masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

そういうことですか(苦笑)

2014年04月08日 | ガソリンスタンドでの出来事

昔うちの掛け会員だった企業。
厳密にはずっと掛け会員なのですけどね...(^^;

と言うのは、昔は全ての車(20台以上の作業車と数台の自家用車)をうちで給油してくれていたのですが、
10年くらい前に社員の方が運転席で火が付いたタバコを手にしたままでいたので、masumiさんが消してくれるようにお願いしたのですがきいてもらえず、それどころか「もう来たらへん」と言われて、そんなこと言われたらこっちも「そうして下さい」と答えるしかなく・・・、
そうしたら本当にそのまま来なくなって(苦笑)
(※理由はそれだけではなく、進出してきた他店の安値営業もあったと思うんだけど・・)

中間管理職的な立場だったのか、その方だけでなく作業車全てが来なくなったのです。
(でも、社長さんと専務さんだけはずっと給油に来てくれていました)

社長さんは高齢のために運転を止められたみたいで数年前からお会いしていない。
最近、専務さんもあまりお見掛けしないと思っていたら

今月に入ってから数台の新車の作業車(全車両では無い)が毎日給油しに来る。


「ここで入れろって言われてんけど、カードとか持ってないねんけど?」
「はい大丈夫ですよ、こちらで通しますので」

昔ながらのガソリンスタンドでは、掛け会員さんは顔パスOKなのであります(^^)b


それにしても、一体どういう風の吹き回しなんだろか???
そもそもうちに来なくなってからは安値の2軒を使い分けていたようだし・・・
そのうちの1軒がセルフに改装したから?

まさかね。
値段がまったく違うもの・・・
給油に来られる作業員さんたちは新顔ばかりで聞けないし・・・


などと思っていたのですが・・・どうやらこういうことみたいです(--;

今利用されている安値店は“進出組”。
掛け取引ではなく法人カードを利用されているみたいです。

新車の分の法人カードが出来上がるまで、“ツケ”がきかない。

だから、
法人カードが出来てくるまでの間だけ、ツケがきく当店で「入れろ」って事だったみたいです(--;


・・・これで請求書を送ったら、「やっぱり高い」と思われるんだろうな


3者店は辛いよ...。
o(TヘTo) クゥ


 


供給不安地域拡大中

2014年04月08日 | ガソリンスタンド2

SS過疎地は全国で265市町村に拡大(22年度から27地区増加)




岐阜県25年度 閉鎖SS25カ所(前年比1ヵ所減)





セルフがあれば供給不安地域とはなりません。
(そのセルフが灯・軽油の小口配達や、町工場への工業用潤滑剤などの配達を行っていなくても)

補助金を受けて設備投資をするのも
“余力”がなければ出来ないことです。




4月9日追記
燃料油脂新聞に「供給不安地域SS 商売と使命感の狭間で葛藤」という記事を読みました。

商売と使命感の狭間で葛藤しているのは、供給不安地域のガソリンスタンドだけではありません。

「うちがなくなれば困る人がいる一方で車にポリ缶を積んで1円でも安い灯油を村外に買い求める人もいる」
これも供給不安地域だけのことではありません。


「燃料油マージンは5円で充分。利益は油外で稼ぐ」という大手量販店などの商業的経営は、全ての店舗が真似できることではありません。
限られた客数、何より自分の生活圏で損得勘定よりも地域への供給に重点を置いている地場3者店とでは経営の質が異なるのです。
非商業的経営の地場3者店には「利益は油外で」という発想は出来ません。
あくまでも燃料油マージンが経営の基本です。

しかし現実は、

現実は安値店に多くの客は流れ、
残った客からは安値店の看板価格を引き合いに出され、

又、(3者店以外の)同業他社による、得意先企業への業転価格での営業攻勢により、
マージン圧縮を余儀なくされるのです。

油外で利益を稼がねばならないリッター5円というレベルにまで。

※それでも安値店との販売価格差は13円(他府県では20円)にもなる、という現実。


このままでは供給不安地域は拡大の一途です。
危機感を抱いたエネ庁は対策として供給不安地域の補助率を4分の3とする、資金面での支援を強化しました。

しかし、このままでは「市」単位ではなく、「町村」単位での供給不安地域の発生は免れないでしょう。

どんな地域にも、「車は持たないが、その地域からガソリンスタンドが無くなれば困る」という消費者は存在しているのです。