fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事の無断転用はお断りいたします

Information

『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

ジュンク堂立川高島屋店さん

2022年04月30日 | 自作紹介
 先日、立川に出かけたので、書店めぐり。
 ジュンク堂立川高島屋店様の児童書コーナー、とても充実していて嬉しかったです。
 その日発売日だった『友だちの木』、そして『家守神②』は面陳してくださっていました。

  

 
 
 棚にもずらり。
 

 私的に、過去最高の品揃えかもしれません。ありがとうございます! 
 ご許可をいただき写真、アップをしております。

 引き続きよろしくお願いいたします。
 

『夕ぐれ時のふしぎ』堀米薫作・ao絵

2022年04月29日 | 本の紹介
         

 パステルショートストーリーシリーズ、堀米薫さんのテーマカラーは、オレンジ。夕暮れの色です。
 夕ぐれ時に起こる不思議を、子ども達が体験します。
 河北新報のものがたり欄に連載していたとき、私は拝読していました。そのときは、大人が主人公のものもあったのですが、今回書籍化するにあたり、子どもが主人公のものだけに絞ってらっしゃいます。子ども達は不思議が大好き。この本を読むと、夕ぐれ時にきっと「気配」を感じるのでは? と思います。
 一番好きなのは、「たそがれ」です。桜の木の下に立っている男の子から、舞はある物を託されます。それは女の子の張り子人形でした。カズオというその幽霊が人形を渡したかった「あの子」とは・・。
 改めて読み返し、短い中に過不足なく、しかも情緒豊かに物語が収まっていて、さすがだと思いました。
 
「裏後光」は、この言葉を教えてくれました。ぜひ、読んでみてください。
 短い作品で公募に挑戦している方には、とても勉強になると思います。書き写してみるのも一つだと思いますよ(私だったら、やる)。
 
 

残花から余花へ

2022年04月28日 | 自然観察
 北東北と東京は季節が一ヶ月違います。
 先週桜満開の岩手からもどったら、すっかり葉桜になっていました。

       でもこんなふうに、ほんの少し花が残っています。季語では、残花。残る花。

 これが、立夏(5月6日くらい)をすぎて、このようにある場合は「余花」。好きな季語のひとつです。同じ状態でも、残花は春の季語。余花は夏の季語というわけです。

        

 藤の花も、もう終わりかけています。
 『家守神』シリーズの中のお藤さんは、この藤の花が描かれた花瓶から抜け出る人(?)。藤の模様の着物を着ています。近所にあるこの藤棚、書くためによく見にきました。         

パステルショートストーリー『友だちの木』(国土社)おおぎやなぎちか作/ao絵

2022年04月27日 | 自作紹介
         

 発売になりました。
 1編が、400字詰め原稿用紙換算だと7,8~10枚くらいでしょうか。
 休み時間でも、さくっと読めます。でも内容はしっかり(のつもり)。
 
第一話  登校班(ケヤキ)  
第二話  友だちの木(アンズ)
第三話  お守り(リンゴ)
第四話  ちょっといいかも(カエデ)
第五話  桜の向こうへ行ったなら(サクラ)
第六話  紙飛行機(マツ)

 となっております。どれも一話完結です。どの物語が一番好きだったか、ぜひ教えていただけたらと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします! (5月4日には、上野の森親子ブックフェスタでサインセールをいたします。割引価格での販売ですが、現金は使用できませんので、図書カードやクレジットカードをご用意ください。私は10;30~11:30 59・60ブースにおります)

  
 先日出かけたジュンク堂書店立川高島屋店さんです。発売日にしっかり展開してくださったいました! ありがとうございます。

上野の森 ブックフェスタのご案内~サインセールに参加します!

2022年04月26日 | 自作紹介
 こんどのゴールデンウィークでは、三年ぶりに上野でブックフェスタが開催されます。出版社さんや団体がテントでの割引セール、サイン会がありますし、都立美術館の講堂では講演会もございます。
 私は5月4日 10時30~11時30分。児童文学者協会のテント59・60のブースでサイン販売をいたします。
 ご用意するのは、新刊『友だちの木』と『オンチの葉っぱ ららららら♪』です。
 朝一番の時間なので、そんなに人出も多くはないのでは? と思っています。ゴールデンウィークのご予定がまだなかた、本が好きなかた、ぜひおいでください。
 同じ時間帯には、かわのむつみさん、森川成美さんもいらっしゃいますし、その後も、人気作家の皆さんが時間帯をずらしてサインセールにご参加されます! 
  
 


 
以下、主催者サイトからのコピペです。
子どもの本ブックフェスティバル
絵本・児童書を中心に、約4万冊を読者謝恩価格で販売いたします。
今年度はバーゲンブック販売もございます。

【感染症対策】
 ① 入口は一ヶ所とし、検温・消毒を徹底致します。
 ② 会場内が密になる場合は入場をお待ち頂く場合があります。
 ③ マスクの着用等感染予防対策をされていない方の入場をお断りする場合があります。
 ④ テント内の図書等の購入はキャシュレス決済のみとなります。
   *現金はご利用頂けませんので、ご了承下さい。

【ご利用いただけるお支払方法】※銘柄等は随時追加予定
 ・図書券
 ・図書カード(磁気式図書カード、図書カードNEXT、図書カードNEXTネットギフト)
 ・クレジットカード(VISA、MASTER)
 ・QRコード決済(au pay)
 ・交通系電子マネー

 ※図書カードは会場でも販売しますが、混雑が予測されますので事前のご準備をお勧めします。


「季節風」150号で、2冊書評を書いていただきました。

2022年04月25日 | あいさつ
        

 所属している「季節風」が150号なのですね。何年になるのでしょうか、年に4回ですから、40年には足りないか。37年以上ではありますね。すごいなあ。
 その記念すべき、150号では、『家守神②呪いの蝶がねむる蔵』と『オンチの葉っぱららららら♪』の書評を書いていただきました。
 オンチの葉っぱ を書いてくださったのは、井嶋敦子さん。
 家守神② は、酒井和子さんです。
 
 

  

 そう! そこなの。へえー、そう読んでくださったんだ! と、嬉しく拝読しました。
 井嶋さん、酒井さん、ありがとうございました!! 
 
 

 

 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!! 

 

こどもの本の森 遠野 

2022年04月24日 | 日記
        

 建築家安藤忠雄氏が寄贈した建物だとのこと。他にもたくさんの方の寄付でできた施設のようです。神戸、中之島にもありますね。(*今朝、図書館と書いてましたが、ここは本の貸し出しはなく、図書館ではないようです。本と触れあえる施設なのですね)
 この天井まで本がずらりと見える景色。子どもには届かないという批判を目にしました。実は6段目以上は固定されていて、いわゆるディスプレイです。同じ本が手に取れるところにあります。
 雰囲気はとてもいいと思いました。ただ、コロナの時期ということもあるでしょうが、予約をしなくてはなりません。時間帯が区切られています。私が朝予約したときは他には誰もいなかったですが・・。行ったら、若い男性がひとり勉強してました。
 本を手にしたら、それは棚にもどさず、あちこちにある箱へ入れます。全て消毒するのだそうです。
 おやおや。徹底していること。自分がどんな本を手にしたか、全て見られるというわけです。だって、他に本を見てる方いなかったんですもの・・。いいんですけどね。
 ただ、こどもの本の森でも、子どもが気楽に過ごせる場所じゃあないんだなと思ってしまいました。
 コロナが落ちついたら変わるのだったらいいのですが。
 私的には、興味深くて、これをもっと読みたいと思えた題材に出会えたのでよかったです。勉強したいと思いました。
 子どものためということだったら、学校図書館や学級文庫の充実を全国レベルで進めていただきたい。子どもにとっては、なんといっても家と学校が生きる世界の多くを占めているのですから。

 別棟の蔵も、とてもいい感じで、勉強会などに使えたらいいなと思いました。ただ、遠野って、気楽に行ける場所じゃないんですよね。だからこそ、あの独特な文化が培われたわけですから。
 

遠野の桜が素晴らしかった!

2022年04月23日 | 日記
      
 
 今回、遠野に二度行ってきました。二度目は、、桜が満開。山桜です。
 まだようやく芽吹きはじめたくらいの山なので、全体に茶色。そこに点々とピンクの桜があるの。とてもとてもよかったです。行ってよかったー。
 
    

 今回は、数回車を停めて写真を撮りました。でも、もっともっときれいな景色がありました。

 遠野市立博物館に行ったら、そこにカモシカが来ていますと受付の方が教えてくださって。いたいた。裏山(すぐ山のところに、博物館、あるんです)で、新芽を食べていました。写真、ぼんやりしか撮れなかったのであげませんが。
 遠野物語の絵本原画展のプレオープンを観ることもできました。

桜前線北上中

2022年04月21日 | 日記
           先週16日の秋田市。千秋公園から太平山を望みました。桜はまだ3分くらい?

      18日北上市。

  21日 北上市 展勝地
 土日月と、渋滞でしたが、自転車で駐車場と反対側に行くと、こんな感じで、すっきりです。



 桜は、やはりすばらしいです。
 

秋田にて〜ねぶり流し伝承館…竿燈

2022年04月20日 | 日記
 先週、秋田へ行っていました。
 桜はまだ3分咲きくらい。
   
 
 ねぶり流し伝承館へ。竿燈祭りの資料があり、ミニ竿燈の実演を楽しめます。ミニミニ竿燈かな?

 これ、やってみると、案外難しいです。
 去年一昨年はコロナで中止。今年は開催されるとのこと。観たいなあ。

  秋田市のひらのや書店さんからいただいたブックカバーです。

 

『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』がお勧めYA2022に載っていました。

2022年04月19日 | 自作紹介
           

  

 書店にあった冊子をめくっていたら、わあとサプライズでした。
 この本、もっと読んでいただきたいので、嬉しいです。

     江頭大樹さんの迫力ある絵!
 
 大谷翔平選手が生まれ育った岩手県奥州市が、作品舞台です。かつて、この地にエミシという民がいて、朝廷と戦ったのです。
 広々とした平野、空、そして川。1000年前も、この景色を彼らは見たのか、この地で戦いがあったのかと思いをはせていただきたいです。
 アテルイに関しては、記録がほとんど残っていないので、ひたすら想像して、創作した物語ですが、アテルイ、田村麻呂、そしてエミシという民がいたことを、ぜひ覚えていていただきたい。伝えていきたいという思いで書きました。田村麻呂は、教科書にも載ってるので、子どもでも知っていますが、征夷大将軍という言葉の意味までは知らないと思います。
 アテルイについては、執筆の裏話をいろいろ書いています。ご興味のある方、ぜひご覧ください。 (赤をクリックすると、跳びます)
 とくに蝦夷という漢字ではなく、「エミシ」にしたことには、こだわっています。

       
 数年前の出版のような気持ちがあるのですが、昨年なんですね。
 ぜひ、たくさんの方に読んでいただきたく、今後ともよろしくお願いいたします。 

パステルシリーズ『夕ぐれ時のふしぎ』『友だちの木』(国土社)予約受付中です。

2022年04月18日 | 自作紹介
  

  

 25日に新刊『友だちの木』が発売になります。
 こちらは、国土社さんから出るパステルシリーズ第一段。
 『夕ぐれ時のふしぎ』は、堀米薫さん。そして、『友だちの木』が、おおぎやなぎちか作です。イラストはどちらもaoさんです。
 テーマカラーを決め、そのイメージの短編集として、一人の作家が一冊を作ります。短編なので、休み時間や朝読で1編を読むことができる作りになっています。
 
 私は木が好きなので、このご依頼があったとき、うん、イエローグリーンで「木」にしようと思い立ち、これまで書いていた作品を手直しをしたり、新たに書いたりして、一冊分をまとめました。とても楽しい時間でした。児童文学ではテーマを決めたアンソロジーはよくありますが、一人の作家の短編集って、案外ありません(特にシリーズでは、思い浮かばない)。
 2冊並ぶと、いい感じですね。
 
 実はもう見本ができているのですが、私は今家を離れているため、まだ受け取っていません。早く見たい! 

 このあと、他の作家さんの本も、続いて発売が予定されています。私が聞いているのは、ピンクとパープル。他2冊はどんなカラーでしょう。第一段がこんな風に、対照的なカラーが2冊だったので、次もそうなるのでは? イエロー? ブルー? 楽しみです。

 どうぞよろしくお願いいたします。  

家守神シリーズ オンチの葉っぱららららら♪ 展開していただいてます

2022年04月17日 | あいさつ


  秋田市のひらのや書店さんの展開です。
  出身小学校の学区の書店さん。。ありがとうございます😊

  社長さん、小学校のPTA会長さんとのこと。いろいろお話しさせていただきました。