選手の「図書館」に 日ハム吉井理人コーチに学ぶ

プロ野球パリーグは、日本ハムが大逆転でリーグ優勝を飾りました。日本シリーズは、「札幌対広島か」と話題になっていますがどうなることか。

さて、今季、大谷投手や強力な投手陣をつくった影の功労者が吉井理人投手コーチです。昨年は、ソフトバンクの投手コーチとして、ホークスの日本一の立役者となりました。

吉井さんは、一昨年まで「しんぶん赤旗」に「緩急自在」というタイトルの文書を掲載していました。その最終回（2014年12月26日）の文書は、実に興味深いものです。1軍と2軍の投手の一番の違いは問題を考え、解決する力の違いと述べています。

哲学では、自分の中のもう一人の自分のことを「自己意識」と呼んでいます。すべての事物は「対立物の統一」だというのは弁証法の基本です。自分の中の自分との対話によって「真理」に接近できるのです。

吉井さんは、「選手の中のコーチ」を育て、選手自身が考えることを習慣にしていくことが将来につながるといっています。実際に、立派な結果を出しました。

世代的継承は、私たちの運動にとっても喫緊の課題ですが、その際に、若い人に何かを教え込むという態度でなく、私たちがよく学び、「参考書」をそろえ、悩んでいる人たちに具体的にアドバイスを与えられるような接し方ができればいいのかなと思います。

狭い意味での共産党の内部の経験だけでなく、他の分野からも謙虚に「真理」を学ぶ姿勢をもち続けたいと思います。

 

 

 

 

 

安倍暴走政治と対決 共産党国会議員に聞く

昨日から臨時国会が始まりました。今度の国会は、安倍暴走政治との真正面からの対決です。重要争点は、すべて参院選で争点隠しされたものばかり。明日は、午後の衆院本会議で志位和夫委員長が代表質問に立ちます。この間の「しんぶん赤旗」に党国会議員のインタビューが掲載されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

民青同盟と共産党で対話宣伝

 

　今日は、午前中、共産党の県役員の会議が開催され、昨日まで行われていた第６回中央委員会総会の報告を受けました。来年１月の党大会が招集され、世代的継承に総力を挙げる方針が提起されました。会議後、早速、民青同盟と共産党の若手の常勤者で合同の対話宣伝行動。あいにくの雨でしたが、最低賃金のシールアンケートに取り組みました。毎月、奨学金を８万円も借りている学生さんとも対話になりました。街頭に出て対話すると若者のくらしの大変さを嫌というほど実感します。

 

 

 

安保法制・戦争法の強行から１年

今日は、９月１９日。１年前の未明に、安保法制・戦争法が自民・公明など数の横暴で強行されて１年。全国に呼応して、宮城県内でも様々な集会、スタンディングなどが行われました。

仙台市では、市民団体が主催した９・１９市民集会が開催されました。

民進党からは、郡和子衆院議員・県連幹事長が挨拶。

実に力がこもった挨拶でした。

共産党からは、新参院議員の岩渕友さんが駆けつけました。

安保法制廃止を求める女性議員・元議員有志の会のみなさんです。

仙台集会は雨の中、５５０名の市民が集い、アピール行進を行ないました。

明日は、午前１１時より共産党の第６回中央委員会総会です。来年１月に第２７回党大会が招集されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「緊急事態」条項の危険性

参院選挙が終わり、秋の臨時国会は、今月26日から開会します。安倍政権は、憲法審査会を発動し、憲法改正の議論を開始しようとしています。運動をすすめてきた中にも、改憲勢力が国会の3分の２を占めたことに悲観的になっている方々もいます。しかし、野党共闘が実現できれば、総選挙で形勢を一気に転換することができます。3分の2の多数は、短命勢力です。

その実現のためにも、相手側の憲法改正のいろいろな議論を打ち破る必要があります。

参院選挙の最中に「しんぶん赤旗」に渡辺治先生のインタビューが掲載されていましたので、関連記事と合わせ、アップします。