fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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護摩焚きの最中虻に刺される

2014年07月31日 | 日記

 高幡不動尊が割と近いのですが、先日ふらっと寄ったところ、本堂で護摩焚きが始まりました。これまで、何度も訪れていますが、護摩焚きは見たことがありませんでした。

    行ったのは、夕方でしたが。

 中で神妙に拝見していたところ、近くにいた方がやおら虫を払うしぐさ。虻が入りこんでいたのです。(開けっぱなしなので、仕方ないのですが)その時は、私の方へは来ず、数人がじたばたしたいるのをちらっと見ては護摩法要を見ていました。その後、本尊の不動尊の近くまで行くことができたのですが、そのときに、チクッと足の甲が……。見るとさっきの虻が私の足に乗っている。あわてて払ったのですが、時遅かりし。不動尊の前で手を合わせても、頭の中では(やられちゃったよ~、大丈夫かなあ)という思いが充満。

 一度蜂に刺されて、手が腫れ上がったことがあり、やだなあと思っていました。でも、その後は、腫れることはなく、5ミリくらい赤く盛り上がった状態が一週間ほど続いて、今は赤みだけが残っています。数日はお風呂上がりなどはかゆかったです(体が温まると)。

 蜂の類は、危険という意識があるので、怖いです。たいしたことなくて、よかった。

 あ、護摩法要も、なかなか荘厳でした。また、別の機会にゆっくり行きましょう。

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 さて、きのうから岩手、今日は秋田とまた放浪の日々が始まります。お盆過ぎまでかな。


烏賊三昧

2014年07月30日 | 日記

 玄界灘で大漁だった烏賊のおすそわけ(それもたっぷり)いただき、このところずっと烏賊三昧の日々でした。一杯一杯をちゃんと冷凍保存して送ってもらったので、食べるほうは自然解凍して、ちょっと捌くだけでオーケー。

    袋の中でカッチカチ

 剣先烏賊だそうで、お刺身がおいしい! げその部分は、焼き烏賊にしたり煮たりして。烏賊の揚げ物は油がはねるのでパスしましたが、烏賊リングやてんぷらもきっとおいしいだろうなあ。

 ごちそうさまでした。


梅の土用干し

2014年07月29日 | 日記

                    

 我ながらおいしそうです。ただ落ちた梅なので、かなり熟していて、うっかりすると破れます。干した後とりこんで、また干してとやるとどんどん破れそうで。この土用干しは、果肉を柔らかくするためということなので、一日干した段階で今年は上がりにしました。(普通は三日三晩ですけどね)

 すっぱ、しょっぱ、うまっ。

 この頃、ビールをやめて焼酎にしています。(← ちょっと前まで、全く焼酎は飲まなかったのですよ。)梅干しを入れて、いただき。


府中大國魂神社

2014年07月28日 | 日記

                            

 1900年の歴史ある立派な神社。この日、大安ということで花嫁行列がありました。猛暑の中ですが、行列は楚々として暑さを感じさせません。(でも、暑かったでしょう)

 大鳥居を入ったすぐのところには、安産の神様の小さなお宮もあり、穴の開いたひしゃくが絵馬の横に何本も奉納されています。これは、するりと子どもが生まれますように、または安産だったお礼にと奉納されたもの。なんどもこの神社を訪れたことはあるのですが、このお宮は初めてでした。日本一の大太鼓も、見ることができました。

 以前国分寺に住んでいたときは、この神社は近場のうちだったので、そういえば私の厄年のお祓いもここでやってもらったのでした。5月のくらやみ祭り、7月のすもも祭りと、俳句でも何度か訪れています。近くの府中競馬場もね。

  かつて、虚子も吟行で訪れてます。

 秋風や欅のかげに五六人 虚子 

     これは銀杏ですが


紅玉忌

2014年07月27日 | 日記

 紅玉忌は、7月3日です。どの歳時記にも載っていませんが、児童文学作家後藤竜二の命日。「季節風」では、毎年7月に紅玉忌として、後藤竜二の作品の研究会を行っています。私は今年も不参加で申し訳なかったのですが、その日のことが同人のブログに書かれていて、句会後の二次会で、急遽「紅玉忌」の句会が行われたとのこと! 俳句をやっている海光さんの発案だったようです。海光さん、ナイスです。

 また森川成美さんが、ご自身のブログで、「紅玉忌」について過去に私が書いたことを紹介もしてくださいました。そうでした、夏なのに「紅玉」でいいのか? と当時はらはらしたものでした。森川さんも、供養ということで、俳句を作ってらっしゃいます。ということで、遅ればせながら、私も作りました。

 読み継がれ書き継がれたる紅玉忌

 の人に恥じぬもの書け紅玉忌

 紅玉忌黒沢くんが駆けぬける         あぶみ

 忌日の句は、その人を偲ぶという気持ちで作るのですから、みなさんの句、最高です。後藤さんに、届きますように。

  ヤモちゃん


秋田出身と言えば2

2014年07月26日 | 日記

  土方巽(たつみ)という舞踏家が秋田出身です。すでに亡くなられていますが、現在の舞踏家の多くが(舞踏というジャンルのみならず)影響を受けた方のようです。画像検索してみてください。すごいです。

 秋に、秋田で国文祭(国民文化祭)が行われますが、その一環として、土方巽展が開催され、土方巽の弟子である麿赤兒(まろあかじ)率いる大駱駝艦の舞踏公演があります。という情報をゲット。ポスター、すごかったです。10月なので、まだまだ先ですが、チケットお願いしておきました。(実際には、日程的にきつそうなのですが、なんとか)

    岩手のコスモスと矢車菊

  コスモス、早い。もうかなかな(ひぐらし)が鳴いていました。梅雨が明けたばかりというのに、もう秋の気配。気が早すぎます。

 


「季節風」2014夏号(119)

2014年07月25日 | 日記

               

 投稿作品で、掲載になったのは4編だけ。相変わらず厳しいです。掲載された作品に対しての評も、手放しの賞賛ではありません。そしてこちらは、勉強させていただけます。

 このくらいの厚さ、ちょうどいいかも。(今回、とても薄かった)

  この会の作家さん達は、私にとっては、まぶしいほどの方ばかりですが、会の中では上とか下とかという意識なく、とても平等だと感じます。この同人誌も、30年を越えているというのに、雑誌そのものの形も、その姿勢が変わることなく続いています。少し前の研究会で、代表あさのあつこさんに、「出された本を褒め合うだけでいいのか」と喝を入れられたというお話を聞いたときも、嬉しくなりました。なかなか研究会には出られない状態が続いていますが、会の一員として学ばせていただいているという気持ちに変わりはありません。

 今号、私は、書評として、越水利江子さんの『東海道中膝栗毛ー弥次さん北さん、ずっこけおばけ旅』について、「長旅をテンポよく楽しく」として書かせていただきました。他の方の書評は、どれも真摯な目と、熱い思いが伝わってきます。

 ただ、書評を書くにあたっては、書評は批評ではないという意識があり、難点をさがすのではなく、よかったと思ったことを私の言葉で表現するという気持ちで書かせていただいています。また自分は書き手でもあるので、読んだことで勉強になることも多いのですが、書評でそれを書くのも違うかな? と。が、それでいいのかは、わからずにいるというのが現状です。

 児童文学でなくとも、小説を志してらっしゃる方、購読だけでも勉強になるかと思います。左のブックマークのHPから、お申し込みができます。


秋田出身と言えば

2014年07月23日 | 日記

 先日、秋田出身の作家として、漫画家矢口さんの絵のバスを出しましたが、ジブリ映画の背景を描いてらっしゃる画家、男鹿和雄さんも秋田出身です。トトロの農村風景の大半は、秋田の風景だと私は思っています。トトロ何回見たでしょうか。この前のテレビも、見るつもりもなく途中から見て、結局目が離せなくなり、最後まで。泣けるし……。

  こういう景色を描く(これは岩手)

 何年も前ですが、東京都現代美術館で開催されていた男鹿和雄展は圧巻でした。

 でも、ジブリを扱ったテレビなど、全く出てらっしゃらないので、フリーになったのかな? 調べると、ポニョやアリエッティの背景も書いてらっしゃる? はっきりはしません。宮崎駿さんらスタッフが出られるテレビ番組などでも一切名前すら出てこないし……。ジブリの映画、全部見てはいないけど、背景、濃厚なのと淡泊なのがありませんか? 濃厚な背景は、男鹿さんだと思うのですよ。 ただ、千と千尋あたりからは、色づけなど、かなりCGです。手描きでの彩色はもうやってないのか? アニメーションの世界も深いのでね。

 


土用三郎

2014年07月22日 | 日記

  20日が土用入りだったようで、ということは、今日は土用三郎。(土用入りの日を土用太郎、翌日を土用次郎とも言います) 太郎さんから三郎さんまでいるんだから、おもしろい。冬場は、寒太郎、寒四郎、寒九郎。なんで、これらの数字が選ばれているのだか、わかる方いらしたら、ご一報を。

 広辞苑で「土用三郎」をひいたら、この日快晴なら豊年、降雨なら凶年とする。とありました。

 梅の土用干しもしなくては。

   神田のビル街の中にぽつんとある蔵


山桜桃(ゆすらうめ)のジャム

2014年07月21日 | 日記

                 

 岩手の畑の隅で、熟していた山桜桃を採って、ジャムにしてみました。(ジャムづいている)

 この実の場合、小さい中にひとつひとつ種があるので、一度裏ごしをしなくてはなりません。量は少ないけれど、いい具合にできましたよ。(固まり具合が、一気でした。まるでゼラチンで固めたみたい)色がきれいです。


ミントの花

2014年07月20日 | 日記

                       

 ハーブの中では、ダントツに丈夫なのでは? 今年もボサボサと出て、花をつけています。一刈りして、煮出してミントティしました。去年干したので暖かいお茶も作りましたが、ミントはやはり夏向けですね。冷たく冷やしたのが合います。焼酎割もなかなかでした。先日買った田村さんのカップで飲んで悦に入っていました。(このカップや飲み物の写真が、うまく撮れない)


金魚田

2014年07月19日 | 日記

          

 ぱっと見では、ただの沼か、稲を植えていない田んぼのようですが、ここで金魚を育てています。金魚田という季語があるくらい、昔は普通のことだったのでしょう。北上のいつも行く温泉までの道ばたです。(左隅がほんのり赤いのがわかるでしょうか。金魚です)


「家ハツレ」という地名

2014年07月17日 | 日記

         

 地名というのは、おもしろいもの。先日訪れた窯場のある地名が「家ハツレ」。??? なんか、おもしろいと思っていたら。「家外れ」から来ているということでした。村のはずれのこれ以上先にはもう家はないところ→ 家外れ → 家ハツレ となったのでしょう。そのままじゃ身も蓋もないから、濁点を取ってカタカナにしたら、あらおしゃれ。ってな具合でしょうか。

 目の前はこの川が。たぶんこの上流、あるいは近辺に、敦子先生(と書いてわかる方、半分くらいでしょうか)が釣りに行っているのではと思われます。帰り、釣り人一人見かけましたし。太平川か? もう旭川なのか? 太平山の麓です。