現在第3回みちのく童話賞受付中です。締め切りは5月10日(消印有効)。
まだまだこれから書いても間に合います。
どんな作品を書いたらいい? という方、ぜひ第1回みちのく童話賞受賞作品集「まほうの天ぷら」をお読みください。
赤をクリックすると通販サイトに飛びます。こちらの本は、書店での流通はありません。電子書籍になります。ただし、やっぱり紙の本で読みたいという方もいらっしゃるでしょう。その場合はこちら。
ご注意いただきたいのは、価格が違うことです。ペーパーバックは、1冊ずつご注文いただいたものを作るということで少々割高になっています。
第2回の受賞作品は、第3回受賞作品と合わせて、このような形になる予定です(予定ですが・・)。
どの作品も、東北ならではの味わいがあります。ぜひご覧ください!
スタッフのもえぎ桃です。
1話10分で完結するアンソロジー「恐怖文庫」に参加しました!
朝読書やちょっとしたすきま時間におすすめです。
「悲鳴橋」
……その「悲鳴」を3回聞くと呪われるという「姫井橋」。まさか、ただの噂だと思っていたら!?……
とにかく怖い!そしておもしろい!!
【もくじ】はこちら♪
雨の日の妹(山下みゆき)
ダムにしずむ村(横田明子)
百物語の夜(緑川聖司)
本にはさまれた約束(松井ラフ)
キミへの警告(七ツ樹七香)
にんじん(藍沢羽衣)
悪魔はほほえむ(江森葉子)
悲鳴橋(もえぎ桃)
ずっとつけててね(近江屋一朗)
ネタバレになるので詳しく書けませんが、一番の恐怖がカバー裏にしこまれております。「家に帰るまで絶対に、カバーを外してはいけません」の注意書きつき。
よろしくお願いします。
仙台城跡を舞台にした歴史ラジオドラマ『仙臺城ものがたり』が、3月26日(日)午後8時からコミュニティーFM「ラジオ3」で放送されます。
このドラマは、新型コロナウィルスや地震により仙台城跡を訪れる観光客が激減したことを受け、市内在住のクリエーティブディレクター浜中文夫さんが「ドラマを通して城の歴史を伝えることで誘客につなげたい」と企画しました。
みちのく童話賞のスタッフで仙台市在住の佐々木ひとみが、脚本制作に協力。物語の重要なアイテムとして『兄ちゃんは戦国武将!』(浮雲宇一画/くもん出版)が登場するほか、佐々木自身もキャストの一人として出演します。
ストーリーは歴史研究部員である高校生が、仙台・宮城の観光PRを行っている「奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊」との対話を通して、仙台城の歴史を学ぶというもの。主な出演者は、仙台スクールオブミュージック&ダンス専門学校で俳優や声優を専攻する生徒と、伊達武将隊の面々。人気の伊達武将隊全員がラジオドラマに出演するのは初ということで、話題を呼んでいます。
昨年3月の地震で破損し、東京で修復中の伊達政宗公騎馬像が間もなく帰還します。仙台城の歴史と現状を伝えるラジオドラマを、ぜひお楽しみください。
■3月26日(日)20:00~
■放送局:コミュニティーFM「ラジオ3」
※アプリ「Listen Radio(リスラジ)」をご利用いただけば、全国どこからでもお聴きいただけます。
秋田市に住む小学3年生ゆっこは、となりの家のエリちゃん(6年生)にあこがれています。
ゆっこと兄、エリちゃんと弟、4人が織りなす、雪国の少しもの悲しい、でも春の光を感じることのできる物語です。
人生は出会いと別れの繰り返し、でもいっしょに過ごした時間は忘れることなく一生を支えてくれるのではないでしょうか。戦うプリンセスになる、コウフクツイキュウケンがある。この二つの言葉を抱え、小さな胸にすくった悲しみを乗り越えていきます。
ぜひ、お読みください。
この度、新日本出版社より『ぼくんちの震災日記』を上梓いたしました。ご多忙のところ恐縮ですが、ご高覧賜れば幸甚に存じます。
この作品は、仙台に住むある家族の、東日本大震災発生からの4日間を描いた作品です。家族は無事、家もなんとか住める状態ではあるけれど、電気・ガス・水道といったライフラインが全て止まり、食料も底を尽きかけている……。主人公の家族は、自力でこの困難を乗り越えようと、「がんばろう週間」と名付けて力を尽くします。
主人公とその家族が体験したことのほとんどは、私自身の体験です。
怪我もなく、何とか自宅で過ごすことが出来た私の体験は、深刻な被害を受けた沿岸部の方々のそれとは比ぶべくもない些細なものですが、今後また予想されているような大きな地震が発生した時、同じように「在宅避難」をする方は大勢いるはず。そのとき、何かしらの力になればとの思いから物語にいたしました。
震災の経験から学んだことは、困難に遭遇した時、今できることに精一杯取り組むことで、「たへんな日々」を「がんばった日々」に上書きすることもできるということでした。前ぶれもなくやってくる厄災に、《心》も備えていただけたらと願っています。 佐々木ひとみ
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本日2月20日発売です。どうぞたくさんの方に届きますように。そして、あの日のこと、あの日からのこと、これからのことを思っていただけますように、(お)
第62回講談社児童文学賞をご受賞し『黒紙の龍と銀色の魔術師』でデビューされた、鳥美山貴子さんに、メッセージエールをいただきました。 赤文字とクリックすると、サイトに飛びます。
ぜひお読みください。鳥美山さんは、秋田県在住。
デビュー作、最高におもしろくて、これからのご活躍が期待されます。
また、これまでいただいた作家さん達のメッセージも改めて読み返し、胸熱になっています。こちらも合わせてお読みください。
第3回の募集まであと一ヶ月を切りました。
たくさんのご応募をお待ちしております。
「海よ光れ! 3.11 被災者を励ました学校新聞」 (国土社)
私の初めてのノンフィクションです。
お話の舞台は岩手県山田町の大沢小学校。高台にある学校の校庭からは、カキやホタテの養殖いかだを浮かべた波静かな山田湾を見下ろすことができます。
大沢小学校の自慢は、昭和63年から毎年学習発表会に披露している全校表現劇「海よ光れ」です。昔の大沢の暮らしや、明治の津波、環境保護のことなどが盛り込まれた劇は、地区全体の宝となっていました。
そしてもう一つの大沢の人たちが誇りに思っているのは、劇にちなんで「海よ光れ」と名付けられた大沢小学校の学校新聞です。内閣総理大臣賞など数々の賞を受賞していました。
2011年3月11日、大震災が起こります。津波に襲われた大沢の人たちは大沢小学校に避難しました。地区は孤立し、ケガ人を病院へ運ぶことさえできません。津波火災も発生します。そんな中で家族の安否を心配していた児童は「明日、自分は生きていないかもしれない」とさえ思います。
それでも、先生たちと地区の大人たちが、自分たち子どもを、必死に守ろうとしてくれてくれるのを感じて、「私たちにもできることがある」と動き出します。
やがて、大沢のみんなに元気になってもらうための新聞づくりも始まります。
当時の児童だった卒業生のみなさんがくってくれた出版記念「海よ光れ」号外のおまけ付きです。
ぜひ、お読みください。 田沢五月
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あと一ヶ月と少しで、ふたたび、3.11がやってきます。
『海よ光れ!』の冒頭では、海の恵みの中で育つ子ども達の生き生きとした姿が登場します。その後の展開がわかっているため、胸が苦しくなりました。あの地震を乗り越え、今成人した子ども達の姿も、この本は伝えてくれます。ぜひお読みください。
この本は、第8回子どものための感動ノンフィクション大賞で優良作品を受賞した作品に、加筆、改稿、改題したものです。(お)
児童文学同人誌「季節風」にて、「トモダチデスゲーム 人を呪わば穴二つ」の書評をいただきました!
私が書く作品はほとんどエンタメです。タイトルの「デスゲーム」は大人数で殺し合いのゲームをして、ひとりだけ生き残る……そんなイメージの言葉で、派手で危険で面白い、まさにエンタメ。
児童向けですので殺人などハードなことは起こりませんが、ピンチや決断、裏切りの連続で、ハラハラドキドキで最後まで読ませるように工夫しています。
そして、「おもしろい!」の中に、「思考の種」のようなものを、少しずつ植えています。
エンタメですから楽しむのが大きな目的で、発芽する必要はなく、話の面白さを損なう内容でもいけません。
書評でその「思考の種」の部分を取り上げていただき、大変はげみになりました!
書評では「ジレンマ」という言葉で表現していただいています。
ジレンマの中で、どう判断し、行動するのか。
「自分だったらどうするのかな」「あのときどうすればよかったのかな」「主人公はこんなふうに考えたんだ」
読者の心に、そんな種を植えていければと思います。
2023年「季節風」新春号では、おおぎやなぎちかさんの「ヘビくんブランコくん」「家守神3 金色の爪と七不思議」も書評が掲載されています。(もえぎ桃)
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「季節風」は、プロもアマも関係なく、切磋琢磨して書いていく志を持った人達の集まりです。年に4回の雑誌発行(会員なら投稿自由、掲載されるかどうか編集会議で決まります)。多くの作家が誕生している会ですが、厳しいことでも有名。誰でも入会できます。おおぎやなぎ作品については、こちらをご覧下さい。(赤をクリックすると、別サイトに飛びます)(お)
2月5日、堀米薫が、仙台駅東口側のチネ.ラヴイータにて、ドキュメンタリー映画「百姓の百の声」の柴田昌平監督、名取のセリ農家三浦隆弘さんと共に、上映(10時から)後のトークショーに出ます。お近くの方、農や食に関心のある方、無い方ももちろん!ぜひ映画をご覧ください!!トークショーにも、ぜひぜひ! (堀米薫)
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東北のセリはおいしいです。食べたいなあ(お)