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SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

消えた並木

2007年07月12日 | 日常生活・事件

 どこにでもある都会の街並み。

 個性が無い。だけど明るく、広い。

 よく見ると工事中のクレーンが立っている。そのためだ。ここにあったニセアカシアの並木が無くなっている。

 北国・札幌の駅前通り。札幌に来たんだなとホッとする、こずえを渡ってくる涼風を演出していたのがあの並木だったのだ。

 緑は視覚的にも効果が大きいということが、この光景を見ると良く分かる。

 工事が終わるとまた元の札幌が帰ってくるんだろうなぁ。

逃げ道なし ~ 自分のペットは可愛いが

2007年06月28日 | 日常生活・事件

 川に蓋をした長い緑道がある。通勤時に幅1.5mほどの、その緑道の一部(300mくらい)を通っている。季節の花がきれいで心和むひと時である。

 今朝は前方から真っ黒な大型犬がやってきた。飼い主がすぐ後ろにいたから、近づくまで、まさか犬が繋がれていないとは思わなかった。犬嫌いの人ならたまらないシチュエーションだ。

 飼い主は若い男性。悪い言葉でいえばちょっと「キザなヤツ」だ。自分の犬に全幅の信頼を置いている。突然走り出したり、子供に飛び掛ったりは絶対しない、と思っている。
 でも、もし怖がった子供が過剰な反応をしたり、別の散歩犬が吼えたりしたら、それでも綱なしで飼い主はコントロールできるのだろうか。

 突然の野生が宿ったらこの細い道で逃げ場はない。

DかJかの問題

2007年06月27日 | 日常生活・事件


 職場の近くにデニーズとジョナサンが並んでいる。

 これまでしか利用したことがない。なぜか?
 なんとなく、ここのは入りにくい作りなのだ。

 さらにはメール登録しておくと、100円引き(ごくたまに200円)のクーポンが時々送られてくる。毎日行くわけではないから、このクーポン送信に合わせていくと安く上げられるわけだ。

 ところがここに来て事情が変わってきた。のランチドリンクが事実上の値上げになった。これまで好きなものを自由におかわり出来たのに、飲み放題は約倍額の320円になった。ワンドリンクだと160円だがコーヒーのみとなってしまった。

 は飲み放題のドリンクバーと言うのがあったはずだ。横並びでこちらも変わってしまったのか。今度行って確かめたい。

 320円でも、夏場に涼しい店内でゆったり読書できると思えば安いかもしれないけれど。これまでが安すぎたということか?


思わず体が反応してしまった話

2007年06月25日 | 日常生活・事件

 外で昼めしを食べていた時の事。

 サラリーマンが前後して3人で入ってきた。

「いらっしゃいませ」と声が出て、もう店の人は体の方が先に反応し、こちらへとでも言うように手で案内しかかっている。その時、聞かなくても良いのにいつものように「何名様ですか」と言ってしまったのだ。

 そばで食べていた私も思わず「オッ!」と思ったのは、そのサラリーマンが「30人」と答えたからだ。客がそう思うくらいだから、店の人は方向を示した手がフリーズし、絶句してしまった。この間、わずかの沈黙が何故か長く感じられた。

 サラリーマンもその微妙な沈黙に何かを感じて、自分の言ったことを瞬時に頭の中で反芻したに違いない。沈黙の後、「ああ、3人だ」と修正した。
 そこから何事もなかったかのように、再び時間は流れ始めた。時間にしても数秒の間の出来事だ。

 映画だったらどういうカット割になるんだろうなどと考えながら、残りのご飯を掻きこんだ。

 マニュアルどおりならすべては順調に流れる。そこに思わぬ異物が混入したとき、何かおかしいと思いながらも、体の方だけは形どおりに対応したりしている。

スモーキング・ランチ ~ 煙を食べる

2007年06月12日 | 日常生活・事件

 禁煙のレストランが増えてきた。昼のランチ時間帯のみ禁煙というところもある。大体、味が勝負のはずのレストランでタバコを許していること自体が不可解である。

 タバコは吸わないので大歓迎だ。新幹線のような比較的大きな空間でも、禁煙車の中で誰かが禁を犯すとすぐに分かるし、扉があいたときデッキで誰かが吸っていてもとたんに客室内に匂いが漂う。それほどにタバコの匂いは強い。それとも嫌いだから敏感なのだろうか。

 まだ喫煙OKのレストランでは、自分の食事が終わるとおいしそうにタバコの煙をくゆらせ始める人がいる。隣でまだ食べている人がいてもだ。
 禁じられているわけではないので文句も言えないが、少し気遣いがないものかと心では思う。
 あくまで吸うのは食後か、オーダーして食事が運ばれてくるまでの間なのだ。自分が食べているときは吸っていない。自分だってタバコの匂いをかぎつつ食事をしたくはないのではないか。

 ある時ランチのカウンター席で、隣に座った男性がオーダー後火を点けた。しばらくしてミートソース・スパゲッティが隣に運ばれてきたが、料理の横で灰皿に置かれたタバコを消す気配はない。煙はひたすら料理皿に向かって流れ、スパゲッティの山に絡み付いているがお構いなし。そのうち食事の口を動かしながら、ちょっと一服とタバコを吸ったりしている。
 味なんてわかるのだろうか、とあっけに取られるが、ここまでくると食事中に自分が何ともないものを隣の人に対して気遣うことはまずない、ということが良く分かる。

 味とか香りの文化に関わる人でないことは確かだろう。

ホメて損した!!

2007年04月24日 | 日常生活・事件

 九州でのお話。

 福岡市内にも熊本市内にも「オークス通り」と呼ばれる道がある。
 洒落た並木がありそうだ。実際それらしき木が植わっている。熊本の方は大木で歴史が感じられる。オークスホテルというのも、そこにある。

 建材でオーク材というのがある。オークの木を切り出したものだ。
 並木で木が何本かあると複数形でオークスになるのかどうか?

 例えばりんごの木。「apples」と言えば複数の「りんごの実」だろう。木の場合はapple trees とでも言わないと区別がつかない。

 で、福岡の「オークス通り」を歩いていると「大楠小学校」というのがあった。

 オークって楠(くすのき)なのか?日本語と英語がこんなにうまくリンクするとは驚きだ。「スプーン」、「フォーク」などの外来語カタカナ表記や「スシ」、「ゲイシャ」とはレベルが違う。

 と、変に感心しながら辞書を見るとオーク(oak)はカシワ、カシ、ナラの類を指すそうだ。なんだ、なんだ?
 一方、楠は a camphor tree とある。

 結局、オークスは「大楠」をカタカナ書きしただけの話なのだ。それほど高いレベルの話ではなかった、ということだ。ホメて損した。

珍事 ~ 世の中ホントに面白い

2007年04月19日 | 日常生活・事件

 ある組織の設立シンポジウムに出席した。目当てはプログラム中の基調講演。「ホテルのホスピタリティ」がテーマだ。

 開始時間前に司会の自己紹介と携帯の処置など諸注意があり、開始までお待ちください、ということになった。

 さて、時間が来て一人の女性が壇上に上がった。歳格好から司会とは別に進行役がいるのかなと思った。

 しかし壇上で立ち位置に立ったが不思議な沈黙。ややあって「少し緊張しておりまして・・・・」と口火が切られ、あの沈黙は緊張感のためだったのだと観客は納得。初々しいというか人前で話すにしてはたどたどしく、緊張の息使いさえマイクから聞こえてくる。それにしても単なる進行役ではなさそうな雰囲気だ。

 確か始めは主催者側エライさんの挨拶があったはず。この人が代表?にしては・・・・。

 すると簡単に名前を名乗るだけの自己紹介に続いて「ホスピタリティとは・・・・」と始まった。主催者挨拶抜きでいきなり基調講演が始まったのだ。プログラムにあった基調講演者と同姓を名乗ったので、男性だというのは自分の思い込みだったのかと考えていた。

 ただ「ホスピタリティというのは終末医療のことでありまして・・・・」というところまで来て、何か変だと皆が気付きだした。ホテルの話のはずだから。

 そこに最初の司会者が登壇、「講演者」に近づき何やら話している。結局、話は最初の一文の最後まで行き着かず、「講演者」は舞台脇に退場することとなった。

 とんだハプニングだ。

 どういう偶然が重なるとこういう現象が起こるのだろう。すくなくともドッキリカメラではないようだった。帰りに会場の他の部屋の催し内容を見たが医療関係の会議なんてなかった。一体あの女性は誰だったのか・・・・。

 まさに春の珍事である。これだから世の中ホントに面白いのだ。

ありえない! ~ オークション顛末

2007年04月18日 | 日常生活・事件

 どうしても欲しいというものでもなかったので、ダメで元々と、冷やかし半分に安い値段で入札しておいた。

 ○○オークションだ。(Yフーではありません。)

 品物10個に対して20人が入札した場合、上位から10人が落札できる仕組みだ。逆に5人しかいなければ1円でも落札できることになる。ただし、ある時点での応札人数はわかるが、いくらで入札しているかは開札まで分からない。

 なりすましとか色々トラブルもあるので、このオークションは商品到着時に代金引換という制度になっている。

 で、その安い価格で落札できてしまったのだ。送料+代引手数料は900円足らずだ。落札価格は約その半分。したがって落札価格の3倍近い総額を支払うことになる。それでも店頭でその商品を買おうとすればもっと高いだろうと思われるので、かなりお得だ。

 その商品と言うのはジャンルで言えばアクセサリーだ。いろんな色があったが落札したのは赤。宅配で商品が到着し、代金を支払って、さて開封。しかし、中身はグレーだった。

 さっそくクレーム。新たに商品が届いたら折り返し、間違った商品を着払いで送ることになった。

 そしてそれが到着。今回は当然ながら送料もすべて相手方の負担。

 さて開封。アレ!今度は緑だ。

 あと何回これを繰り返すんだろう?

 一回ならまだしも二度続けてというのは確率的にも普通ならありえない。だけどこの会社の場合はそれが起こっている。けして一人じゃない顧客に対して同じ様な間違いが頻発しているとすれば、この会社は送料負担でそのうちつぶれるだろう。

 まさか、つぶれる前の在庫処分で全商品をオークションに出してるわけじゃないよね?

「鈍感力」のすすめ?

2007年04月12日 | 日常生活・事件

 新社会人が増えたせいか、学生の春休みが終わったせいか、今朝の急行車内の混みようは普通じゃなかった。もう一台あとの普通に乗れば楽なのは分かっていながら乗ってしまった。

 首から下はほぼ周囲と密着状態。鞄を持つ手を離しても床に落ちることはないだろう。ただ車体のゆれで体をまっすぐ保てないのが困る。上体が傾いても足を動かせないので倒れてしまいそうになる。それを耐え忍んで、さらに何度かゆれ解消するのを待つしかない。

 こんな車内でまさかとは思うが、立って本を開いている人がいるのだ。よく読めるものだと感心もするが尋常ではない。本を手で持って入るものの、密着状態なのだから前の人の体はまるで書見台がわりで、相手はさすがに迷惑げだ。本を開いているのはそう若くはない女性で、一見キャリアウーマン風の出で立ち。花粉症なのか大きなマスクをしている。

 格好だけで中身は「知性」というより「痴性」だ。人を思いやることもしばらく我慢しようという気持ちもない。もはや回りの無言の非難も感じない、ここまで「鈍感力」を身につけてしまって良いのか。

 誰だ「鈍感力」を薦めたりしたのは?(影の声「小泉だ。」)

頑張れ!郵便局

2007年04月03日 | 日常生活・事件


 テレビのニュースで3月末に見たが、日本郵政公社の生田総裁が3月限りでお辞めになったそうだ。小泉前総理の懇願により4年前の公社発足から舵取りをしてこられた。前身は海運マンと聞いているので舵取りはお手の物であったろう。

 新しい総裁は、郵政民営化の準備会社である日本郵政株式会社の西川社長が兼ねるのだそうだ。こちらは元金融界のトップ。

 4月2日からはその新体制がスタートしたはずだ。
 と思って日本郵政公社のHPをのぞきに行った。公社概要>総裁メッセージとすすんだが、なんと最新メッセ-ジは今年1月4日の生田総裁年頭挨拶ではなないか?

 まだホームページ上では総裁は生田氏で西川総裁は影も形もない。大丈夫か日本郵政公社?本当に民営化できるのか?

 巷では新社会人を向かえる4月、各社希望に燃えた若者が新しい一歩を歩みだす。そこでは会社トップの肉声が最初に心に響いてくるはずだ。

 本当に日本郵政は大丈夫なのか?底辺を支える郵便局は困っているのではないか?

 頑張れよ、郵便局!