「目標はその日その日を支配する」

2015-12-30 17:20:38 | 日々のこと

 先日の「しんぶん赤旗」の読者の広場欄に、「八法亭みややっこ」さんこと飯田美弥子弁護士の投稿が掲載されていました。 

「目標にあわせ、着実な活動を

 先日、TVKテレビでの横浜高校野球部の前監督・渡辺元智さんの番組を見ました。『目標はその日その日を支配する』というのが座右の銘とのことでした。『三笠山に登るのと富士山に登るのとでは同じ最初の一歩に見えても覚悟が違う』と。

 婦人雑誌(『ミセス』1月号)には、ラグビーの五郎丸選手の記事があり、中に『目標が違えば生活が違ってくる』とありました。エディー監督の掲げる目標を達成しようと思ったら、食事も変わったと。

 お二人は、同じことを言っておられると思いました。わが身を省みると11カ月で56回憲法落語をした。ヘトヘトだなどと1カ月口演を休んでいました。「改憲阻止」の目標に、こんなことでいいのか?

 やれるだけやって、あわよくば改憲が止まればいい、という活動でも、がむしゃらにやって途中で息切れする活動でも、目標は達成できない。改憲を阻止する活動。これが来年の目標です」

 

 弁護士業務の一方で、11カ月で56回の憲法落語という口演もすごい回数ですが、渡辺前監督と五郎丸選手の共通の言葉に注目した飯田さんに決意を感じます。

 「目標はその日その日を支配する」「目標が違えば生活が違ってくる」、本当にそうだと思います。

 この1年間、共産党の県議選での躍進といううれしい出来事も、他の地方選挙での失敗も、いろいろなことがありました。安保法制反対の運動は、歴史的な高揚となりました。私生活では、非常に悩み深い、つらい1年でもありました。

 しかし、自分が何のためにこの仕事をしているのか、なぜこの道を選択したのか。若者の、人間の苦しみをとり除くためではないのか。

 来年の4月で、大学を卒業して民青同盟と共産党の専従になって、ちょうど30年。「よく30年も頑張った」という思いと「この程度なのか」という思いが交錯します。哲学的には「対立物の統一」、つまり弁証法ですね。

 先日の若手の合宿学習会。その最大の教訓は、共産党の綱領を学ぶことで、若者に展望を示せるし、「この道しかない」という確信です。

 来年は、若い世代とともに党綱領と科学的社会主義を大いに学び語り合い、次の世代を大きく育てるという仕事を成就したいと思っています。 

 このブログをご覧のみなさん、よいお年をお迎えください。