「小事、細事が大事を生む」

2019-01-01 21:54:04 | 雑感

2019年が始まった。

今年は、政治的には憲法と消費税増税が大争点の一年となるだろう。7月の参院選(衆参同日選の可能性もある)、県内の大型地方選挙。そして、世代的継承の課題。選挙に勝って、後継者の育成を成功させる。重要な一年だ。

大志をもって頑張りたいが、しかし、実際の仕事はしっかりと足元を見つめながら、着実にすすめたい。

新年のモットーは、「小事、細事が大事を生む」。

私は、これまでの自分の活動をふり返る中で、自分の活動姿勢に弱点があることを認識し、反省している。

人間にとって最も大事なことは何か。いろいろな理解や解釈はあるだろう。私は、人間が社会(組織)をつくって社会(組織)の一員として生活する以上、まわりの人たちとの信頼関係をつくることが、何にもまして重要なことだと、ようやく思い至った。

信頼関係をつくる基本は、「しっかりと挨拶をする」「約束を守る」「時間には遅れない」「他人の陰口は言わない」「整理整頓」「まわりへの気配り、目配り、心配り」「清潔感を保つ」等々。そして、自分と関わるすべての人たちと信頼関係をつくるためにも、「感謝の心」を常に意識していきたい。

そのためにも、小さなことや些細なことを疎かにしない決意を込めて上記の言葉を大事にしたいと思っている。

人間は、小さな失敗は大したことではないと見過ごすことが多い。しかし、大きな失敗は、結局、小さな失敗の積み重ねの結果で生じる。小さな失敗は、大勢には影響がないと思うのは固定観念であり、誤りである。組織の崩壊は、些細なことが原因で起こることが多い。ちょっとしたことを見過ごしたがために、積もり積もってどうにもならない事態に陥ることもある。やるべきことをあいまいにしないで、きちんとやりきる。

当たり前のことのようだが、実際にはこれができていないのだ。地に足をしっかりとつけること。

このお正月は、昨年末から読んでいる本を読み進めている。大門実紀史参院議員の『カジノミクス』は、面白かった。日銀の「異次元の金融緩和」をこれだけわかりやすく解説した本は、他にないだろう。今年は、日米安保と経済金融問題を重点的に勉強したいと思っている。昨年から各分野のリーダー論もいろいろ読んでいるが、経済界、スポーツ界などのリーダーから学べることも少なくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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