久しぶりにシネコンにて映画鑑賞してきました。
マイケル・ジャクソンの映画をたくさ~ん観たのでポイントがたまっててラッキー!
さて、サンドラ姐さんの映画です。
ついこの前、オスカー主演女優賞を受賞したばかり。
作品も全米公開時から評判だったので楽しみにしていました。
作品の内容は・・・
貧困地域で育ったホームレス同然の黒人少年を裕福な白人家族が引き取り、フットボールの才能で大学に進み、NFLで活躍する事になったアメリカン・ドリームな実話です。
原題の「ブラインド・サイド」はいろんな意味があるのですね。
アメフトの守備位置の死角のこと、白人社会から見た貧困社会のこと、裕福な社会でも見失っていること・・・などなど。
オープンなお国柄のようなアメリカでも、やはり根強い人種差別や格差社会などを感じました。
さて、金髪!のサンドラ・ブロックはまっすぐなハッキリした性格がそのまま出ているかのような役柄でした。
最初は黒人少年マイケルをひょんな事から家に泊めたものの、彼の性格や境遇にどんどん気持ちを奪われ、マイケルのためにいろんな世話を焼いていきます。
間違った事が嫌いだから、後見人になる時も実母に挨拶!
アメリカ版肝っ玉母さんでした。
ちょっと斜めに物を考えたら、富裕層の家庭で優しい夫、素直で可愛い子ども達、そして毎日不足がない生活だから、手を差し伸べられたのか・・・
そう考える人もいるだろうな~
夫はもちろん立派な人で性格もグッド。
年頃の娘も可愛いし、マイケルに対して毅然とした態度で愛情を示す。
一番は息子の「S・J」でした。
そばかすだらけのキュートなこの少年はすごい存在感でした。
アカデミー賞助演男優賞・子ども部門を与えたい!!
実話ならではの本物のマイケルや彼を世話したテューイ一家の写真が最後に出てきました。
映画の役者陣と同じような方々に見えました。
サンドラが金髪にした理由が良くわかります。
(彼女はこの映画出演を9か月も保留したとか、インタビューで聞きました)
さて、サンドラ演じるリー・アンの服装が好きでした。
一応、セレブと言われる社会でもあまりチャラチャラ飾り立てなくて、それでいて彼女の魅力が感じられる衣装でした。
(他のセレブ奥様たちの服は色や模様がぶつかり合って趣味悪かったです)
ハッピーエンドで終わる映画は久しぶりだったような気がします。
サンドラ・ブロックだから観た映画でもあるんですけどね。
(ちなみに彼女の映画で一番好きなのは「イルマーレ」です。これは女性の孤独を上手く演じていました)
今回の評価は・・・ 星3つ ☆☆☆
わかりやすい内容で良いお話だったのですが、星は3つです・・・
初めて本を読んでもらうマイケル・・・
大きなミツバチ(?)
本物のマイケル・オワー!
(映画のひとり言)・・・
先日、夫は「ハート・ロッカー」を観てきました。
毒舌夫の感想は・・・
「まぁ、面白かったけど。
あれが作品賞というのは最近の映画のレベルが低く感じるよ。
昔は作品賞って言ったらもっとすごい作品ばかりだったはず。」と・・・
ふーん、そうなのか。
私も最近は心を揺さぶる映画に出会えてないかも。
今観たいのは「フローズン・リバー」です。