歴史的な南北首脳会談と「板門店宣言」!

2018-04-27 21:11:06 | 外交・安保

本日、韓国の文在演大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長が、板門店の韓国側施設で南北首脳会談を行いました。

金委員長が北朝鮮指導者としては歴史上初めて韓国側に足を踏み入れ、文大統領は、そのことによって「板門店は分断の象徴ではなく、平和の象徴」と述べました。

文字通りの歴史的会談です。

両首脳が署名した「板門店宣言」では、「民族的和解と平和繁栄の新たな時代を立ち起こし、南北関係をいっそう積極的に改善し発展させていく」ことなどに合意しています。

わずか4ケ月前までは、北東アジアは、核戦争の危険も現実味を帯びた極めて深刻な状況にありました。それが、ここまで改善、進展するとは、南北朝鮮、アメリカ、中国などが水面下で積極的な対話と外交活動を行っていたことが想像されます。こうした外交活動に対して、「対話のための対話は意味がない」と極めて冷ややかな見方をしていたのが、日本政府と日本のマスメディアでした。日本政府は、アジアの流れから完全に取り残されていました。「戦争」の対極にある言葉は「平和」ではなく「対話」です。「対話」の重要性を再認識しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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