タイムマシンものだ。未来からやって来る女性サイボーグ。登場シーンは「ターミネーター」だ。
定番のタイムパラドックスがストーリーの鍵となるが、変えてははいけない過去を、主人公の悔いの残らない形に変えまくるので、そこからパラレルな世界がいくつも分岐していく。
加えてロボットは人間の心をもつことが出来るのか、という鉄腕アトム系の苦悩も味付けしてあり、この部分がどんでん返しと言うほどでもないが爽やかなサプライズになっている。
ただ良く考えるとかなり複雑な構造になっており、そもそも未来の主人公は誰をオリジナルなモデルにしてサイボーグを作ったのかが分からなくなってくる。結局何役もこなした綾瀬はるかの、それぞれの役柄の関係が脚本段階でうまく説明しきれていないことに、その原因はありそうだ。
やや過剰なてんこ盛り状態で、時代感覚は欠如、冗長な部分もあるが、それらの欠点を認めた上でデートムーヴィーとしては楽しめるだろう。地震シーンのリアルさは怖い。
定番のタイムパラドックスがストーリーの鍵となるが、変えてははいけない過去を、主人公の悔いの残らない形に変えまくるので、そこからパラレルな世界がいくつも分岐していく。
加えてロボットは人間の心をもつことが出来るのか、という鉄腕アトム系の苦悩も味付けしてあり、この部分がどんでん返しと言うほどでもないが爽やかなサプライズになっている。
ただ良く考えるとかなり複雑な構造になっており、そもそも未来の主人公は誰をオリジナルなモデルにしてサイボーグを作ったのかが分からなくなってくる。結局何役もこなした綾瀬はるかの、それぞれの役柄の関係が脚本段階でうまく説明しきれていないことに、その原因はありそうだ。
やや過剰なてんこ盛り状態で、時代感覚は欠如、冗長な部分もあるが、それらの欠点を認めた上でデートムーヴィーとしては楽しめるだろう。地震シーンのリアルさは怖い。