fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

棉(ワタ)の記録~芽が出ました。

2023年05月31日 | 自然観察
 

 これは、いただいた棉(ワタ)の種です。半分はお隣さんに差し上げました。
 5月中旬に鉢に撒き、1週間くらいで芽が出てきました。

        

 芽が出るって、嬉しいことですね。
 この次の日には、4つ芽が出てました。
 
 秋には、棉の実が成る予定。ただ、うち、日当たりが悪いからなあ。育ってほしい。

        

 こちらは、その実からとった綿を糸にしたときです(体験)。
 *植物としてのワタは、木偏。実が成って、人間の生活として使われるものは、糸偏の「綿」になります。

『家守神① 妖しいやつらがひそむ家』が67回西日本読書感想画コンクール中学年の部、指定図書

2023年05月30日 | 自作紹介
        

『家守神① 妖しいやつらがひそむ家』が、第67回西日本読書感想画コンクールの指定図書に選定されました。
 エンタメーシリーズなので、課題図書にはなることはないのではと思っていたので、びっくり。すっごくうれしかったです。
 感想画、自分だったらこの本を読んで、どういう絵を描くかなあ。トミイマサコさんが描く家守神たちのキャラが素晴らしいけど、それをそのまま真似してもダメですしね。
 わあー。迷いそう。でも楽しそう。
 古い家とか、おどろおどろしい感じとか。でも、コミカルさも欲しい?
 きっと子ども達のアイディア、楽しいと思います。
 

『君色パレット SNSで繋がるあの人』4刷りになりました。

2023年05月29日 | 自作紹介
        

 発売して1年ちょっとで、4刷りとは嬉しい限りです。
 今、多様性をテーマにしたものが、求められているのかもしれません。

 新刊『ファミリーマップ』も、そういう視点でもご注目いただける物語。
 『君色パレット』に私が書いた「BONSAIラブ」も、『ファミリーマップ』も「家族」がテーマ。
  先日お会いした方からも、「よっちゃんがいい!」と何人か言っていただけました。よっちゃんは、「ファミリーマップ」でファミリーを繋ぐキーパーソンです。
  家族の形が今は多岐にわたっているのだと思います。

       

本日は、編集者さんとのお打ち合わせ。
 先日お会いした、ばりばりご活躍の作家さんのお話に、すごく刺激を受けたので、私も頑張ろうと思っています。本にするには、編集者さんという存在があってこそ。ありがたいです。

神楽坂

2023年05月28日 | 日記
 日本児童文学者協会の学習会と贈呈式が神楽坂でありました。
 久々に都会に出たので、合間の時間ぶらぶら。

        

        

         

 神楽坂メイン通りは、すごい人出。ちょっと入った横道がいいです。

 ペンは微力だけど無力ではない。那須正幹さんの言葉の中で心に残ったものです。
 あと、
 戦争だけは絶対いやという気持ちがこれまでは、染み渡っていた。それが減りつつあるのではないか・・というところ。

今回、対面の会に出かけてよかったのは、久しぶりの方、何人にもお会いできたことと、雑誌「児童文学」3、4月号に寄稿した「イリーナ」という短編の感想を伝えてくださった方が2人いたことで、一人は、編集委員の方。渡辺白泉の句を引用したのですが、それを読んで「おおぎやなぎさん白泉を書いてきた!」と嬉しかったと。もう一人の方は、編集長さんゆかりのお店で、イベントがあったときに、「イリーナ」の一部を抜粋して朗読したと。知らなかったー。
 雑誌の作品って、反応があまりないので、いまいちだったのかなあという気持ちもあったので、ほっとしました。


 やはり裏通りにあった一角。どこかのお屋敷の跡みたいな感じ。この冠木門だけがあり、中は小さな何もない公園になったました。
 
*渡辺白泉の俳句は、
 
 戦争が廊下の奥に立ってゐた 
 

 という有名な句です。白泉は、戦時下でこういう句を作り、投獄されています。
この句以外にも、戦地で作った句を引用しました。
 
        

『家守神② 呪いの蝶がねむる蔵』台湾版

2023年05月27日 | 自作紹介
       

『家守神』の2巻「呪いの蝶がねむる蔵」台湾版を送っていただきました。
 この漢字だらけのおどろおどろしさ。まわりのピンク。
 雰囲気が、ばっちりです。

 3巻も来月には出るようです。
 台湾の子ども達、読んでくださってるかなあ。

水曜日が消えた

2023年05月26日 | 日記
 
 先日は同じ市内に住んでいる俳句仲間Sさんから連絡があり、引っ越しをするとのことで、急遽ランチをしました。
 また句会でお会いできるかもなのですが、私がこのごろ句会になかなか出かけてないし・・。あー、吟行に行きたいなあ。またSさんともお会いしたいし、機会を見て、参加しましょう。
 しかし、昨日は完全に水曜日と思いこんでいて、可燃ゴミは出してなかったし、本日開催の児童文学者協会の学習会&贈呈式は明日だと思いこんでいて、あやうかったです。気づいてよかった・・。
 でも、あれ・・。火曜日の記憶はあるけど、水曜日がない。
 水曜日が消えた。私ワープした? 

 秋田在住の方が新人賞をご受賞したので、お会いしてお祝いを申し上げたいと思って参加します。
 鳥美山貴子さん、これからのご活躍が楽しみです。
『黒紙の魔術師と白銀の龍』最高におもしろいファンタジーです! 
(鳥美山さんにお祝いのお花をと思い、花屋さんに行き、アレンジを「あさって」予約とお願いしたら、27日ですねと言われ、え?26日です・・え? と二人でカレンダーを見つめ、えええ? きょう、25日? 木曜日?となったのでした)

 柿の花

『みちのく山のゆなな』予約受付中になりました。

2023年05月25日 | 自作紹介
       

 書影も出て、予約受付中になりました。

 イラストは、ふるやまたく さん。 この本から児童書はひらがなになったそうです。

 中にも、カラーのイラストも何枚もあります。
 今ゲラチェック中ですが、楽しい作品だと思います。
 こういう民話的ファンタジー、あれ? あんまりないのでは? と思っています。
 たくさんの方に読んでいただきたいです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

秋田県立近代美術館常設の彫刻達

2023年05月23日 | 日記
 秋田県立近代美術館、屋外屋内に、たくさん彫刻が置かれています。
 
   


朝倉文夫のこのネコ、大好きです。娘さんの朝倉響子さんの作品もあります。

  舟越保武 田沢湖の辰子姫像の作者。長崎26殉教者記念像をいつか見てみたいです。

 息子さんの桂さん(なんて、親しげに呼んでいいのか)の作品も好き。娘さんは、末盛千枝子さん。

G7~広島

2023年05月22日 | 日記
 原爆資料館を各国首脳が見学し、その後、犠牲者への献花がありました。
 誰もが平和を願っているはず! と思える絵でした。 
 そして、ゼレンスキー、ウクライナ大統領の来日。
 今回のG7は、歴史に残るものではないでしょうか。ただし、これが平和に繋がれば・・。繋がなくてどうしましょう。

 ゼレンスキー大統領は、各国に軍事支援を要請したと思われます。アメリカのバイデン大統領ははっきりと巨額の支援を約束しました。
 ロシアとの戦争を終わらせるためには、それしかないのか? そこがキーポイントではないでしょうか。こうして、主要国がゼレンスキー大統領と肩を並べている映像を、ロシアが戦線布告と取らないか? そんな不安がよぎりました。第三次世界大戦は、絶対に避けなくてはなりません。
 どの国も核を持たないでもらいたい。
 原発もです。原発があるということは、いつでも核を作れるということだと、聞いたことがあります。
 各国の首脳が原爆ドームを背景に並んでいる写真。ゼレンスキー大統領と岸田総理の写真。すごいことと思いつつ、心のどこかに不安がよぎりました。
 
 今戦地で銃を手にしている兵士。あれが、自分の息子(娘)だったら、孫が成長して、銃を持たなくてはならなかったら。そう、想像しましょうよ。
 広島で被爆した人々の姿を見て、自分がああなったらと、想像しましょうよ。
 国のトップもです。トップこそです。
 
 私の声など、蚊のうなり声より小さい。でも、あげないわけにはいきません。

       

 かつて、エミシと朝廷軍の戦いがあった日高見地方(現在の北上市・戦いがあった地はもう少し南です)。

秋田県立近代美術館コレクション展~樹を描く 木で創る

2023年05月21日 | 日記
 先日書いた峯田敏郎先生の彫刻も、このコレクション展にあったものです。所蔵している作品ということですね。
 その中から樹を描いたもの、木で創ったものを展示していました。無料です。7月9日まで。よかったですよ! 

      

     

     この象の上で書を読んでいる彫刻。どう見ても、タブレットを抱えているように見えて笑ってしまいました。失礼。

 この美術館は、横手市にあるのですが、秋田岩手を行き来する途中なので、よく立ち寄ります。
東京で展覧会に行くと、人込みの中頭越しに絵を観るようですが、ここは、人も少なく、がらんとした空間で、とてもリラックスできます。
 

峯田敏郎先生の彫刻

2023年05月20日 | 日記
秋田県立近代美術館の企画展で、峯田先生の彫刻が2点展示されていました。

       

 この遠目に見える感じがいい。

      

    

 私の句集『だだすこ』の表紙は、峯田敏郎先生のリトグラフなのですよ! 
 しかも、モデルは若き日の私なのですよ!

      

先生、お元気かなあ。

 私は、かつて峯田先生と先生に師事している彫刻専攻の学生さん達数人と交流があり、製作の現場も知っています。それが、新刊『ファミリーマップ』を書くにあたって、彫刻家よっちゃんの製作の姿に反映されています。

絶品のいぶりがっこ

2023年05月18日 | 日記
  先日秋田市へ行った際、ひらのや書店さんをご訪問させていただきました。
 ひらのや書店さんは、出身小学校の校区にある書店さん。もちろん、小さいころはしっかりマンガを立ち読みさせていただいたり、買ったりしてました(立ち読み率のほうが高かったかも・・すみません)。
 拙著を展開してくださっていたのに、写真撮ったはずなのに、保存されていなくて、残念。ミニ色紙をお預けしてまいりました。
 そして、そして、おもむろに「これ、」といただいたのが、いぶりがっこ!

 近年有名ですが、念のためにご説明すると、たくあんを、サクラチップで燻った物です。たくあんの燻製。秋田名物ですね。
 
 真空パックにはなってますが、売っているものではなく、お知り合いの方が作っているものだということでした。
 有り難くいただき、帰ってから食べたら・・・

 おいしいっ!!

 これはっ! 今まで食べていたものは、なんだった? というレベルのおいしさでした。
 (写真撮らずに、全部食べてしまった・・)
 しょっぱさの中に、ほのかな甘み、もちろん旨み。食べ終わったあとも、しばらく、その甘みが口の中に存在しています。いやな甘みではなく、ほのかな。
 
 こういってしまうと、申し訳ないのですが、売ってるいぶりがっことは、別物でした。

        

 岩手で出会った雲。

八郎潟

2023年05月17日 | 日記
 先日、宮沢海岸へ行くため、八郎潟をつっきりました。

       

 ひたすら真っ直ぐな道。気持ちがいいです。ここ、かつては潟だったんだなあ。海水が入る湖。

       

 これは、男鹿半島の寒風山から見下ろした八郎潟。広い田んぼに水が張られています。これが、緑になり、秋には黄金色に。

 小学校の頃は遠足できて、その後も何度も来てはいますが、今回は久し振りでした。いいところだ!