候補者活動を4年ちかく続ける中で、目の前の課題に追われ、根本的な勉強が足りなくなっていたことを痛感する今日この頃。ここは、もう一度、マルクスに戻って、「いまの日本の現状をどうみたらいいのでしょうか」「われわれの運動に何が必要なのでしょうか」とマルクスに聞いてみたいと、「資本論」第一巻の再学習をはじめました。忙しい仕事の中で、一日、わずかでも時間を確保して、数ページずつ読み始めています。いまは、まだ商品の「等価形態」のところです。マルクスは、資本論の「序言」で、近代社会の経済的運動法則をつかんだとしても、その発展段階を跳び越えたり、法令で取り除くことはできないが、「生みの苦しみを短くし、やわらげることはできる」と述べています。この行き詰まった日本資本主義を一気に変えることはできなくても、国民の苦難をやわらげることはできます。すぐに政権につけなくても、ここに私たちの運動のかけがえのない役割があることをマルクスは、語っています。
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