昨日、2月15日は…

2015-02-16 21:26:16 | 日々のこと

昨日2月15日は、民青同盟の中央委員長だった故森実一広さんの17回目の命日でした。昨年の総選挙で北関東ブロックから当選した梅村さえ子さん、近畿ブロックの宮本岳志さんをはじめ、当時の民青同盟の仲間は、いま共産党の中心として全国各地でがんばっています。私もその端くれですが…。民青同盟の活動が非常に難しかった時代に苦労を重ねた仲間が、いま全国で元気にがんばっている姿は、うれしいことです。私が森実さんのことを思い出すとき、直接話をした機会は、中央本部や京都で一緒に活動していた方々に比べれば数えるほどだったと思いますが、それだけに私の受けた印象は強烈でした。現状に安住せず常に先々を見ていたこと、物事の本質をしっかりとつかもうとしていたこと、そして哲学をよく勉強していたという印象でした。昨年来、私もヘーゲルを少しばかり勉強するようになり、当時、森実さんがいっていたことの意味がこの歳になってようやくわかるようになってきたかな、と思うこともでてきました。「マルクスを教条的にみない」ということで、「マルクスがいま生きていたらどう考えたであろうか」と問うことが大事であるとよく言われますが、私的には、「森実さんがいま生きていたら、どう党と青年運動の発展を考えたであろうか」と問いたくなります。森実さんのご冥福をお祈りするとともに、この日を私自身の生き方をさまざまな意味でふり返る日にしたいと思います。