相変わらずのスローペースで書いています・・・
ロシアナショナルのペアをやっと観ました。
昨シーズンのナショナルは主力組が欠場しましたが、今季はバザロワ/ラリオノフ組が欠場なのね。
ファイナルのEXでラリオノフの靴が壊れ、ナショナルには出られなかったとか。
とても残念です。
まずは12月25日にあったSPから。
実況はもちろん千鶴さん、解説は岡部由起子さんですが。
このお二人、息がぴったり合っていて聞いていても心地良いですね。
岡部さんはジャッジ目線でしっかり弱点もポイントを押さえ解説しますが、それだけでなく
選手達の今後にエールを送る事を忘れません。
ジャッジとしていろいろ記事を読んだ事もありますが、J-Sportsにおいては私は好きな解説者です。
(アイスダンスは藤森さんが好きです。)
さてまずは川口/スミルノフ組から。
昨年はナショナル欠場でした。
最初のトリプルツイストはしっかり決めました。
その後の3LoThもOK!
今季はバックアウトで入るデススパイラルが課題とか。
ソロスピンはぴったり合っていて本当に美しい~
このスピンに続くリフトも悠子さんの良さが惹き立っていました。
大きなミスもなく丁寧に滑っていた印象です。
岡部さんも「工夫されていてとても良かった。」とのこと。
SPは70.19点でした。
タマラコーチもニコニコ。
次はクセニア・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ組。
20歳と22歳。
終わりのポーズが斬新。
ガチンスキーの滑った曲でしたね。
トリプルツイストは女性の降り方が今ひとつ。
岡部さんは「スピード感がもうちょっと・・・。個性的なペアです。」と。
このペアは何度も観ていますが、女性がすごく強そうなイメージ。
そして男性はちょっとだけサム・ロックウェルに似てませんか~?
SPは67.78点で3位でした。
続いて登場するのはユリア・アンティポワ/ノダリ・マイスラーゼ組です。
あっ、この男性は知ってる!と思ったら新しい女性と組んだのね。
15歳と24歳の年の差カップルです。 体格差も大きい~
コーチはアルトゥール・ドミトリエフ(父)じゃないですか。
最初のスロウトリプルツイストは高い!
スロウトリプルルッツも素晴らしい!
3Tは女性が転倒してしまった・・・
デススパイラルでも足がついてしまうミス。
まだ組んだばかりでユニゾンはまだまだと言われていましたが、男性が一生懸命リードしています。
56.96点となりSPは6位でした。
次はヴァシリサ・ダワンコワ/アンドレイ・デプタット組。 (名前難しい~)
14歳と20歳? 若過ぎる・・・
ジュニアグランプリファイナルでは堂々の2位だったとか。
「ゴッドファーザー」の曲でしたが、最後が音楽と合わずに残念。
千鶴さんも「終わりをピッタリ合わせて欲しかった」と。
このペアは2シーズン目だそうですが、だんだん自信をつけてきたとか。
岡部さんも「ユニゾンはまだまだですが徐々に良くなっています。」とのこと。
SPは58.30点で4位でした。
「歯の矯正中です。」とも紹介する千鶴さん。
ここで登場するのがタチアナ・ボロソジャル/マキシム・トランコフ組です。
私の大好きなペア。
昨シーズンのワールドの僅差の闘い、今も胸に焼き付いています。
今季は負けなし、ファイナルも優勝でしたね。
何かもう格が違う。
前のペアと同じ「ゴッドファーザー」なんだけど、素晴らし過ぎます。
トランコフの顔つきまで成りきっていましたね。
トリプルツイストもレベル4。
スロウトリプルループも素晴らしい~
ステップシークエンスも表現力豊か。
思わず魅了されました。
岡部さんも「とても貫禄がありました。表現や音の使い方、スピード感、大変力のあるカップルです。」とコメント。
「あるジャッジが『シアターで演技を観ているようだった。』と言っていました。」だそうです。
「スポーツでありながらアートである。」ともコメント。
SPは78.69点でもちろん1位でした。
続いてアナスタシア・マルチュシェワ/アレクセイ・ロゴノフ組です。
17歳と24歳。
もちろん覚えていますよ~
昨年3位に入ったペアです。
女性のアナスタシア、一年で凄く大人っぽくなりました。
今日の出来には不満そうでキス・クラでも無表情、さっさと帰ってしまった・・・
昨年の可愛いアナスタシアちゃんはもういない・・・
3サルコウで女性がステップアウト。
スロウトリプルフリップでも降り方が今ひとつ。
とにかく最後まで笑顔もなく浮かない表情でした。
ロゴノフちょっとかわいそうかも・・・
57.65点でSPは5位、ミスをするとやっぱりこの位の順位になりますね。
SPの順位はこちら。
引き続き12月27日に行われたフリーの感想です。
最初はエフゲニア・タラソワ/ブラジミール・モロゾフ組。
タラソワとモロゾフ? 激論を交わしながら滑りそう?
18歳と20歳とか。 男性はドイツ出身だそうです。
まだ組んだばかりとか。
スロウジャンプはループもサルコウもマイナスでした。
サルコウのマイナスはなぜだか私にはわからなかったです。
カメラが切れて映っていないのか。
岡部さんは「まだまだ滑る事に一生懸命。
何を見せたいのかわからない。 でもこれからの成長が楽しみ。」とのこと。
続いて、SPで不機嫌だったアナスタシア・マルチュシェワ/アレクセイ・ロゴノフ組。
フリーも雲行きが怪しい・・・
何て言ってもキス・クラが二人だけ。
ソロジャンプがまず乱れました。
トリプルツイストは降り方がきれいじゃない。
そして何とリフトで男性の肘が曲がりノーバリューというミス。
岡部さんも千鶴さんも「ミスが目立ち全体的にかみ合わなかった。」と言いながらも
エールを送っていましたね。
フリーは104.23点、トータルでは161.88点。
フリーだけでは8位と順位を落としてしまった。
一方、何か良いカップルの予感がするアンティポワとマイスラーゼ組。
男性がいろんな意味で頑張っています。
少女を見守る保護者のようなマイスラーゼ!
トリプルツイストは高さがあって良かったです。
3サルコウでは女性が転倒・・・でもしっかり立て直していきますよ。
リフトも工夫されていて見応えがありました。
千鶴さんも「組んだばかりですが堂々としている。」とコメント。
岡部さんも「男性が経験があるのでリードしていけます。これから素敵なペアになる。」とのこと。
観ていて微笑ましく、男性の実力を感じる好感の持てるペアでした。
フリーは121.84点、トータルでも178.80点。
キス・クラでも大喜びでしたね。
あとは、女性の髪形を工夫しよう!
練習時と同じようにゴムでとりあえずくくるだけのようだから。
次はダワンコワ/デプタット組。
ジュニアとシニアの掛け持ちのシーズンだとか。
3T-3Tは女性が転倒してしまった。
2Aも転倒・・・
スピードも落ちてしまい、SPと同じようにラストの所で時間が余ってしまった・・・
この辺りはプログラムとしてもピッタリきめたいですね。
ジュニアのグランプリファイナル直後のナショナルで体力的にもキツイのでしょう、とのことでした。
フリーは103.46点、トータルでは161.76点。
いよいよ楽しみのペア登場。
川口/スミルノフ組です。
始まりのポーズが凝っている。
とても素敵なプログラムでした。
SPと同じように大きなミスなく滑りきりました。
特にソロスピンのぴったり合った動きがきれいだったな~
スロウトリプルループは悠子さんが手をついちゃったけど、ミスらしいミスはこれだけ。
スミルノフの片足リフトに悠子さんの優雅なポジション、きれいでしたね。
岡部さんは「コレオシークエンスは曲と合っていた。」
「ほぼミスなく、二人に合った大人っぽいプログラム、とても良かった。」とコメント。
フリーは137.18点、トータルでは207.37点。
とにかくミスもほぼなく、情感豊かなこんなプロを滑ってくれて嬉しいです。
次はクセニア・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ組。
今までこのペアの衣装はあまり好きではなかったけど、このフリーの女性の衣装は好き。
色もデザインも良いです。
(ファヌフにも着てほしいくらい)
スロウトリプルフリップでは女性が転倒。
でもパワフルでスピード感はありましたね。
フリーは127.68点、トータルでは195.45点。
全て3位に揃えましたが、バザロワ組がいたらどの辺の位置になるかな~
さて最終滑走はもちろんこのペア。
凄く楽しみでした。
ボロソジャルは手をこすり温めていますよ。
いつもの滑走前の準備ですね。
やっぱりこのペアは別格でした。
本当に凄かった~
今季のフリーは「ヴァイオリン・ミューズ」。
トリプルツイストは高くて素晴らしいです。
デススパイラルではボロソジャルが腕の動きをずっと入れてレベル4。
スロウトリプルループも高さがありました。
難しい入り方のリフト2つとコレオシークエンスも良い!
スロウトリプルサルコウでボロソジャルがツ-フットになってしまった。
先にあったファイナルではSPは首位だったけどフリーは2位になるミスがあったとか。
(まだ私は録画を観ていません)
その事から後半に詰め込み過ぎた要素を入れ替えたそうです。
そして何と、新しい構成で「通し」を一回しかやっていないとか! ウソでしょ!
結果的には素晴らしい出来で10点を出すジャッジも数人いました。
岡部さんも「素晴らしい芸術的なプログラムだった。」と絶賛。
本当に良いものを観させていただきました。
フリーは150.23点、トータルで228.92点。
参考記録ながらシーズンベストです。
見事な完全優勝でした。
最終結果はこちら。
1位と2位の差は何と20点も。
川口・スミルノフ組はほぼノーミスで素晴らしかった。
でももっと上を行くボロソジャル・トランコフ組は別格なんだろうな~
どちらも心に残る素敵なプログラムでした。
まとめとして・・・
「とてもレベルの高い大会でした。」
「優勝したペアは凄いですし、若手も伸びてきています。」
「ロシアの時代がまたやってくる。」と岡部さん。
千鶴さんは「バンクーバーでペアのメダルが途絶えたロシア、ソチに向けてかなり力をつけています。」とのこと。
優勝ペアのインタビューでは・・・
「全体的には満足している。」とボロソジャル。
「緊張感を克服しなければならない。」とトランコフ。
笑顔は一瞬見せるだけで、お二人とも厳しい覚悟をするようなコメントでした。
ワールドでトップになるために、一層努力をし続けるであろうボロソジャルとトランコフ。
ユーロもワールドも期待しています
ロシアナショナルのペアをやっと観ました。
昨シーズンのナショナルは主力組が欠場しましたが、今季はバザロワ/ラリオノフ組が欠場なのね。
ファイナルのEXでラリオノフの靴が壊れ、ナショナルには出られなかったとか。
とても残念です。
まずは12月25日にあったSPから。
実況はもちろん千鶴さん、解説は岡部由起子さんですが。
このお二人、息がぴったり合っていて聞いていても心地良いですね。
岡部さんはジャッジ目線でしっかり弱点もポイントを押さえ解説しますが、それだけでなく
選手達の今後にエールを送る事を忘れません。
ジャッジとしていろいろ記事を読んだ事もありますが、J-Sportsにおいては私は好きな解説者です。
(アイスダンスは藤森さんが好きです。)
さてまずは川口/スミルノフ組から。
昨年はナショナル欠場でした。
最初のトリプルツイストはしっかり決めました。
その後の3LoThもOK!
今季はバックアウトで入るデススパイラルが課題とか。
ソロスピンはぴったり合っていて本当に美しい~
このスピンに続くリフトも悠子さんの良さが惹き立っていました。
大きなミスもなく丁寧に滑っていた印象です。
岡部さんも「工夫されていてとても良かった。」とのこと。
SPは70.19点でした。
タマラコーチもニコニコ。
次はクセニア・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ組。
20歳と22歳。
終わりのポーズが斬新。
ガチンスキーの滑った曲でしたね。
トリプルツイストは女性の降り方が今ひとつ。
岡部さんは「スピード感がもうちょっと・・・。個性的なペアです。」と。
このペアは何度も観ていますが、女性がすごく強そうなイメージ。
そして男性はちょっとだけサム・ロックウェルに似てませんか~?
SPは67.78点で3位でした。
続いて登場するのはユリア・アンティポワ/ノダリ・マイスラーゼ組です。
あっ、この男性は知ってる!と思ったら新しい女性と組んだのね。
15歳と24歳の年の差カップルです。 体格差も大きい~
コーチはアルトゥール・ドミトリエフ(父)じゃないですか。
最初のスロウトリプルツイストは高い!
スロウトリプルルッツも素晴らしい!
3Tは女性が転倒してしまった・・・
デススパイラルでも足がついてしまうミス。
まだ組んだばかりでユニゾンはまだまだと言われていましたが、男性が一生懸命リードしています。
56.96点となりSPは6位でした。
次はヴァシリサ・ダワンコワ/アンドレイ・デプタット組。 (名前難しい~)
14歳と20歳? 若過ぎる・・・
ジュニアグランプリファイナルでは堂々の2位だったとか。
「ゴッドファーザー」の曲でしたが、最後が音楽と合わずに残念。
千鶴さんも「終わりをピッタリ合わせて欲しかった」と。
このペアは2シーズン目だそうですが、だんだん自信をつけてきたとか。
岡部さんも「ユニゾンはまだまだですが徐々に良くなっています。」とのこと。
SPは58.30点で4位でした。
「歯の矯正中です。」とも紹介する千鶴さん。
ここで登場するのがタチアナ・ボロソジャル/マキシム・トランコフ組です。
私の大好きなペア。
昨シーズンのワールドの僅差の闘い、今も胸に焼き付いています。
今季は負けなし、ファイナルも優勝でしたね。
何かもう格が違う。
前のペアと同じ「ゴッドファーザー」なんだけど、素晴らし過ぎます。
トランコフの顔つきまで成りきっていましたね。
トリプルツイストもレベル4。
スロウトリプルループも素晴らしい~
ステップシークエンスも表現力豊か。
思わず魅了されました。
岡部さんも「とても貫禄がありました。表現や音の使い方、スピード感、大変力のあるカップルです。」とコメント。
「あるジャッジが『シアターで演技を観ているようだった。』と言っていました。」だそうです。
「スポーツでありながらアートである。」ともコメント。
SPは78.69点でもちろん1位でした。
続いてアナスタシア・マルチュシェワ/アレクセイ・ロゴノフ組です。
17歳と24歳。
もちろん覚えていますよ~
昨年3位に入ったペアです。
女性のアナスタシア、一年で凄く大人っぽくなりました。
今日の出来には不満そうでキス・クラでも無表情、さっさと帰ってしまった・・・
昨年の可愛いアナスタシアちゃんはもういない・・・
3サルコウで女性がステップアウト。
スロウトリプルフリップでも降り方が今ひとつ。
とにかく最後まで笑顔もなく浮かない表情でした。
ロゴノフちょっとかわいそうかも・・・
57.65点でSPは5位、ミスをするとやっぱりこの位の順位になりますね。
SPの順位はこちら。
引き続き12月27日に行われたフリーの感想です。
最初はエフゲニア・タラソワ/ブラジミール・モロゾフ組。
タラソワとモロゾフ? 激論を交わしながら滑りそう?
18歳と20歳とか。 男性はドイツ出身だそうです。
まだ組んだばかりとか。
スロウジャンプはループもサルコウもマイナスでした。
サルコウのマイナスはなぜだか私にはわからなかったです。
カメラが切れて映っていないのか。
岡部さんは「まだまだ滑る事に一生懸命。
何を見せたいのかわからない。 でもこれからの成長が楽しみ。」とのこと。
続いて、SPで不機嫌だったアナスタシア・マルチュシェワ/アレクセイ・ロゴノフ組。
フリーも雲行きが怪しい・・・
何て言ってもキス・クラが二人だけ。
ソロジャンプがまず乱れました。
トリプルツイストは降り方がきれいじゃない。
そして何とリフトで男性の肘が曲がりノーバリューというミス。
岡部さんも千鶴さんも「ミスが目立ち全体的にかみ合わなかった。」と言いながらも
エールを送っていましたね。
フリーは104.23点、トータルでは161.88点。
フリーだけでは8位と順位を落としてしまった。
一方、何か良いカップルの予感がするアンティポワとマイスラーゼ組。
男性がいろんな意味で頑張っています。
少女を見守る保護者のようなマイスラーゼ!
トリプルツイストは高さがあって良かったです。
3サルコウでは女性が転倒・・・でもしっかり立て直していきますよ。
リフトも工夫されていて見応えがありました。
千鶴さんも「組んだばかりですが堂々としている。」とコメント。
岡部さんも「男性が経験があるのでリードしていけます。これから素敵なペアになる。」とのこと。
観ていて微笑ましく、男性の実力を感じる好感の持てるペアでした。
フリーは121.84点、トータルでも178.80点。
キス・クラでも大喜びでしたね。
あとは、女性の髪形を工夫しよう!
練習時と同じようにゴムでとりあえずくくるだけのようだから。
次はダワンコワ/デプタット組。
ジュニアとシニアの掛け持ちのシーズンだとか。
3T-3Tは女性が転倒してしまった。
2Aも転倒・・・
スピードも落ちてしまい、SPと同じようにラストの所で時間が余ってしまった・・・
この辺りはプログラムとしてもピッタリきめたいですね。
ジュニアのグランプリファイナル直後のナショナルで体力的にもキツイのでしょう、とのことでした。
フリーは103.46点、トータルでは161.76点。
いよいよ楽しみのペア登場。
川口/スミルノフ組です。
始まりのポーズが凝っている。
とても素敵なプログラムでした。
SPと同じように大きなミスなく滑りきりました。
特にソロスピンのぴったり合った動きがきれいだったな~
スロウトリプルループは悠子さんが手をついちゃったけど、ミスらしいミスはこれだけ。
スミルノフの片足リフトに悠子さんの優雅なポジション、きれいでしたね。
岡部さんは「コレオシークエンスは曲と合っていた。」
「ほぼミスなく、二人に合った大人っぽいプログラム、とても良かった。」とコメント。
フリーは137.18点、トータルでは207.37点。
とにかくミスもほぼなく、情感豊かなこんなプロを滑ってくれて嬉しいです。
次はクセニア・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ組。
今までこのペアの衣装はあまり好きではなかったけど、このフリーの女性の衣装は好き。
色もデザインも良いです。
(ファヌフにも着てほしいくらい)
スロウトリプルフリップでは女性が転倒。
でもパワフルでスピード感はありましたね。
フリーは127.68点、トータルでは195.45点。
全て3位に揃えましたが、バザロワ組がいたらどの辺の位置になるかな~
さて最終滑走はもちろんこのペア。
凄く楽しみでした。
ボロソジャルは手をこすり温めていますよ。
いつもの滑走前の準備ですね。
やっぱりこのペアは別格でした。
本当に凄かった~
今季のフリーは「ヴァイオリン・ミューズ」。
トリプルツイストは高くて素晴らしいです。
デススパイラルではボロソジャルが腕の動きをずっと入れてレベル4。
スロウトリプルループも高さがありました。
難しい入り方のリフト2つとコレオシークエンスも良い!
スロウトリプルサルコウでボロソジャルがツ-フットになってしまった。
先にあったファイナルではSPは首位だったけどフリーは2位になるミスがあったとか。
(まだ私は録画を観ていません)
その事から後半に詰め込み過ぎた要素を入れ替えたそうです。
そして何と、新しい構成で「通し」を一回しかやっていないとか! ウソでしょ!
結果的には素晴らしい出来で10点を出すジャッジも数人いました。
岡部さんも「素晴らしい芸術的なプログラムだった。」と絶賛。
本当に良いものを観させていただきました。
フリーは150.23点、トータルで228.92点。
参考記録ながらシーズンベストです。
見事な完全優勝でした。
最終結果はこちら。
1位と2位の差は何と20点も。
川口・スミルノフ組はほぼノーミスで素晴らしかった。
でももっと上を行くボロソジャル・トランコフ組は別格なんだろうな~
どちらも心に残る素敵なプログラムでした。
まとめとして・・・
「とてもレベルの高い大会でした。」
「優勝したペアは凄いですし、若手も伸びてきています。」
「ロシアの時代がまたやってくる。」と岡部さん。
千鶴さんは「バンクーバーでペアのメダルが途絶えたロシア、ソチに向けてかなり力をつけています。」とのこと。
優勝ペアのインタビューでは・・・
「全体的には満足している。」とボロソジャル。
「緊張感を克服しなければならない。」とトランコフ。
笑顔は一瞬見せるだけで、お二人とも厳しい覚悟をするようなコメントでした。
ワールドでトップになるために、一層努力をし続けるであろうボロソジャルとトランコフ。
ユーロもワールドも期待しています