよアレルギー」』童心社)が版を重ねています。

 福田徳子さん あじさい物語。「季節風」でお世話になっています。昨年は「黄色いかさ」で児童ペン新人賞をご受賞。ぜひ、本にしてほしいと願っています!! 

 安田夏菜さん 夏菜の野菜畑 落語もされる児童文学作家。最新刊は『くじらじゃくし』(講談社)。江戸時代の大阪の米問屋が舞台の幼年もの。さすがのおもしろさです! 

日野・・・和(なごみ)の語り

2017年07月04日 | 日記
 ご案内です。



 2017年 8月1日 13時半開演(開場30分前)
 
 作品 ひのっこ日野宿発見
    勝五郎再生記(小泉八雲「佛の畠の落穂より」 
    
    **
    鼓くらべ(山本周五郎)

 出演 井ノ口 勲
    小林 亜希子

 尺八演奏 小松崎 剛
 構成・演出  観世 葉子
 制作 I & K 企画
 
 場所 高幡不動尊 客殿三階舞台の間
 入場料  2、000円

 語りの演目の最初「ひのっこ日野宿発見」は、日野図書館が作った絵本。文章は私が書いています。
 それを朗読してくださるとのこと。
 とても楽しみです。

 山本周五郎の『鼓くらべ』も楽しみです。(先日お会いした方にこのチラシを見せたら、「山本周五郎、大好きなの。全部読んでる」と。そうなんだあと思いました。実は私はほとんど読んでいなくて、この『鼓くらべ』も。朗読で初めて出会います)

 「勝五郎再生記」は、江戸時代、日野に生まれて幼くして死んだ子どもが、八王子で生まれ変わったという話があるのです。平田篤胤が関心を持ち、勝五郎を自分の塾に招いていたり、水木しげるがマンガに書いてもいます。

 というわけで、3作品とも、おすすめです!! 

 高幡不動尊は、裏山の自然に包まれた名刹です。お詣りがてら、おでかけください。