亘理、丸森、大河原、角田で農業関係者と懇談

2010-02-06 07:07:18 | 米と農業

5日、6日は、仙南に入り、農業、林業、漁業関係者を訪問し、懇談しました。
5日、亘理町では、農協、商工会、漁業を訪問しました。農協で専務の方から、毎年変わる農政への不信がこもごも語られました。

丸森町では、森林組合を訪問し、会長さんと1時間ほど、懇談しました。その後、町役場にご挨拶に伺いました。

6日、午前中は、大河原で農業委員の方々を訪問しました。ある自民党員の方からは、「政治連盟をつくって、特定の政党を応援してきたつけがきた。農協が、特定の政党を応援するべきではなかった」とお話ししてくれました。
午後は、柴田町にあるJA仙南を訪問。専務さん、常務さんが丁寧に応対していただきました。たいへん参考になるお話が聞けました。

その後は、角田市で日下七郎市議の地元で、地域の農業の中心になっている方と懇談。新しい制度への不安、疑問点をお聞きしました。新制度の現場への説明は、これからですが、現場では問題が山積しています。


登米市で農協、森林組合と懇談

2010-02-03 22:35:41 | 米と農業
 今日は、登米市に入り、農協、森林組合と懇談しました。
 午前中は、登米市の3名の市議団とともに、JAみやぎ登米の代表理事専務・小野寺裕幸さんと懇談。JA全中の大会での志位和夫委員長のあいさつへの反響の話から始まって、JA登米が新たな商品開発をしている話から、民主党の「戸別所得補償」政策など、たいへん多岐にわたり、お話合いができました。
 「戸別所得補償」についても率直な不安を出していただけました。

 午後は、登米町森林組合の竹内信男さんと懇談しました。竹内さんは、森林から農業、環境など実に造詣が深い方で、かつ、率直にものをいう方で、たいへん有意義なお話が聞けました。最大のカギは、国内の木材の需要をいかに拡大するか、この5年が勝負だという問題提起をでした。
 午前中の懇談と合わせて、農業や森林の社会的な存在価値をもっと明らかにしていく作業が必要だとも思いました。

 さて、今日は節分。帰宅してからは、家族で豆まき。例によって、私が鬼の役でした。

一歩前進だが、「期待」にはほど遠い…

2010-01-08 10:36:40 | 米と農業
 昨日は、日本共産党主催で、農業問題の学習会を行い、私は、県の担当者として、主催者として参加しました。中央委員会の橋本正一さんが講演しました。橋本さんは、以前宮城県で活動をしていたこともあり、これまで何度も講演していただきました。
 今回の講演の目玉は、民主党政権の農業政策です。鳴り物入りで宣伝されている「戸別所得補償制度」について、詳しく説明してもらいました。
 たしかに、これまで市場原理で米価暴落にまったく手を打たなかった自民公明政権に比べれば、生産コストを基準とする所得補償という考え方には、一歩前進の側面があります。しかし、2010年度のモデル事業では、「定額部分」は10aあたり1万5千円、零細企業の賃金の8割の家族労働費の補てんで後継者が育つのか。
 赤松農水相は、「これなら子どもや孫に継がせようとなる」と胸を張ったといいますが、ようやく赤字を負担せずに米がつくれる可能性が出てきたというだけで、とても展望が出てきたといえる代物ではありません。
 一般の労働者の最低賃金の4分の1の労賃で農家のみなさんは、米作りをしています。日本人の食を支えている人々を励ます政策が必要です。農民と消費者が手を取り合って、農業の再生と自給率の向上を勝ち取るために、大いに対話と共同を広げていきたいと思います。

雪の作並へ 農業関係者を訪問

2009-12-19 19:12:56 | 米と農業
 今日は仙台市青葉区での行動。総選挙では、宮城1区は角野達也さんというすばらしい候補者が活動していたので、私が青葉区に入って行動するのは、本当に久しぶり。遠藤いく子県議とともに、作並、熊ヶ根、白沢などで農業関係者の方々を訪問し、お話を伺いました。
 落合の事務所を出発した時には、粉雪がぱらつく程度でしたが、作並に行くにつれて、本格的な大雪に…。それでも、元実行組合長や農業委員の方、地域の森林組合長さんなどから、地域の抱える課題、民主党政権への不満などが次々と語られました。この地域では、この数年、イノシシの被害が多発し、稲や農作物が大変な被害を被っていることも出され、仙台市や県への要望も出されました。
 以前訪問した時には、そっけない対応だったお宅でも、あたたかく迎えてくれるなど、政権が代わって、共産党を見る目も変わってきたようです。

県森林組合、県農協中央会を訪問、懇談

2009-12-16 15:02:38 | 米と農業

 先週、11日(金)、鳴子の米プロジェクトの視察の後、仙台に戻り、宮城県森林組合連合会、宮城県農業協同組合中央会を訪問し、懇談しました。高橋ちづ子衆院議員のほか、横田有史、遠藤いく子両県議も合流しました。

 

 県森林組合では、急なお願いにもかかわらず、代表理事会長の大沼迪義さん、専務の木村敏男さんが応対してくれました。最初に、全国森林組合大会での志位和夫委員長のあいさつが話題に。あいさつする志位さんのスナップ写真を示して、「強力な味方を得た思いだ」と述べられました。県内には、約23000人の組合員がいるが、木材価格が急落し、400ヘクタール伐採しても、80ヘクタールしか植林できないとのこと。一方、山で新規に働きたいという人も近年ふえていることも紹介され、「県内でとれる地場産材に県の補助をもっと拡大してほしい」など要望も出されました。

 私も、志位さんのあいさつにふれて、「ドイツでは、自動車産業に75万人、林業では130万人の雇用を生み出している。日本もドイツや北欧の姿勢に学ぶべきだ」と述べましたが、いまこそ、地域に根差した地場産業としての林業に政治の光をしっかりとあてるべきときだと思います.

 その後は、県農協中央会へ。木村春雄中央会会長と菅原章夫副会長にお会いできました。ここでも、JA全国大会での志位和夫委員長のあいさつが話題になりました。「委員長は、政策をしっかりと語ってくれました。心をこめた話は響くものです。あいさつの最中に5、6回拍手が起きました」。

 懇談では、民主党政権への苦言も次々と出され、私たちとも大いに共鳴し合える懇談になったと思います。

 高橋ちづ子さんは、今回の宮城県の懇談で、総選挙後、東北6県のすべての農協中央会の会長さんとお会いしたそうです。

 宮城県でも、これから農協や森林組合のみなさんとも、どんどん交流、共同できそうです。