日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「コーリング」

2012-06-07 15:32:57 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


ケヴィン・コスナー主演の「コーリング」をイマジカで観ました。
2002年製作、監督はトム・シャドヤック。
原題は「DORAGONFLY」・・・トンボと言う意味ですが、今回の内容を考えると
「コーリング」はベストな邦題でした。


おもな内容は・・・

ERとして勤務する医師ジョー(ケヴィン・コスナー)と小児科医としてボランティア医療に励む
妻のエミリー(スザンナ・トンプソン)
ある日エミリーがベネズエラの奥地で事故にあい命を落としてしまった。
妻の遺体も発見できず、哀しみに暮れるジョーに不思議な現象が次々起こっていた。
「妻が何かを伝えようとしているのでは・・・」とそのサインを追求しようとするジョーだが・・・と言うお話。


ケヴィン・コスナーの映画はかなり観てきました。
「追いつめられて」や「アンタッチャブル」のような若い頃のカッコ良さよりも「守護神」の頃からのちょっと人生に疲れた影のある姿の方が今は好きです。
最近では「カンパニー・マン」の大工の役も良かったな。
今回のER医師役は、まぁまぁかな~

失ってしまった愛する妻とのエピソードがあまり詳しく描写されていなかったからその辺の喪失感は想像するだけでした。
でも、ジョーの周りの生死をさまよう患者を通してのメッセージはドキっとさせられます。
BODY(遺体)が見つからないというのも辛いし、愛する気持ちが強いと死者からのメッセージは決して無視できないでしょう。

トンボが窓の所に飛んでくるシーンやトンボのペーパーウエイトが移動するのも、そしてラストのトンボの
形の痣? まさに贈られたメッセージですね。

後半、ベネズエラの奥地に飛んで行き、現地人の住む集落までたどり着き、そこで知った真実と見た物で
やっと納得がいきました。
そうか・・・そう言えば妊娠していたっけ。
愛する人が伝えたかったのはそれだけ大きな想いがあったからでしょうね。

共演のキャシー・ベイツの存在感は安定していました。
刈り上げヘアも威厳があるし、どこから見ても重みがあります。
(それにしてもアメリカって弁護士が多過ぎじゃないのか、いつも思っちゃうけど)

映画の展開としては突拍子もない場面もありました。
でも「信じる事の大切さ」を充分描いていたし、どんな超現象が起きても愛する人だと決して怖くないな~


今回の評価は・・・   星3つ   ☆☆☆   まずまずの内容です。



   

   

   

   

   

   

   

   

   

妻の遺した子ども、可愛過ぎます。
ブロンズでカーリーヘア、ざっくりニットにジーンズ姿の可愛い姿。
パパは君がいて嬉しいよ~って。   

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「シチリア!シチリア!」

2012-06-03 14:27:39 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


映画「シチリア!シチリア!」を観ました。
気になっていた作品だけどとにかく長いので覚悟を決めての視聴かも。
全編151分ですと?


2009年、イタリア/フランスの作品。
原題は「Baaria」
監督・脚本はあの「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ。

おもな内容は・・・

1930年代、イタリアのシチリア、バーリアの町で貧しい牛飼い一家の次男として生まれたペッピーノ。
幼い頃から父や兄と農場や牧場で働き学校に行く事も儘ならなかったが、強い絆で結ばれた家族に囲まれ
貧しいながらも楽しい少年時代を送る。
第二次大戦を経て正義感の強い青年に成長したペッピーノ。
共産党の活動に傾倒しながら、美しい娘マンニーナと出会い恋に落ちる・・・



この時代の政治的背景も知らずに観ましたが、当時のイタリアの生き難さ、農民と地主の戦いなど生きていく事が大変な時代だったようですね。
イタリアと共産党、ソビエトとの関係など、歴史的にも興味深い。
それでもさすがイタリア!
生きる事に貪欲でパワーがあって明るい国民性がいっぱい描かれていました。


ペッピーノが学校で立たされて、そのまま眠りこみ、物語が広がっていく展開が良いです。
そしてパシリにされた子どもが全力で走るシーンがラストでうまく繋がっていく作り方がうまい!
ところどころに「ニュー・シネマ・・・」を思い起こすようなシーンも。


全体的には長い人生を描いているので、盛り上がりに欠ける内容かもしれません。
それでも151分飽きずに観られたのは広大な背景とエンリオ・モリコーネの音楽の力でしょう。
そして監督の半生を描きページをめくるような展開がテンポ良く描かれていました。


内容的には「ニュー・シネマ・・・」ほどの感動はありませんが、ペッピーノの頑固な娘が面白かったり
モニカ・ベルッチがちょっと出たりと。
大人になったペッピーノは若い時のリチャード・ギアにもちょっと似てる?
そんな事を感じた作品でした。

乾いた土と青い空をいつまでも思いだす美しいシーンもいっぱいでした。


今回の評価は・・・    星3つ半   ☆☆☆★


   

   

      

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今年も青春真っ盛り!

2012-06-01 13:19:03 | 日々のこと
今日から6月です!
しばらく冬眠していたのですが、月日は早いもので。
その上、もうすぐ梅雨入りしそうな気配もありますね。

さて、恒例の高校生の息子の体育祭に行ってきました。
いつもの名物の群舞(パフォーマンス)を見るために行ったのですが、今年はさらに観客がいっぱい。
みんな苦労して作った・・・(うちの場合は縫わされた)衣装が華やかなこと!
どのチームも見応えがありました。

昨年は気恥ずかしそうに踊っていた三男坊も今年はちょっと頑張っていたようで、生意気だけど
可愛かったです。
まさに青春! 一番良い時代だな~
衣装作りもあとは来年が最後・・・少しは複雑なデザインでもできそうになりましたよ。
できれば最後は男子でも可愛くて乙女チックな衣装を着てほしいな






そして今年も帰宅は10時でした・・・

                              



さて、ずっとブログもUPしないでダラダラ過ごしていました。
フィギュアスケートのシーズンが終わってしまい、これはこれで結構脱力感がありまして。
特に今年のニースのワールドは保存版が多かったので編集してDVDに焼いたり。
その他にアイスダンスを熱く語るブログを読破したりと、私の中では今もフィギュアスケートが頭から離れません。

少しのオフですが、浅田真央さんのTVの出演が多かったですね。
ちょっと前のインタビューで「じんわりと毎日思い出す・・・」発言がとてもズーンと心に響いていましたが
TVに映る真央さんは素敵な笑顔がいっぱいで良かったです。
特に「おしゃれイズム」では進行役が巧いから、応える真央さんも楽しそうでした。
ピンク系や水色のワンピースもすごく素敵でした。


その他にはいっぱい映画も観ていました。
WOWOW、イマジカ、DISCASのレンタルばかりですが、またゆっくり感想を書きたいです。






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