自治体学校が開催されました

2014-07-29 15:32:41 | 雑感

 この7月26日から28日まで、仙台市の国際センターと東北大学を会場に、自治体学校が開校されました。私も、8年前に名古屋で開校された自治体学校に参加したことがありますが、せっかくの地元開催ということで、27日、1日だけ分科会に参加してきました。東北大学の川内北キャンパスの校舎の中に入るのは久しぶりで、私の時代とはかなり様相も変わり、エアコンも完備で、施設も綺麗で、ちょっと驚きました。

 自治体学校には、全国から地方議員さんや自治労連の関係者など、1000名以上の方々が参加され、朝は、県委員会の勤務員で「しんぶん赤旗」日刊紙の販売活動も行いました。用意していた宣伝紙も完売しました。

 私は、地域経済の再建にかかわる分科会に参加しました。同じ被災地でも、岩手県と宮城県の復興の現状があまりに違うのでびっくりしましたが、宮城県の地域の課題も見えてくる分科会だったと思います。主催者からは、立派な資料集も参加者に配布されたので、大いに今後の勉強に役立てたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


県議選・大崎市選挙区に内藤隆司氏が出馬表明

2014-07-23 16:34:42 | 今日の活動

本日午前、日本共産党宮城県委員会と北部地区委員会は、来年秋に行われる宮城県議選・大崎市選挙区に内藤隆司さん(同地区委員長)を擁立することを発表しました。記者会見は、大崎市役所の記者クラブで行われました。内藤さんは、4人の大崎市議団とともに決意と政策を表明。大崎市議会では、共産党は4議席で政党としては最も大きい会派となっており、勝利を目指して奮闘する決意を述べました。

これで、共産党として6名の県議候補が立候補を表明しました。宮城県の政治目標は、4つの現職区で必ず議席を守り抜き、さらに5議席、6議席と議席をふやすことです。

さて、今日の大崎市、朝から王城寺原演習場での自衛隊の演習が激しく行われています。米軍が来ているわけではないのですが、20キロ以上離れた古川でも地響き、地鳴りがすごい。集団的自衛権の行使容認で、自衛隊の海外派兵に向けた準備が着々とすすめられているようであり、監視と注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「歌人白蓮の恋と平和運動への道」

2014-07-15 13:03:38 | 日々のこと

本日の「しんぶん赤旗」の文化欄に作家の永野朝子さんが「歌人白蓮の恋と平和運動への道」と題したエッセイを掲載しています

 今、NHKの朝ドラで放映している「花子とアン」に登場する柳原白蓮(ドラマでは嘉納白蓮)のことが話題になっています。

柳原白蓮は、九州の炭鉱王と政略結婚させられますが、東京帝大の学生と恋に落ち、苦難の末に家庭をもつことができました。しかし、長男は、召集され、敗戦の4日前、空爆によって戦死します。文字通り、波乱万丈の人生を送った方です。

柳原白蓮は戦後、次のように述懐しています。

「全人類の生存と幸福を追求するためだといって、暴力に訴えることは、意味をなさない。それは、平和的手段によってのみ打開されるべきものである。先年の戦争で、日本にはたくさんの犠牲者がいる。国民を偽って戦争に駆り立てた政府が、このうえまたもや再び人民を戦争に追いやろうとする。その結果として残るものは、混乱と、叛逆と、殺戮と、ついには滅亡だけであろう」(『日本評論』1951年4月号)

まさに、今日、この白蓮の叫びを受け止めたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


緒方靖夫さん、知的な刺激に満ちた90分の講演

2014-07-05 19:19:43 | 科学的社会主義

宮城県大学関係者日本共産党後援会は、本日午後、共産党中央副委員長で国際委員会責任者の緒方靖夫さんを迎えて、「世界とアジアの中の日本」と題して学習講演会を開催しました。

緒方氏は、冒頭、世界を回っていて発展途上国が非常に元気であると述べました。先進国の指導者は、世界の未来を悲観的に見ているが、途上国の指導者は未来を実に明るく見ていることが特徴で、その背景には、途上国の経済発展、ソ連の崩壊、世界の構造変化があると強調しました。

 緒方氏は、アセアン諸国と中南米の構造的な変化にふれた後、いま世界で最も危険な地域が北東アジアであることを指摘。アメリカは、「集団的自衛権の行使容認は歓迎」という態度表明はするものの、日中間の紛争が勃発し、アメリカが巻き込まれることを最も恐れています。

 緒方氏は、安倍政権の集団的自衛権の行使容認の絶好の口実となっている中国の現状に話をすすめました。緒方氏は「これは『しんぶん赤旗』でも報道していませんが」と前置きし、自らが定期的に訪中して行なった中国指導部との話し合いの様子を報告しました。その中で、尖閣諸島の問題や防空識別圏の問題で、中国に覇権主義の現れを感じること、特に2008年の北京五輪の頃から、中国自身に「(中国の覇権主義的行動を)他国がどうみるか」という発想がなくなり、民族主義的な発想が強くなっていること、日本共産党として一つ一つの問題で中国にきちんと申し入れをしていることが報告されました。

 質疑応答では、「世界の共産党では、マルクス、エンゲルスなどの古典研究の現状はどうなっているのか」「『インドネシアは、共産党が潰されてから経済が発展した』という学者がいるが実際はどうか」「北朝鮮の現状をどうみるか」などの質問が寄せられ、緒方氏は一つ一つに丁寧に答えました。

 全体として、非常に知的な刺激に満ちた講演会となりました。

 緒方氏の講演後は、後援会の世話人代表の刈田啓史郎・東北大学名誉教授があいさつ。日本共産党県会議員団を代表して、横田有史県議団長が、先日閉会した6月県議会で、自民・公明会派が「憲法改正をもとめる意見書」を強行したことを安倍政権の暴走とともに糾弾し、来年の地方選挙にむけて全力でがんばる決意を表明しました。

 


高橋ちづ子衆院議員の国会報告と懇談会

2014-07-04 15:09:29 | 今日の活動

本日は、高橋ちづ子衆院議員が宮城県入りした日程に合わせて、各民主団体と労働組合にご案内をして「国会報告・懇談会」を開催しました。急なご案内にもかかわらず、多くの団体の代表の皆さんが参加をしていただきました。

今度の通常国会は、集団的自衛権行使容認の問題をはじめ、秘密保護法に国会を巻き込む国会法の「改悪」、医療介護の総合法案、教育に関わる諸法案、労働法制の規制緩和の具体化など、実に様々な分野で、安倍政権と国民との厳しい対決がくり広げられました。

今日も、県内で活動する各団体の活動や具体的な要望など、多様な分野で意見交換が出来たと思います。

今後も、通常国会や臨時国会の際にも、定期的にこうした懇談の場をもっていきたいと思います。