今日は、民青の企画で閖上(ゆりあげ)に

2016-04-10 18:21:50 | 若い世代へ

仙台の桜もいまが満開です。(写真は東北大学の構内)

今日は、午前中、民青同盟のみなさんとともに、新歓企画のフィールドワークで名取市の閖上に。

現地では、大沼宗彦市議、斎博己市議の案内で閖上の各地をまわりました。

震災時、津波の被害を受け、一時はカーネーションづくりを断念しかけたという三浦さんからお話を伺いました。共産党の全国のボランティアのみなさんの力でがれきの撤去、ヘドロの清掃を行い、再開を決意できたそうです。見事なカーネーションです。しかし、地域に残るのは高齢者だけ。地域の小学校の新入生は4人だけ。これからの地域づくりが心配だと話していました。

日和山の前で説明する斎博美市議。

名取市閖上地区は、漁業が栄え、朝市でにぎわう街でした。私も、候補者活動をやっていた時代には、選挙中、必ず訪れる場所でした。閖上に来たのは、実は6年ぶりだなと気付きました。

東日本大震災では、10メートルをこえる津波が押し寄せ、町全体が飲み込まれました。名取市の死者は885名、行方不明者は39名、関連死41名、閖上地区だけで死者754名にのぼります。

5年たっても、閖上の復興は全然進んでいないことを実感しました。

カナダからの支援で建設したメープル館

当時の津波の映像が上映されています。

最後は、名物のセリ鍋で昼食。美味でした。

帰ってきてからは、事務所で午前中に放映された5中総の幹部会報告をネットで視聴。参院選挙投票日まであと3ケ月。いよいよ臨戦態勢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


若い世代に広がる将来不安

2016-02-07 15:51:06 | 若い世代へ

 先ほどまで、民青同盟の会議に参加して、若いみなさんと議論をしてきました。そこで、認識を新たにしたことは、若い世代に将来への大きな不安が広がっていることです。18歳選挙権にかかわって、NHKの18、19歳への意識調査を紹介し、そのなかでは、雇用・労働環境への不安とともに、医療・介護・年金など自分の老後への不安をいだいていることを紹介しました。そのことが議論になりました。正社員になれるかどうかもわからない、大学卒業後数百万円の借金を抱えて、これ以上ローンも組めない、子どもも大学に進学させられない、もし病気になって仕事をやめざるをえなくなったらどうなるのか、年金はもらえるのかなど、医療や年金の問題は、決して高齢者だけの関心ではないことがよくわかりました。世界第3位の経済大国で、将来の年金などの心配をしないといけないとはこの国は絶対におかしい。300兆円をこえる内部留保をため込んでいる巨大企業に応分の負担をしてもらうこと、巨額の軍事予算を見直すことなど、歳入歳出の見直しで、社会保障の充実は絶対にできます。個人の努力は限界です。絶望でなく、社会の構造的な矛盾をしっかりととらえて、老いも若きも力をあわせることを呼びかけたいと思います。

 

 

 

 

 

 


「オレ内閣」、若者の政権公約は…

2010-05-16 21:59:19 | 若い世代へ

 今日16日から、石巻の市議会議員選挙。午前中、候補者の出陣式で挨拶、選挙事務所の表敬訪問をしました。日和山公園のツツジもすばらしく、公園からみる太平洋もすばらしい眺めでした。

 昨日は、午後、若林区で地域の後援会のみなさんと商店街でハンドマイク宣伝、対話、「しんぶん赤旗」の拡大と立体作戦を展開しました。


 夜は、仙台東地区の青年のつどい。名付けて「オレ内閣」。それぞれが、内閣総理大臣に扮して、自分の政権公約を発表しあう企画です。私も、ゲストで参加しました。
 みなさん、「憲法9条を守りたい」「充実した介護サービスを」「社会保障を予算の半分に」「学費を無料に」「障害者が自立できるように」「夫婦別姓の早期実現を」「派遣労働の禁止を」等々、すばらしい政権公約を発表しました。それぞれの思いがにじみ出ていて、感心しました。
 「どうして共産党の専従になったのですか」と私も質問を受けました。その場で十分に話しきれないこともありましたので、ぜひ、このブログの「私と日本共産党」三部作をご覧ください。


塩釜で青年のつどい

2010-03-22 22:45:04 | 若い世代へ
 一昨日の大崎市に続いて、今日は、塩釜市で青年のつどいがあり、
参加した20代のみなさんから、職場のひどい実態について次々と告発がありました。
  「引越しの仕事で、勤務は朝の7時から深夜の1時まで。それなのに、日給で8500円にしかならない。食事は、自分持ち。これでは続けられないと職場をやめた」「会社の説明会で、社長が『労基法云々という人は、いますぐ帰ってください』と言い放った。正社員の勤務は、朝の8時から深夜の3時まで。寮に帰って、少し寝たら、すぐに出勤。これが週6日間続く。でも、みんなそれが普通だと疑問にも思わない」。びっくりするような実態をみなさん、淡々と語ります。
 「こういう集まりで、みんなの話を聞いていると、自分が聞いている働かされ方は実は異常なんだと初めてわかった」とある青年は感想を述べています。
 「労働者が声をあげて、ひどい実態を告発していくこと、議会で共産党の議員をふやすことが、ルールある経済社会にする車の両輪です」と最後に私から訴えました。うれしいことに、その場で、民青同盟員が一人ふえました。



大崎市で「青年のつどい」がありました。

2010-03-20 22:40:17 | 若い世代へ

 今日は、午後、大崎市で「青年のつどい」があり、大崎市議の小沢和悦さん、鎌内つぎ子さんとともに参加し、若いみなさんと懇談しました。
 入職一年目の看護師さんから、「医師会の看護学校に通っていたが、県の奨学金の枠が、10人、5人、2人と年々少なくなっていった。クラスの半数近くが奨学金を希望していたのに、奨学金の枠を年々減らすのはおかしい。もっと、人間を育てるところにお金を使うべきでないか」という発言がありました。看護師が足りないといいながら、奨学金を削減するのは、本当に本末転倒です。
 この数日、あちこちで、異常な高学費、私費負担の重さを訴えられました。
塾に行く経済的な余裕がなければ、公立高校に行けない、私学に行くしかない、そこでさらに重い経済的負担に苦しめられる。義務教育である中学校に入学するための制服代にさえ何万円ものお金が必要になるというのは、異常です。中等・高等教育の無償化をすすめているヨーロッパ諸国では、高校・大学の授業料は無料・低額があたりまえ、そのうえ、返済義務のない奨学金が生活費に支給されています。
  民主党政権下で一歩を踏み出した高校の授業料無料化を一時の選挙向けパフォーマンスで終わらせず、公私間の格差是正、高等教育全体の無償化にむけてさらに前進する世論をつくりださねばと思います。 

 私も青年運動出身ですから、若いみなさんの集まりに来るといつも元気をもらいます。また、明日から頑張るぞ!!