宮城県民のみなさんへ

2010-06-23 12:16:07 | 私の主張



 
県民のみなさん、日本共産党のかとう幹夫です。

 私は、栃木県黒磯市で生まれ、28年前に東北大学進学のため、ここ宮城県にまいりました。大学では平和運動をとおして日本共産党に出会い、作家の小林多喜二の生き方に共感し、入党しました。
 「若い方々が、将来に夢と希望がもてる日本にしていきたい」「格差と貧困のない、平和な世の中をつくりたい」、これが、私が政治家を志した原点です。
 私は、現場主義を大事にしてきました。
 2月28日に発生したチリ地震津波では、気仙沼、南三陸、石巻、塩釜浦戸諸島など、被災地にいち早く駆けつけました。「一生懸命に育てたカキやワカメがすべてだめになり、これから数年間、収入の道がない」、浅海漁業のみなさんの声と要望をお聞きし、政府・水産庁にくり返し届けてきました。

 働き盛りの46歳、若さと行動力を発揮して、県民のみなさんの声を国政に参議院に届けるために全力でがんばります。


 いま、日本の外交、経済、くらしが行き詰まっています。宮城県では、昨年の完全失業率が6.4%、企業倒産152件、負債総額298億円、国民健康保険税が高すぎて払えないご家庭が9万世帯。農村漁村の過疎化、後継者不足も深刻です。
 この大本に何があるのでしょうか。外交では、アメリカ政府いいなり、内政では財界・日本経団連に頭が上がらない。ここを転換し、アメリカにも、財界大企業にも、国民の立場できちんとモノがいえる政治になってこそ、日本の政治は変わります。 

 以下、4点、政策を述べさせていただきます。
一つめは、消費税の増税問題です。
 
菅・新内閣は、「強い経済、強い財政」の名のもとに、大企業への減税とその穴埋めに消費税の税率を10%に引き上げることを表明しました。平均的な4人家族でなんと年間34万円の消費税負担です。
 
いまでさえ、ぎりぎりの生活を強いられている国民は、とても生きていけません。
 年間5兆円にのぼるムダな軍事予算にメスを入れること、また、巨大企業と大金持ちの方々に適切な税負担をしていただければ、財源は十分に生み出せます。
 
県民の暮らしを守るためにも、消費税の10%増税をストップさせましょう。

 二つめは、若者の雇用問題です。
 
「学校を卒業しても就職先が見つからない」「朝から深夜まで働いても、生活できる給料がもらえない」など、若いみなさんの雇用は深刻です。何よりも、人間を使い捨てにする労働者派遣法は抜本的に改定し、正社員が当たり前、正規雇用が当たり前の雇用のルールをしっかりと作らせます。

 三つめは、農林漁業の再生です。私は、この間、県内の農協、漁協、森林組合のみなさんと意見交換を続けてきました。国民に食料を安定供給するために、朝早くから懸命にがんばるみなさんを応援いたします。生産者米価の暴落に歯止めをかけ、一俵60キロ1万8千円の価格保障、所得補償を目指します。コメの完全自由化につながる日米自由貿易協定、日豪経済連携協定の推進には、断固反対します。


 四つめは、沖縄の普天間基地問題です。
 
菅・新政権は、基地の重圧を沖縄に押しつける日米合意を忠実に実行するとアメリカと約束しました。しかし、沖縄県の実態はどうか。普天間基地に隣接する小学校では、米軍機が校庭に墜落することを想定した避難訓練が行なわれています。沖縄県民は、常に死の恐怖と隣り合わせです。日本政府は、普天間基地の閉鎖、撤去の立場で、アメリカ政府と本腰を入れた交渉をすべきです。

 県民のみなさん。再度、訴えます。
 消費税の10%増税を許すのかどうか、これが参院選挙の最大の争点です。今後、3年間国政選挙がない中で、すでに政府与党からは、早ければ2012年にも増税という話も出ています。
 消費税が10%になれば、母子家庭や生活保護世帯、一人暮らしのお年寄り、失業者の方々は生きていけない。いまでさえ年間3万人の自殺者がいるこの国で、大増税したら、どうなるのでしょうか。「消費税の10%増税」を軽々しく言葉にする政治家の方々は、どれだけそのことがわかっているのでしょうか。なぜ、空前の内部留保をため込んでいる巨大企業や高額所得者に負担をもとめないのでしょうか。私は、たいへんな憤りを感じています。

 定数2の宮城選挙区を勝ち抜くことは、決して容易でない、きわめて困難なたたかいであることは、十分理解をしています。しかし、大増税が強行されたこの国の未来、子どもたちの将来、県民の暮らしを想像するとき、いまどうしてもたたかわなければならないのです。

 私は、死力を尽くしてたたかいます。私を応援していただけるみなさんが、これから、お知り合いの方々に、10票20票と支持を広げていただければ、十分に勝機は開けます。

 みなさん、宮城県選挙区では、私、かとう幹夫へ。比例代表では、日本共産党への支持を大きく広げてください。

 どうかよろしくお願いいたします。

日本共産党の参院選挙政策
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2010_1/2010-6-18_sanin_seisaku.html

 

 


公開討論会が続いています

2010-06-21 11:16:37 | 今日の活動



 参院宮城選挙区立候補予定者による討論会が行なわれています。一昨日は登米市、昨日は塩釜市で、青年会議所の主催です。
 私も、ほかの候補者の方々に、直接お会いするのは、ほとんど初めての方ばかりですので、丁重にご挨拶をしました。表舞台では、激しい政策論戦となりますが、控室で接してみると、その方の人となりがわかって、なかなか興味深いものです。
 
 ある方からは、「大門さんは、自由共産党(?)ですね」と、よくわからない(笑)お褒めの言葉もありました。

 私もけっこう自由に活動し、自由闊達に演説していますので、別に不自由共産党ではありません。念のため(笑)。

 さて、昨日の塩釜会場は、民主党のお二人の候補者は欠席。枝野幹事長が来仙ということで、そちらを優先ということだそうですが、肩すかしを食った感じです。

 憲法9条、道州制、消費税など、候補者間の主張は、真っ向からぶつかっていますので、いかにみなさんの印象に残るように訴えられるのか、知恵の出しどころです。

 今日は、午後からいよいよ政見放送の録画撮りが始まりました。



 最初は、東北放送でラジオの政見放送撮りです。こちらは、原稿を見ながら話せるので余裕をもってできました。

 次が、仙台放送でテレビのビデオ撮りです。スポルタンの収録が行われる明るいスタジオです。こちらは、一発勝負ですので、3年前の経験があるといっても緊張します。アナウンサーのみなさんは、すごいな~といつも感心します。

 手元においた原稿を見ることもなく、時間ピッタリになんとか乗り切ることができました。

 明日、明後日と政見放送の収録、テレビのインタビューが続き、明日夜に最後の討論会が行われます。

 選挙本番以上に緊張する数日間です。










 

 

 








明日から、候補者の討論会がはじまります

2010-06-18 10:53:29 | 今日の活動

  今朝も、7時に自宅を出て、新幹線に乗って、朝宣伝に直行です。
 息子も、パパと一緒に家を出ることにこだわり、小学校には7時15分前後には到着。クラスでも一番乗り、先日は全校でも一番乗りだったとか。「最近、どうしてこんなに早いの?」とクラスメートからも驚かれている様子。昨年は、休むことも多く、学校に到着するのも8時15分ぎりぎりだったのが、どうした風のふきまわしでしょうか…

 今朝は、JR北仙台駅前ですげの直子仙台市議とともに、市民のみなさんにご挨拶。マイクも握りましたが、約30分間、肉声でご挨拶しました。「私はいつも共産党ですよ。がんばってください」と握手ももとめられました。

 明日から、登米、塩釜、岩沼と県内3ヶ所で、青年会議所主催の立候補予定者の討論会が行われます。いま事務所で、討論会や政見放送、マスコミのインタビューへの準備をしています。

 マスコミの記者のみなさんといろいろお話をしていますが、こちらがびっくりするようなお話を逆にお聞きすることもあります。ある方は、「私は、『沈まぬ太陽』のモデルの小倉寛太郎さんにお会いしました。すごい方ですね」と、私が逆にインタビューしたいようなお話でした。

 「加藤さんは、いまの日本の一番の問題は何だと思いますか」との質問には、「最大の問題は、貧困と格差です」とお答えします。「日本で、一番の資産家は、ユニクロの社長さんですが、個人の総資産8300億円ですよ。宮城県の年間予算とほぼ同じ額です」と説明すると、びっくりします。

 この著しい経済格差には指一本ふれず、さらに大企業には減税、消費税は10%というのですから、民主党にも自民党にも怒りがおさまりません。

 昨日発表になった民主党と自民党のマニュフェスト、まさに財界・経団連の要望そのままです。

 

 

 


公示一週間前です。候補者も、事務所もたたかいモードです!

2010-06-17 10:27:08 | 今日の活動


 参院選挙公示一週間前です。
 今朝は、JR南仙台駅前で、仙台市議の舩山由美さんとともにご挨拶。最初、ハンドマイクの調子が悪く、音が出なかったので、駅の出口で肉声で「かとう幹夫です。おはようございます」と訴えました。通勤のサラリーマンのみなさんの目の前で、肉声で挨拶するのもいいですね。
 その後、別のハンドマイクに切り替えて、8時半まで演説しました。
 朝宣伝には、マスコミの記者の方も取材に来ました。

 舩山市議は、今日、仙台市議会の一般質問ということで、市議会に直行。



 今日は、お昼に高橋千鶴子衆院議員がきて、繁華街で街頭演説。あまりに暑いので、ブルーのサンバイザーをつけて、演説です。写真でみるとけっこう目立ってますね。午後は、マスコミ各社のインタビューが続きます。

 公示日に向けて、本番の選挙カーの線引き、個人演説会の設定、ポスター、選挙はがき、個人ビラなどの準備と事務所も超忙しい状態です。みなさんに支えられての候補者活動です。

大雨から、一転、猛暑に!

2010-06-16 16:59:55 | 今日の活動



 今朝は、例によって5時起きで、7時からJR東塩釜駅で、党塩釜市議団の皆さんとともに、朝宣伝。大雨となり、びしょ濡れでしたが、「朝ここで訴えられるのは今日しかない」とがんばりました。

 午前、午後と塩釜市内で宣伝。昼は、小集会でご挨拶とフル回転。午後からは、雨雲もどこかにいって、一転して猛暑です。夜は、塩釜市の決起集会に参加します。

 今日で国会は閉会し、いよいよ選挙戦に一直線です。明日はお昼に、高橋ちづ子衆院議員が来仙し、緊急の街頭演説です。