fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

お粥~コイン精米器

2024年01月31日 | 日記
 胃の具合が少々悪くてお粥が食べたくなりました。
 ところが、うちは普段、玄米を食べてます。玄米は消化があまりよくありません。
 そこで、近所にあるコイン精米器で精米。米自体は、うちの田んぼのものです。



 昔は、一升瓶に入れて、棒でぎゅっぎゅっとしてたんですね。あっという間に白米に! 
 お粥、おいしいです。

クチナシの実

2024年01月30日 | 自然観察
          

 散歩途中にあるお宅に、クチナシの実がなっていました。
 白い花が咲いた後に、実になる。
 栗きんとんを作るときに、入れて、黄色くなる、あれです。

 自然というのは、すごいなと思います。

 クドカンのドラマ、「不適切にもほどがあります」、おもしろいです。
 昭和は遠くなりにけり。

 ああ、中学のとき、社会の先生が、教室で煙草吸ってましたよ。小さい灰皿ももってきて。考えられないですね。その先生は、給食のとき、納豆を持ってきてもいましたっけ。
 先日アップデートが大変と書きましたが、「ポリコレ」という言葉もありますね。人種、職業、性別そのほかのことで、差別的なことを言わない書かないこと(合ってる?)。大事なことです。看護婦ではなく、看護師。保母ではなく、保育師。こういうことも、地道に定着しています。
 まだまだ、ありそう。

アップデートが、大変です

2024年01月29日 | 日記
 もともと英語、カタカナ語が苦手なため、翻訳本では、登場人物の名前が頭の中で定着しません。その程度なら問題ないのですが、いよいよ、世間で話題になる言葉に追いつくのが大変になってきています。

 児童文学を読むのは、未来を作る子どもたちですから、古い概念のままではいられません。
 わかりやすいのは、SDGs。LGBTQ。
 『ファミリーマップ』を書くときに、本も数冊読み、知り合いの人を思い浮かべ、考えた結論は、人それぞれ違う。でした。Lとか、Bとか区分はなんとかできても、その中でもいろいろです。かつ、性格はまた違う。素敵な人もいれば、はっきりいってやなやつもいます。

 あと最近よく言われるのが、「ルッキズムにならないよう」ということ。見た目で判断しないということですね。
 でも、文庫などイケメンキャラがだいたい登場しますし、見た目の描写は必須なので、苦労します。類型的にならないようにしなくては。

 さらに、ノンバイナリーとか、アセクシャルとか、シスとかヘテロとか、うーん。
 10年前と今ではがらりと違うので、10年後も、また違うでしょう。
 こちらの記事を読んでへえと思いましたが、この記事だって、数年前だ! 赤をクリックすると、サイトへ飛びます。
 ぬいぐるみを、ゲイという設定にするなんて、思いもつかなかった。
 子どものおままごとも、変化するかもしれません。もうしてる?



散歩途中のお宅の金柑。

冷え込んでいます。

2024年01月28日 | 日記


日本海側は、雪。
 北陸の避難所や車中泊をしている方は、大変です。
 私は、この数年からだが冷えると、膀胱炎っぽくなります。つまりすぐトイレに行きたくなるのです。先日もそうでした。ただ、腰の周辺を暖めると、直ります。なので家では、ズボンの上からキルティングの巻きスカートをはいたりしています。
 こんななので、避難所なんかだと大変だなと思うのです。
 
 北陸に早く春がきますように。

おいしいケーキが食べたい

2024年01月27日 | 日記
 ケーキ屋さんのケーキは、高いです。
 でも、ときどき食べたくなって、えいっと、買います。
 そして、うーん、この値段の割には・・・となってしまいます。
 おいしいですよ。でも、すごーくおいしいというわけじゃない。
 コンビニやスーパーのケーキより、ほんの少しはおいしい? 
 ぜいたくでしょうか。

 柚子ジャムを作ると、売っているどのジャムよりおいしいです。
 アップルパイ、生地は買って、作ろうかな。以前作ったとき、まあまあでしたよ。ここにカスタードクリームが入れば、ばっちり? くらい。
 なんて、思って、そんな余裕、ありません。

 先日は、検査の結果を聞いてきました。OKです。
 よかった。



書店に寄ると必ず自著があるかどうか、見ます。私の場合、一番新しいのが、この『家守神④声なくせまるあやつり人形』ですが、昨日立ち寄った書店さんはこれもなかった・・。シリーズものは、銭天堂などのようにずっと売れていて、1巻からそろってあると目立ちますね。児童書の売り場が、どこも縮小しているので、椅子取りゲームのように、確実に売れるものが置かれるのが現実です。
 めげずにがんばります。
 でも、とある事情で、アマゾンでは、『ヘビくんブランコくん』がぱぱっと売れました。
 実は『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』も、地道に売れてる一冊です。アマゾンを見ると動いているのが感じられてます。いわゆるエゴサーチ! ときどきして、自分を励まします。
 こんど、対象年齢別に、ご紹介を改めてしたいと思います。

 

神沢利子展~三鷹

2024年01月26日 | 日記
       

 三鷹で、今年なんと100歳になられた神沢利子さんの展覧会をやっています。
 長く三鷹にお住まいだったようです。
 『くまの子ウーフ』、ロングセラーです。あこがれです。
 『鹿よ おれの兄弟よ』は詩を絵本にしたような1冊。子ども時代を南樺太で過ごされた神沢さん、北の大地を舞台にした作品があります。これは、ロシアが舞台。ロシアというと、現在はイスラエルへの軍事侵攻が真っ先に思い浮かびますが、あの広大な大地の自然と共に生きる人間の姿には、人にとって大事なことはなんなのかを問われる思いです。
 書く人にとって、このように子ども時代のことが、ずっと根っこにあるのだろうなとも感じました。
 
 70歳でも(それも30年前ということですが)海外へ行き、取材をされていた様子に、私はまだ疲れていてはだめだとも思いました。

         

 なんと、俳句もなさっていたそうで、短冊も展示されていて、句集も販売されていました。買ってきました。読むのは、少し後になりそうです。
 
 その後は、国分寺で編集者さんとお打ち合わせ。 三鷹の展覧会に行こうと決めたのが前夜。お会いする場所を三鷹にしたほうが、都心からいらっしゃる編集者さんにはいいかなとは思ったけど、急な変更もためらわれて、国分寺に移動。改稿、がんばります!
 

「季節風」2024年新春号~佐野久子さん

2024年01月25日 | 日記
         

 すみません、読まなきゃいけない本が積まれていて、まだしばらく読めそうもありません。
 ただ、ぺらぺらとめくって、昨年の大会レポートを佐野久子さんが書いてらしたので、そこだけ読みました。
 最近は、新刊を出されていないし、もう何年もお会いしてませんが、大ベテランです。
 その方が、最初に大会に出たときに、そこで言われたことを書いてらっしゃいました。
 その方は、ご自身の胸をぽんぽんとたたき、
作品というのは、ここで書くんだよ。ここ、ここ。あなたの作品は手首で書いている。書ける人はつい手首で書く。書けてしまうからやっかいなんだ。ここで書く作品はしんどいよ。書く方も読む方も」と。
 季節風大会は厳しくて泣く人がいると聞いていたけど、まさか作品をいじられたくらいで泣くなんて、と思っていた佐野さんは、この日泣いたとのこと。
 「でも私はその日、泣いたのです。手首を使ってちゃらちゃらと仕上げた作品を、ずばり見抜かれた怖さと恥ずかしさで。」


 佐野さん・・。
 まだデビューできてないころ、佐野さんの作品を読んで、その心理描写の見事さに(ああ、こんなふうに書きたい)と思ったものでした。
 
 私は大会にはもうずっと出ていません。数年前まで少しはお役にたてたらとやっていた書評委員も、やめました。つまり、全く関わっていないのです。これならいる意味はないのでは? と思うこともしばしばです。なんでいるの? と思ってる人もいるだろうとも感じてしまいます。でも、こうして「季節風」が届いて、こういう言葉と出会うと、やめずにいてよかったと思いました。
 心で書くなんて、古い? 
 プロットがどうの、という技術を伝える講座に人が集まります。技術は大事。心をちゃんと伝えるための技術です。
 でも、やっぱり佐野さんのいうところの「ここ」。ここがなくっちゃ。
 
 佐野さん、この文を書いてくださって、ありがとうございます(たぶん、このブログなんて、読まれてないでしょうが・・)

アンドリュー・ワイエス~生成AI

2024年01月24日 | 日記
     

 散歩の枯野風景を見ていて、アンドリューワイエスを思い出しました。
 著作権がまだ切れてないので、絵は出せませんが、大好きです。
 この風景のようかといえば、ちょっと違ってましたが。

 テンペラ画は古い技法ですが、色が褪せず、繊細なタッチで描けます。
 
 それにしても、生成AIは、イラストの分野では脅威なのではないでしょうか。小説もなのですが、イラストの方がもっとでは? という気がしています。
 アンドリューワイエス調の風景画とか指定すると、すぐに出てきそうです。
 そりゃあ、本物とはぜんぜん違うでしょうが、ちょっとしたカットとして使うには、きっと十分でしょう。
 その防止に、声明をあげている芸術家のニュースをやっていました。どこまでが著作権として認められるか、これから、大きな問題になりそうです。
 ディズニーのようにキャラクターがはっきりしていれば、著作権侵害にできるのでしょうが。
 

光る君へ

2024年01月23日 | 日記
 NHKの大河ドラマ「光る君へ」観ています。
 おもしろいです。言葉は完全に現代の、しかも標準語。なので、普通に歴史恋愛ドラマを観てる気分。
 それでいい。
 それにしても、平安時代後半なわけですが、宮中や衣装のきらびやかなこと。
 奈良から平安にかけての物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』を書きましたが、これに近い京から、大軍が攻めてきたわけなのだから、かないません。

 平安時代は、このあと、藤原氏が権力を握り、やがて平家が出てくる。
 ドラマから歴史を知るのも、あり。
 アニメや漫画から知るのも、あり。だって、わかりやすいもの。

          

 先週末の月です。今日は満月のようです。

         

『くもにアイロン』ベトナム版

2024年01月22日 | 自作紹介
          

「くもにアイロン」ベトナム版を送っていただきました。
 イラストは、山村浩二さん。


 タイトルはそのままなのかなと思ったら、今は翻訳アプリというものがあり、調べてもらいました。

         

 『アイロンさん、何してるの?』だそうです。
 実は、娘一家が今ベトナムに住んでいます。
 孫の一人は、まさにこの本の対象年齢。あちらの(日本人の)幼稚園に通っています。
 本屋さんに出ているかどうか、見てもらいましょう。 

 ベトナムの子供達に、読んでもらえるかもと思うと、嬉しいです。
 日本語版は、現在版元の福音館さんでは、品切れなのが、残念。

本読みが続いています。

2024年01月21日 | 日記
 入っている協会の雑誌や同人誌が届いています。
 読みたいなあという本もあります。
 でも直近で、「読まなくてはならない本」がどっさり。この中には、自分のアンテナにひっかかっていない本もあり、へえ、こういう本あったんだー。おもしろい、読めてよかったというのもあるのでいいんです。
 でも知り合いの作家さんが書いた作品が後回しになっています。
 
 来月上旬が過ぎたら、きっと読めるはず。
 今年出る本の原稿の改稿も、がっつり。これは、数日中にめどがついてお送りできると思います。仕事が途切れずありがたいです。
 申告もありますが、だいたいはできてるので、時期がきたら弥生から送信すればいいだけなはず・・はず。
 今年、医療費がっちり控除の対象です。病院にかかったなあ。今週もひとつ検査結果を聞きに行きます(たぶん、問題なし)。
 
 体力が落ちないようにもしないと。

      

 先日行ったたましん美術館入口のオブジェです。子どもはここに入って喜びそう。

「大政奉還図」を描いた絵師・邨田丹陵 たましん美術館

2024年01月20日 | 日記
 大政奉還の絵図といえば、だれもが、教科書で見たことがあるのではないでしょうか。
 この絵を描いたのが、邨田丹陵という明治時代の絵師です。 
 立川のたましん美術館で開催しています。大政奉還図は、下絵があるのですが、この下絵がすばらしい。
 他も、平安時代の女性や六歌仙、戦国時代の戦いの図や、非常に繊細です。
 見ると、絹に描いてるんですね。
 
 立川の北口、広い道路が歩行者専用になっていて、大変おしゃれです。
 ひさしぶりに書店に寄ったら、うーん、入口からすぐの広いスペースがホビーコーナーになっていて、残念。
 それでもふらふら見ていると、ほしい本が見つかって、やっぱり書店はいいなと思いました。



Xでフォローをして、リポストしたのを受付で見せると、絵葉書がもらえます。

    こちらは、壁画がある聖徳記念絵画館のサイトからお借りしました。この絵画館、ずーーっと前に行ったことがありますが、この絵があったかどうか、覚えてません。でもあるのでしょうね。また行ってみたいです。
 

地盤の隆起

2024年01月19日 | 日記
 能登半島の地震、毎日被害の様子が映し出されています。
 海岸線沿いは地盤が隆起しているようです。
 
 秋田県の象潟が、かつて海だったけど、今は陸地。
 芭蕉は舟で島々を回ったのですが、その後の地震で陸になっているのです。
 日本というのは、そういうところ。その海岸線に、原発や風力発電が作られているのです。今回風力発電の風車はあまり見かけません。能登にはあまりないのかな。

           東京は、梅が咲きだしています。

富士と夕日~地軸が傾いているから?

2024年01月18日 | 自然観察
   
 これは、数日前。富士山に日が沈むシーンです。さらに、

          いわゆるダイヤモンド富士といっていいのかな。

 さらに
  
     
 この一週間くらいの動きです。
 太陽が富士山の向こうに沈んでいるのですが、少しずつずれています。
 これは・・。地球の自転? むむ、よくわからなくて調べたら、地軸が傾いているからなのだそうです。
 こういうことを、しっかり把握できる方、すごいです。
 若いころは、宇宙のこと考えることが、すごーく好きだったんですが。

 撮影はすべて夫です。家からではなく、近くによく見えるポイントがあります。
 てっぺんに太陽が沈む日は30人くらいカメラマンがいたそうです。

冬のサルスベリ~帯状疱疹ワクチン

2024年01月17日 | 自然観察
           

 夏の間100日もの間、赤い花をつけるサルスベリ。百日紅。
 今は、こんな感じ。よく見ると実がついたまま枯れています。

 きのうは風が強かったです。
 帯状疱疹になってる方が、まわりに多くて、昨日、予防ワクチン接種をしてきました。ワクチンは2種類あるけど、2回うつタイプ。市の助成金が半額出て、12500円です。でも10年くらい効果が続くらしいので。
 副反応もほとんどなくてよかったです。ちょっと腕が痛いくらい。