若者が社会を変える!

2015-06-30 23:15:03 | 日々のこと

28日(日)は、かえるネット宮城(共産党青年学生後援会)で、「地方選挙がんばっぺし決起集会」を開催しました。選挙に挑む県内の20代、30代の候補者7名が勢ぞろいし、みんなで決意を固めあいました。

話をしているのは、白石市議選に立候補予定の佐藤龍彦さんです。まだ、共産党に入って1年足らずというフレッシュマン。でも、演説はなかなかのものです。

庄司あかりさんは、堂々としたものです。この日参加した唯一の現職議員です。2期目に挑みます。

集会に先立って、太白区中田地域で、演説会が行われ、高橋ちづ子議員が訴えました。写真は、ふなやま由美市議の訴えです。ふなやまさんもベテランの域ですね。

 

 

 

 

 

 

 


「スターリン秘史」の連載が完結

2015-06-23 18:24:21 | 科学的社会主義

雑誌『前衛』に連載されていた不破哲三さんの「スターリン秘史」が7月号で完結しました。

 最後の数回は朝鮮戦争をめぐるスターリンの秘密外交でした。これまでも、朝鮮戦争の原因については、金日成体制の北朝鮮の責任が指摘されてきましたが、実は朝鮮戦争はスターリンがアメリカ軍をヨーロッパ戦線からアジア戦線に引き込み、東ヨーロッパでのソ連の覇権をより強固なものにするために仕組まれた戦争であったのです。

 朝鮮戦争が勃発するまでは、アメリカも東アジアに介入する意図はなく、中国共産党による台湾支配も仕方のないものとみなしていましたが、朝鮮戦争勃発によって中国敵視政策に転換します。毛沢東が率いる中国共産党も、スターリンへの忠誠の意思を表すために、数十万の兵士を朝鮮半島に動員し、40万人が戦死します。中国は、建国直後から悲惨な戦争に動員され、大変な困難に直面し、中国の経済建設の困難を生み出す大きな原因となりました。

 この戦争は、朝鮮の国民を巻き込み、数百万人の朝鮮人が犠牲となり、一つの民族が38度線で分断されるという民族の「悲劇」を生み出しました。

 さらに、スターリンは、中国を共犯者に仕立てて、日本共産党への乱暴な干渉と分裂工作を強行し、「武装闘争路線」を押しつけますが、その背景が今度の不破さんの連載でいっそう明らかとなりました。

日本共産党が大国の介入、干渉をはねのけ、自主独立の路線を確立したのは「歴史の弁証法」といえるものです。

不破さんの研究で、現代史の謎がいくつも解明されています。非常に知的な刺激を受けました。

 

 


仙台市議選に向けた演説会

2015-06-22 12:22:44 | 今日の活動

昨日は、仙台市議選に向けた演説会が市内3ケ所で開催されました。

私は、終日、高橋ちづ子衆院議員に同行しました。

高橋議員は、予算委員会での質問、本会議での派遣法改悪の反対討論など激務の国会から週末は福島・白河市、秋田・大曲、岩手・久慈での演説会をこなし、仙台入り。超ハードなスケジュールの中、仙台でも若林区、宮城野区、泉区の演説会、介護事業所との懇談会など、一日、ご奮闘いただきました。

 

 

 

 

来週は、岩沼市、仙台市太白区での演説会と続きます。

 

 

 

 

 


仙台市議選の告示日まであと1ケ月

2015-06-20 16:20:59 | 日々のこと

  仙台市議選の告示日が1ケ月後に迫りました。明日は、高橋ちづ子衆院議員が仙台に入り、泉区、宮城野区、若林区の演説会などの日程をこなします。私は、終日、高橋議員に同行します。若干、お天気が心配ですが…

 昨日は、ある大学の学生さんに共産党のお誘いをし、共産党に入ってもらいました。勉強意欲もある彼女、これからが楽しみです。

私自身は、いろいろ考えることがあり、この2、3日は、かつて共産党の議長を務めていた宮本顕治さんの著作を断片的にですが読み進めています。この間、自分の勉強に偏りがあったので、共産党の歴史や党建設論そのものをじっくりと読み直そうと考えたからです。かつて、宮本さんが共産党の書記長や議長をやっていた時代、「知は力」という言葉に象徴されるように、私たち共産党員は、とにかく勉強させられたものでした。若き時代、私も宮本さんの著作を私なりにむさぼるように読み、中国の天安門事件やソ連の崩壊など共産党への偏見と攻撃の激しい時代でしたが、共産党の隊列から「脱落」することもなく、何とかやってこられたと思っています。

ところが、共産党が躍進できる時代が到来したのに、私の学びはどうなているのか。あらためてふり返り、反省したわけです。若者を迎えられるかどうか、私たち自身の確信が問われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


私の決意

2015-06-11 19:41:31 | 私の主張

戦争法案の審議では、政府の推薦した大学教授までもが「戦争法案は違憲」と述べられ、政府与党が窮地に追い込まれています。「戦争法案は、今国会で廃案しかない」という世論が急速に広がっています。

 

 さて、話は変わりますが、いま多くの若者や子どもたちの心は、戦争法案が通ったわけではないのに、すでに非常に深く傷つけられています。若者の心の中は、見えない「空襲」、「銃弾爆撃」を受けています。その結果、自分を肯定できない若者がものすごく増えています。

 これは、他人ごとではなく、我が家の問題です。

 息子が不登校になったことを前回書きました。私は、この数ケ月、この問題を徹底的に勉強し、福島県いわき市まで足を延ばし、この問題では日本で最も研究を深めている専門のカウンセラーの先生のお話を伺ってきました。

 その結果、私自身が到達した結論。つまり、「人間にとって最も大事なものは何か」ということ。それは、お金でもなく、学歴や地位や名誉でもないということ。もちろん外見でもない。

 それは、一言でいうと、「自己信頼感」「自己肯定感」、つまり「自分が自分で大丈夫」という感覚、言葉を換えれば「根拠のない自信」。何とかなるという感覚です。

 「根拠のある自信」とは、「僕は他人より勉強できるから自信がある」「私は、他人よりスポーツができるから自信がある」「私は、美人だから自信がある」。でも、これは、非常に脆弱です。自分よりも勉強のできる人、スポーツのできる人、美人は世間に山ほどいる。優越感は、劣等感と紙一重です。そうではない、「根拠のない自信」が人間にとって最も大事な感覚です。

 「自己信頼感」があれば、いまはうまくいかなくても、必ずうまくいきます。何とかなります。

 これが持てなくなることが、不登校や引きこもり、心の病気の最大の原因です。では、なぜそうなるのか。

 それは、子どものころから、親や学校、まわりの大人たちから、マイナス言葉をかけられ続けてきた。「こんなこともできないのか」「○○ちゃんはできるのに、なぜお前はできないのか」等など。そして、自分の思いや気持ちに共感してもらえない、自分の気持ちを話しても共感してもらえなければ、子どもは話す気力を失います。やる気がなくなります。無口になります。それが、不登校や引きこもりになる根本的な原因です。

学校の人間関係やいじめが、直接のきっかけになることが多いし、いかなる理由があるにせよ、いじめは絶対に許すことができないものです。そのことを前提にしつつ、その原因をつくり出しているのが、子どもへのマイナス言葉と共感不足です。

 私は、長年青年運動に携わり、いまも青年運動の援助担当をしています。運動の中で「聞く力」の大切さは、ずっと言われ続けてきたことですが、わが家自身、実践できていなかった。息子には申し訳なかった…。事情はいろいろあるのですが、50歳を超えて私自身の未熟さを痛感しています。

 この失敗を生かす道はあるのか。それは、息子も含め、いまの社会で傷つき、苦しんでいる子どもたち、若者を一人でも救い出すことです。救い出すだけでなく、生きる勇気と未来への展望をつかめる学び、科学的社会主義を一人でも多くの若者に知ってもらうことです。それが、私の「コア」。そこに私のこれからの人生をかけていきたいとあらためて決意をしています。戦争法案を阻止することも、政治を変える活動もすべてはここに行き着きます。