県議選告示まで5週間。明日は、国公立大学の入学試験

2011-02-24 17:57:47 | 日々のこと

比較的あたたかい日々が続きます。先々週、風邪をひいて、その後も咳がとまらず、診療所で検査を受けたら、なんと百日咳でした。いまは、お薬が効いて、ほとんど咳もでなくなりましたが、まわりのみなさんにはご迷惑をおかけしました。今夜からは、また冷え込みそうです。

明日から、国公立大学の入学試験が始まります。「大学入試といえば、民青の宣伝」とすぐ反応しますが、明日、明後日は、私も朝のチラシまきに参加します。学生班のみなさんも自分たちの1年間の活動をリーフレットに可愛くまとめ、すてきな宣伝物ができました。一人でも多くの新入生に民青同盟に出会ってほしいと思います。

県議選の告示まであと5週間です。今日も、県のニュース、県議選の事前ビラづくりなど、忙しい時間をすごしました。

東京都知事選挙に小池晃さんが出馬することは、本当に力強い限りです。石原都知事は、出馬しないと報道されています。都知事選挙にでるために、今後予定していた全国の演説会を27ヶ所もキャンセルし、国会議員が代理弁士をしているそうですが、その分、当選できるよう頑張ってほしいと思います。

来年度、子どもの小学校のPTAの役員を引き受けることにしました。これまで、候補者活動を理由にずっとお断りをしてきましたが、あと2年ですし、少しはやらないといけないかと思い、お引き受けすることにしました。来年度5学年の学年委員長です。友人も同じ小学校のPTA役員をやっているので、なんとかなるかと思っています。


いっせい地方選挙まで40日

2011-02-20 22:16:19 | 日々のこと

いっせい(統一)地方選挙前半戦の告示日までいよいよ40日と迫り、相変わらず忙しい毎日を過ごしています。昨日は、夜女川で演説会ということで、高橋千鶴子さんを女川まで送迎しました。演説会は、150名をこえ、大盛況でした。



昨日は、午前中、泉で190人の演説会、今日は午後塩釜市で240人と土日は毎日演説会が続きます。おかげで、昨夜は、自宅に帰ったのは深夜の零時前。1日で車を260キロ運転し、疲れ果てた感じでした。


今夜は宿直なので、夕方から仙台へ。

今日の午後は、かえるネットの青年たちの宣伝です。仙台市議候補の庄司あかりさんを先頭に、宣伝カーで半日仙台市内で街頭宣伝です。あかりさんもほかの青年たちも立派な演説です。


民主党政権はどうなるのでしょうか。反自民の一致点だけで、市民運動派から新自由主義派まで一緒、綱領もない政党ですから、こうなるのは当然の帰結かもしれません。しかも、財界・アメリカ政府いいなりですから。でも、国民生活を考えると、民主党を批判しているだけではすみません。この国から貧困をなくし、若者が可能性を発揮し、仕事でも、私生活でも、みんなが恋をし、人生を楽しめるような。

フランスの話を聞くとすごくうらやましくなります。夏休みを3週間も4週間もとれる国、仕事が4時には終わって、あとはそれぞれの自由時間。毎日、家族とすごせる時間がたっぷりある生活。私たちがめざす未来社会にちかい国がヨーロッパにはいくつもある。もちろん、それぞれ逆流もありますが…。

でも、それはフランスの国民が幾多の犠牲のうえに、勝ち取った成果です。1871年のパリコンミューンでは、数万人のパリ市民が殺されました。いまの私たちのたたかいは、とても困難だけど、それは必ず未来につながる。この国の支配層に、経済界のトップに、すべての国民の生存権を守る責任を果たさせる、そのためには、とてつもなく強固な「社会的バリケード」が必要です。

作家の石田衣良さんは、「あきらめなければ、100回たたかって1000回負け続けることはない。どん底にぶち当たっても、そこから一つづつ進んでいけばいい。若い人が個人としてどんどん強くなっていき、制度が個人を守るようになっていくと、ものすごく強い社会ができあがると思います」(革新懇インタビュー)と語っています。勇気づけられる言葉です。

 

 

 

 









大企業は、追加採用すべき

2011-02-10 20:58:13 | 今日の活動

宮本岳志衆院議員が、4日の衆院予算委員会で、学生の就職難の深刻な実態を告発し、政府に追加採用をすべしと要求しました。さすが、宮本さんらしい力強い質問でした。
とにかく、エコカー補助金で6千億円もの支援を受け、リーマンショック前まで業績を回復したトヨタが、この5年間に新卒採用を3014人から960人に減らし、パナソニックも750人から290人に新卒採用を減らしているのです。
大企業の内部留保244兆円の0.2%を取り崩すだけでも学生12万人の給与がまかなえると追及しました。
答弁に立った枝野官房長官は、「体力のある企業にはできるだけ追加採用をお願いしている」と発言しましたが、野党時代とは打って変わり、まさに経営者を代弁するような発言でした。

宮城県でも、トヨタの100%子会社のセントラル自動車は、この1年間に252人の採用をしていますが、正規採用はわずか17人。ほとんどは、期間工と派遣社員です。宮城県は、企業誘致で1万人の雇用創出といっていますが、県当局は、誘致企業がどれだけの正社員を採用しているかすら、まったく把握をしていないのです。500億円も企業誘致につぎ込んで、正社員が17人とは…。それだけのお金があるのなら、もっと地元企業への支援をすべきです。

昨日、仙南地域で高校の先生のお話を聞きました。
ある職業高校では、内定が3割。求人数が激減しているそうです。仙南地域は、製造業、誘致企業が多い。学生や高校生の3割、4割が就職できない、これが数年続くと日本はどうなるか、たいへん心配しておられました。

政府の姿勢も問題ですが、宮城県の姿勢も問題です。大学院を出ても、高校の正規採用にならない。高校の先生の3割が講師という学校もあるそうです。保育士さんの4割以上が非正規です。まず、こうした職場で、行政の力で正規採用をすべきです。

これほど、人間の尊厳が傷つけられ、労働力が買いたたかれている国は、先進国といわれている国ではほかにないでしょう。

1月26日の「朝日」新聞で、哲学者の佐々木中氏が発言してます。

「『現実」という言葉がいまとても抑圧的に作用している。皆、『現実をわかっていないお前は甘い』といわれたくなくて、現状追認に走っているだけですよ。しかし『現実がこうである以上、こうするしかない」という言説は、結局、人を苦しめ、搾取や暴力を生みだすだけです」

「人間は、『なぜ』と問う生物です。『どうやって』だけでは人間ではない。二大政党制がいいーなぜ?沖縄には米軍基地が必要だーなぜ?この『なぜ』という真摯な問いが今何よりも欠けています。政治の核心は『論証』です。『なぜ』にこたえて、理由や根拠を示すことです。それを見失えば政治は死ぬ。しかし、いまの政治家はこれを忘れ果てて、我々も『なぜ』ということがやましいことであるかのように思い込まされています」


「国際競争力のためには、財政が大変だから、正規雇用を減らして非正規雇用を増やすのが当然だ」
こういわれると多くの国民が声をあげられなくなってしまいます。でも、この言い分が真実なのか、「なぜ」の問いをもって、きちんと検証することが必要です。

私たちが自分たちの要求の正当性に自信をもって主張すること、同じ悩みをもつ者たちがともにつながりあうこと、そこから社会を変える力が湧いてくると思います。