知り合いの方のブログはいつも拝読していますが、芸能人とかのブログは、私読んでないんです。でもこの方のブログだけは、読んでます。 おもしろい。
フランス在住で息子さんと二人暮らし。離婚してから男手ひとつで育てていて、特に食事をがんばっていて、「息子めし」という言葉を使って本も出されていますね。時にその料理のレシピも載ってますが、かなり本格的。これはまねできません。がんばってらっしゃるなあと思います。
その息子さんはもう、高校生。恋人もいます。かなりかっこいいらしくて、とうちゃん(ブログで自分のことそういってるんです)、はらはらすることがしょっちゅうです。カッチーン。とか笑。
でもそこを包み隠さず書いているので(息子さんのプライバシーにはたぶん配慮してるでしょうが)、読者はぐいぐい引きつけられます。なにしろ、自分が留守の間に彼女を連れ込むんじゃないかと、防犯カメラをつけたりするんです。
外国なんて、そういうところもっと自由にさせてるのかなというイメージがありますが、そうでもないんだあと思いました。なんでも自由にさせたらいいってもんじゃない。そうだよね。なんて思いながら読んでいるのです。
あと、このたびパリの郊外に古い家を見つけ、そこへの移住を始めています。その建物に住む住人の話もおもしろくって! 日本の田舎がプライバシーがないのと一緒。辻さん、おたおたしてるんです。彼らのことを「妖怪」とか言って。
エッセイって、自分のことをこんなふうにおもしろく書けるかどうかなんだなあ。えらそうなこと書いた文章なんて、読みたくないですものね。
おすすめです。(検索ですぐに出てくると思います)
こちらは、日本の田舎。