「水は方円の器に随う(したがう)」

2019-01-06 22:02:12 | 雑感

「水は方円の器に随う」という孔子の言葉がある。器とはリーダーを意味し、水とは組織のことを指す。つまり、器(リーダー)が四角ければ水(組織)は四角くなるし、器が円ければ水も円くなるという意味を表している。たとえ、どんなに人材が揃っていようとも、リーダーがしっかりしていなければ、その組織は機能しないのである。

組織はリーダーの力量以上には決して伸びない。それだけに、リーダーは組織を伸ばしていけるように、誰よりも自分を磨いておく必要がある。

私も、この夏頃からスマホ機能を活用して、こまめにメモを取っているが、これが実に効果がある。メモを取ることで、いろいろ考える。ボーと毎日生きていることが一番いけないのだ。

リーダーが人間として安定していないと、どんな仕事も、もちろん共産党の活動も、長期的に前進しない。この間、自分なりに勉強し、考えた結論だ。

 

今年は、参院選挙に地方選挙が連続する。新年から候補者のみなさん、頑張っている。私も、気持ちで負けないように、頑張りたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「小事、細事が大事を生む」

2019-01-01 21:54:04 | 雑感

2019年が始まった。

今年は、政治的には憲法と消費税増税が大争点の一年となるだろう。7月の参院選(衆参同日選の可能性もある)、県内の大型地方選挙。そして、世代的継承の課題。選挙に勝って、後継者の育成を成功させる。重要な一年だ。

大志をもって頑張りたいが、しかし、実際の仕事はしっかりと足元を見つめながら、着実にすすめたい。

新年のモットーは、「小事、細事が大事を生む」。

私は、これまでの自分の活動をふり返る中で、自分の活動姿勢に弱点があることを認識し、反省している。

人間にとって最も大事なことは何か。いろいろな理解や解釈はあるだろう。私は、人間が社会(組織)をつくって社会(組織)の一員として生活する以上、まわりの人たちとの信頼関係をつくることが、何にもまして重要なことだと、ようやく思い至った。

信頼関係をつくる基本は、「しっかりと挨拶をする」「約束を守る」「時間には遅れない」「他人の陰口は言わない」「整理整頓」「まわりへの気配り、目配り、心配り」「清潔感を保つ」等々。そして、自分と関わるすべての人たちと信頼関係をつくるためにも、「感謝の心」を常に意識していきたい。

そのためにも、小さなことや些細なことを疎かにしない決意を込めて上記の言葉を大事にしたいと思っている。

人間は、小さな失敗は大したことではないと見過ごすことが多い。しかし、大きな失敗は、結局、小さな失敗の積み重ねの結果で生じる。小さな失敗は、大勢には影響がないと思うのは固定観念であり、誤りである。組織の崩壊は、些細なことが原因で起こることが多い。ちょっとしたことを見過ごしたがために、積もり積もってどうにもならない事態に陥ることもある。やるべきことをあいまいにしないで、きちんとやりきる。

当たり前のことのようだが、実際にはこれができていないのだ。地に足をしっかりとつけること。

このお正月は、昨年末から読んでいる本を読み進めている。大門実紀史参院議員の『カジノミクス』は、面白かった。日銀の「異次元の金融緩和」をこれだけわかりやすく解説した本は、他にないだろう。今年は、日米安保と経済金融問題を重点的に勉強したいと思っている。昨年から各分野のリーダー論もいろいろ読んでいるが、経済界、スポーツ界などのリーダーから学べることも少なくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


人生の財産となった7日間

2018-04-29 21:39:01 | 雑感

大崎市長選挙が終わって今日で2週間。短い間だったのに、まだ選挙の疲れが抜けない。いくら寝ても寝足りない。しかも、毎晩見る夢は、選挙のことばかり…

それにしても、いま考えても、すばらしい7日間だった。これほど充実した選挙戦は初めてだった。人生で、これほどまでに他人から感謝されたこともなかったのではないかと思う。普段の仕事では、ご一緒する機会の少ない方々たちと行動を共にした日々。当選できなかったことは残念だが、この7日間の経験は、きっと私の人生の大きな財産となるだろう。

 

宮城県でも、「新しい市民政治をつくる宮城県民の会」が発足する。市民と政党が同じ土俵で議論し、未来を語る新しい政治文化がこの宮城県でも確実に歩みを始めている。

 

 


「天網恢恢」で必ず罰が下る

2017-08-09 16:40:12 | 雑感

今日の「しんぶん赤旗」の読者の広場欄に、国際政治学者の畑田重夫さんの投稿が掲載されています。

 

中国には、「天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず」という諺があります。これは、天の網は広大で目があらいようだが、悪いことをすれば必ず罰が下る、という意味です。安倍政権の支持率低下は各種世論調査にもはっきりと示されているように、安倍首相自身の人間性への不信が最大の理由となっているのです。内閣改造によって支持率が回復すると考えるのは大間違いです。森友・加計両学園問題や防衛省の「日報」問題などなど、疑惑の徹底追及・解明が絶対必要です。内閣改造でもろもろの疑惑の幕引きにすることは絶対に許されません。…

安倍首相は、最近、官僚の入れ知恵でしょうが、よく中国の格言を引用します。「築城3年落城1日」とか「李下に冠を正さず」とか。でも、私からするとちょっと意味が違うのではないかと思うのですが…。

 

「天網恢恢…」についてですが、古代中国文明の担い手の方たちは、人間や社会を実によく観察していたのだろうと感心します。悪い政治は、いつまでも続かない。悪事は、いつかは露呈する。政治でも、人生でも…。

 

 

 

 

 

 


3・11から6年目

2017-03-11 22:22:41 | 雑感

2011年の3・11から今日で6年目。しかし、被災地の復興、特に被災者の生活再建は遅々として進んでいません。いまだに仮設住宅から出られない方々がいること自体、この経済大国で、ちょっと信じられないことです。被災地の切り捨てを絶対に許さない運動を引き続き強めていかねばなりません。

 

さて、一昨日、東京で若い世代への運動の継承を進めるための全国会議があり、私も発言しました。この間の経験とともに、この数か月間、考えに考えてきた思いのたけを8分間に込めて発言しました。全国に宣言した以上はやるしかない。そういう気持ちです。来週は、若者を相手に科学的社会主義の講義をします。全身全霊を傾けて、準備したいと思います。