日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

ヨーロッパ選手権2011 ペア (改めて観ての感想)

2011-06-11 12:40:42 | フィギュアスケート
今更ですが1月の終わりにあったユーロのペアを観ました。
もう6月だというのに、J-Sportsではいろいろ再放送をしてくれまして、これがまた嬉しい
結果はもちろん知っているけれど、ユーロのペアの演技をSPとフリー一緒に感想を書いておきたいです。
ダラダラと長くなるかもしれないけど・・・


さて、2011のユーロ大会の記憶は「とにかく寒かった試合!」に尽きると思います。
会場も軍で使用する毛布を巻き付けて防寒と言うよりも耐寒での鑑賞。
そしてリンクでは選手の吐く息が真っ白な事が改めて気の毒でした。
特にペアはハイリスクなエレメンツが多いので、こんな寒さからかリフトを失敗し転倒した選手もいて気の毒な試合環境でしたね。


それでは印象に残った選手達の感想を、いつものように勝手に書いてみます。

まずはワールドでも好感を持てたチェコのペア。
クララ・カドレコワとペトル・ビダジュです。
15歳のクララは笑みを絶やさずなかなかスピーディーな演技をします。
15歳と19歳という若いカップルなのに確かに基本ができている感じ。
杉田氏も千鶴さんも「演技がたどたどしくない」「しっかり滑っていて良い」とお褒めの言葉。
スロウジャンプの前の助走がまだ長く感じてしまうけど、これからの成長に期待します。

   

   

   

   


そしてイタリアのベルトン・ホタレク組です。
先にワールドの演技を観て好きになったペアのカップル。
ホタレクはチェコ出身でイタリア国籍をとったとか。
SPはカメレンゴ氏の振り付けの「ブエノスアイレスの冬」です。
大ちゃんとはまた違うペアならではの演技、素敵なタンゴでした。
スロウトリプルで終わるのも印象的。
フリーは「ロミオをジュリエット」でこちらも雰囲気がこのペアにマッチしています。
2年目のこのペア、イタリアの代表として期待されるとのこと。
初出場とは思えない素敵なペアでした。

   

   

   


次は川口・スミルノフ組です。
フリーの「月の光」の評価は知られていますが、SPの「ツァラトゥストラはかく語りき」も荘厳なイメージで素晴らしかったです。
こんなクラシックな曲を滑ると本当に素敵ですね。
工夫された動きの数々はいつもの事ですが、ラスト近くのリフトからの力強い降ろし方が凄い。
まるでリンクに叩きつけられそうな怖さを感じます。
SPは終わって2位、まぁドイツ組が超完璧な演技をしましたからね~

そしてフリーの「月の光」はまさに芸術を観ているよう。
安定感のあるスロウジャンプやスピン、そして何と言ってもこのペアのリフトは美しい。
ケガから復帰した悠子さん、本当によくここまで戻ってくれました。
フリーの素晴らしい演技もドイツ組のSPの貯金に届かず、結果は銀メダルでした。
う~ん、惜しいな~
悠子さんのジャンプのランディングの姿勢がもう少しだけ美しくなったら最強だと思いました。

   

   
(この振り回すような降り方・・・凄っ)

   

   

   

タマラコーチは悠子さんの肩を冷やさないように毛皮のコートをかけてくれています。
そう言えばSPの衣装はワールドの時よりもこのユーロの衣装の方が好きだな~


こうして観るには優雅なペアの演技ですが、非常にリスキーな動きがいっぱいです。
イギリスのペアのリフトからの転倒はヒヤっとしました。
寒さが影響したのかどうか、それにしても頭を強打しなくて良かったですが。
杉田氏もすごく心配していましたね。

   


その他の選手は・・・(ドイツ組をその他としてしまった)

   

   

   

そうか、トランコフ組はまだ結成が浅いのでユーロには出ていなかったのですね。
そうするとワールドの開催が遅れて良かったペアと言う事ですね。

結果は以下の通り。
   

   

ワールドよりも歴史のあるユーロの大会。
こうして改めて放送が観られて良かったです。
あとはアイスダンスも録画してあるので、カー姉弟を楽しみに観ようと思います。
そしてその後はまた男子?
アドリアンのロミオを観納め? 

   








   














   

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