衆院選の予定候補者を発表

2016-05-31 14:34:55 | 国政選挙

参議院選挙との同日選挙はなくなりましたが(ある民進党の国会議員さんは「まだ死んだふり解散があるかもしれない」と言っていましたが…)、6月22日公示の参院選挙も、遠くない時期に予想される総選挙も、憲法の命運がかかった歴史的な選挙となります。本日午後、共産党宮城県委員会は、次期衆院選挙の小選挙区の予定候補者4名(第2次)を発表しました。宮城1区は、松井秀明さん(党県労働部長)、宮城2区は佐藤克之さん(党仙台東地区委員会委員長)、宮城4区は、戸津川永さん(党塩釜地区常任委員)、そして宮城6区は、横田有史さん(党県副委員長、元県会議員)です。宮城3区は、すでに発表している吉田剛さん(党仙南地区常任委員)です。宮城5区は、民進党との関係を考慮し、擁立を見送りました。いよいよ参院選挙まであと3週間です。

 


解散論は、消えてはいない

2016-05-29 14:06:30 | 国政選挙

いよいよ6月1日の国会会期末まであと3日。マスメディアは、「衆参同日選は見送り」と報道しています。しかし、「同日選挙見送り」を報道各社に流しているのは首相官邸であり、そのまま信用することはできません。「兵は詭道なり」とは「孫子」の言葉です。古今東西、政治戦は情報戦です。情報収集とともに、ニセの情報を流し、相手をかく乱することは政治戦では常にあることです。ましてや、改憲を政治家としての信条とし、衆参の3分の2を目指す安倍政権の執念を軽くみることはできません。

共産党宮城県委員会は、5月31日(火)午後1時より、宮城県の衆院小選挙区の予定候補者を発表します。

 

 

 

 


最近のこと

2016-05-29 09:32:51 | 雑感

このブログを書くようになって、かれこれ7年目になる。最初は、候補者活動の一つと思ってあまり深く考えないで気軽に始めた。でも、候補者に出ることもなくなり、他の議員さんや公人のように、別に社会的に注目されることもないわけで、ブログをやめてもよかった。でも、これだけ日々忙しく、社会の変化も激しい中で、日々の出来事や気になった新聞記事、読んだ本の感想などを自分なりに残しておくことも後からふりかえると意味のあることだなと思うようになった。最近は、新聞の切り抜きをノートに貼り付けておくのも、物理的に面倒になったので(かさ張る)、データで保存しておいたほうが便利という側面もあって、アップしている。「しんぶん赤旗」も、毎日、「これぞ」という記事があるのだが、忙しさで見過ごすとどこかに紛失してしまい、結局活用しきれない。これほどの損失はないと思う。でも、データでアップしておけば、後から利用できる。

世の中には「憲法とたたかいのブログ」さんのような、政治・社会運動図書館のようなブログもある。そこまではとてもいかないが、できる範囲で作業する中で、歴史と自分史を重ねることができそうだ。フェイスブックを中心に発信する方も多いが、私は、あくまでブログにこだわりたい。

 

 

 

 

 


検証アベノミクス

2016-05-27 11:05:14 | 経済

現在、伊勢志摩サミットが開催されています。安倍首相は、来年4月の消費税10%増税を延期すると報道されています。実際、アベノミクスの失敗は明らかですが、安倍さんはそのことを絶対に認めようとはしていません。「生産と消費の矛盾」という資本主義のもつ矛盾は、単なる金融政策だけでは解決できないことを証明したのではないかと思います。しかし、大企業と富裕層への支援という真の目的は達成できたのでしょう。庶民にとっては、迷惑な話ばかりです。

この間の「しんぶん赤旗」の「検証シリーズ アベノミクス 税財政」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


兵とは詭道なり

2016-05-25 15:26:25 | 私の愛読書

私もときどき目を通す中国の古典が「孫子」です。中国の春秋時代の孫武が著し、2000年以上も世界で読み継がれてきた兵法書は、これしかありません。

「孫子」には、「兵とは詭道なり」と書かれています。つまり、戦争とは敵をだます行為である、と。戦争の本質は、いかなる伝統的形式とも倫理的美徳とも無縁な、ルールなき騙し合いにこそ存在する、と孫子は断言しています。実際、古今東西の多くの戦争は、幾多の騙し合いの産物です。

これは、政治の世界とも共通性があります。安倍首相は、「衆院解散の『か』の字も考えていない」と言っていますが、多くの人はその言葉を信じてはいません。安倍首相の胸の内は固まっていると思いますが、どうなるかは外部からはわからない。とにかく、いきなり解散に打って出てきた場合でも、返り討ちできる準備だけは、整えておく必要があります。

多くの戦国武将も座右の書にしていた「孫子」。兵法書として書かれたものですが、実は”哲学書”といってもいい。「孫子」は、個人の力でどう勝つかではなく、徹底して集団の力、組織の力で勝つために英知をしぼった書です。「兵法書」というと、私たちからは対極にあるものですが、「哲学書」と考えれば、私たちの側からも、学びとれる部分の多い、歴史的名著だと思います。

 

NHKの動画です。

 https://www.youtube.com/watch?v=Sa3FFBAWZiU