一昨日からインフルエンザに罹患し、明日まで自宅で休養です。今日は、熱も平熱に戻ったので、体調はよくなりつつあります。職場のみなさんをはじめ、多くの方々にご迷惑をおかけしています。
年末のブログでも紹介しましたが、仙台育英高校野球部監督の佐々木順一朗さんの著書「本気にさせる言葉力」。昨年夏頃に読んだ本ですが、いま再読して、なるほどと思うことがたくさんあります。
「野球の指導者にとって、言葉は欠かすことができないもの。身近でありながら、難しいものです。『こういえば、こう動くだろう』と考えた末に発した言葉が伝わらないこともあれば、何気ない言葉が相手の心の深いところまで届くこともある。まったく同じ言葉でも、発する人やタイミングによって伝わり方が違うこともあるでしょう」「大事なのは言葉そのものではなく、言葉に含まれている思いです。相手のことを思い、心から出る言葉。そんな『本気の言葉』が心を動かす。人を動かす。私はそう考えています」
野球とは異なりますが、私たちの組織活動にも共通する考え方です。人間は、言葉によって傷つくこともあれば、言葉によって救われることもある。
佐々木さんの著書を読んでいると、実によく勉強していることがわかります。語彙力が実に豊富です。私は、まだまだ「左翼用語」が多い。もっと心に染み入る言葉をたくさん身につけたいと思います。